「静かな激しさ、美しかった」3月のライオン 前編 かめさんさんの映画レビュー(感想・評価)
静かな激しさ、美しかった
対局シーン。
「音」で心臓が鷲掴みにされた。
息づかい、飲み物を飲む音、咀嚼音、駒を打つ音。
そして役者さん達の「表情」。
私は全く将棋のルールを知らないまま映画を観たが、知識の有無など関係なく、対局シーンでは目が離せなかった。
将棋とは、こんなにも激しいものなのか。
もちろんそういった対局シーンの部分だけでなく、主人公を取り巻く人間模様等も見どころがあり、後編がとても気になる終わり方だった。
将棋のルールを知らなくても魅せられる映画だと思った。また、将棋を通して、役者さん達の新しい顔を見ることができたと思う。
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