「静かに情熱的に」3月のライオン 前編 かなさんの映画レビュー(感想・評価)
静かに情熱的に
強くなることでしか生きていけない1人の棋士の話。
漫画は途中までしか読めてないのであまり知識がなく。前編後編セットのムビチケを買って遠くの映画館へ。
観終わって圧倒されて、体力が一気に消耗されて疲れきってしまった。爽やかな疲れ。神木隆之介くんの何かに取り憑かれたような熱演ぶり。家族を失ってひとりぼっちになってしまった桐山零の苦しみ、出会った人々。零に冷たく当たる人もいれば、暖かく迎える人もいる。対局のシーンは将棋で強くなることでしか生きていけない零の覚悟が見えました。
将棋の世界の人々は、必死で生き、零が出会う川本三姉妹の笑顔に癒され、高校で友達がいない零を支える林田先生の情熱に背中を押され、逃げ出した家族に恐れ、必死で生きる桐山零くんの姿に圧倒されながら劇場をあとにしたのでした。
後編はもっとドラマチックな予感がするので楽しみです。
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