「普通にジャッキー映画」ドラゴン・ブレイド うにたん♪さんの映画レビュー(感想・評価)
普通にジャッキー映画
史実が元とあったが、脚色してつくるのは当たり前だから、はしょった感じは仕方ない。
「敵を友となせ」は解決の糸口の掴めない世界的な情勢を含めてのジャッキーらしい解釈として見れば、多少まとまりがなくてもジャッキー映画として観られる。
これがジャッキー主演で無ければ売れないと言うのが現実だろうけれど。
ラストの混戦で部族の顔がバタバタ倒れていくのは物悲しい。
裸の王さまになったティベリウス?はフォを秒殺して言い訳も並べられたと思うのに、諦めてしまったのは心の弱さか。あれだけの謀略をやりきっておきながら最期に投げてしまうとは、彼も心底から暴虐の人ではなく、ボタンの掛け違いであれだけの道を踏み外したのかもしれない。
もともと人は弱いものである。
コメントする