デスノート Light up the NEW worldのレビュー・感想・評価
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旧作が良すぎたために••••
自分は普段邦画をあまり見ないんですが、前作のデスノートだけは面白くてDVDまで買ってしまったほどのファンです。
今回はその続編ということで、 結論、おもしろかった!!
ただ、やはり旧作2本には到底及ばないな。。
まずはキャスティングが個人的にブーです>_<
素晴らしい俳優の皆様ですが、特にL役を演じた松山健一とクールなキャラは強烈だったから、今回のN役もそんなキャラであってほしかった
なんだこれ
レビュー見ておもしろくないんやろなーと思いつつ、期待せずに観賞。
Huluのドラマも観賞済み。
それでもおもんない。
デスノートの頭脳戦全く皆無。
争奪戦とかいいつつすぐ6冊の所在わかります。
一瞬です。
6冊ルールとか作る意味あった?
死神6体出るんかなとか期待もしたけど、全く出ない。
ほぼリュークとアーマだけ。
アーマは沢城さん声やってて、そこは似合ってたし、よかった。
デスノートをただの殺害方法にしか使用せえへんし、所有者特定にデスノートで操ってとかもなし。
ハッキングってなんだそれ。
竜崎のすごさもよくわからんかった。
結局死なへんかったのはたまたまで、実際、キラが名前書いてなかったら死んでんじゃないの?
しかも前作の二番煎じだし、なんもすごいと思わへん。
キラも予告ぐらいから怪しいなと思ってたら案の定やし、おもんないー
まだ序盤は耐えれたけど、中盤から微妙さが漂う。
後半はもうおもしろくなさすぎて辛かったわ。
いい役者さん使ってるのになー。
脚本がダメすぎた。
おすすめできない。
可もあり不可もあり
まず、役者さんはとっても良かったです。
東出くんは表情の変化とか素敵で
池松くんは今回一番演技力が高いと思いました
菅田くんはいつもどおりのオーラでした。みなさんかっこ良かったです。
ですが、ストーリーでは疑問が沢山あったと感じられました。もっと竜崎は頭フル回転にキラについて考えて警察に役に立ってほしかったし、新生キラの天才ハッカー感とかもっと掘り下げてほしかった。
死に方もどうかと思う。
ミサも出番少なくて、
え。キラの子供????
もう数えたらきりがないです笑
なにより、新しい死神のキャラがありえない
せっかく桃李くんが声優してるのに加工したら意味ないし
ややこしいので
もう一回DVDで確認したい
エンドロール後の台詞を聴き逃すな‼
全て計画通りだ(だったかな?笑)のキラの台詞は、後から効いてくる。最後のシーンとエンドロール後のキラの台詞が、後からじわり。
竜崎、今日俺は死ぬって、どうやって知ったんだろう?もしかして、デスノートに書かれた台詞通に身代わりに死んでいったとすると、構成は活きてくることになる。
誰かも書いていたが頭脳戦って感じがしなかったけれど、最後の台詞で、全てまとまる感じ。
エンドロール後のキラの台詞を聴かずに立ち去った人には全く意味がわからなくなる内容なんだと思う。
今年観た映画でトップ3に入る
この映画のレビューを見てると原作とズレ、頭脳戦してないなどの感想が多々ありますが個人的にはそういった批判は的外れかなと思いました。
そもそも、実写作品というのは映画やドラマの形をとる時点で根は共通しているが原作とは別作品と考えます。そのうえで比較しながらデスノートは深みがより出てくる作品と思います。
加えてデスノートは原作との結末の違いが決定的に原作と袂分けたと解釈してます。そもそも原作でなく前後編の続編なので過度な原作意識は逆にバイアスとなってしまうのでは…と。
次に頭脳戦ですが、原作でも第二部ではデスノートの存在をお互いに知っており心理戦に重点が置かれ頭脳戦要素は薄く最後の駆け引きはどちらかというと後出しジャンケンになっているようにも思えました。
今作はその第二部の雰囲気に似るのだろうと考えていました。ただ3人の天才が~というキャッチコピーは大げさだろうなと思います。
頭脳戦要素もあるが概ね人間ドラマ的であったという所でしょうか。ドラマ以上にもしデスノートを手にしたら…?という要素が強調されていたと。
もう一つ見受けられたのが二次創作的というものでしたが、
劇中の竜崎が述べていたように「デスノートが存在するんだから夜神月も生きていてもおかしくない~(意訳」というのがありました。
勿論セリフのような事実はありませんでしたが、続編に対する視座を与えてくれたセリフだと思いました。
六冊のノートもデスノートの世界ではあながち有り得なくもないと思います。
月の遺伝子は流石にうーん?という感じですが…
本題に入ります。
演出とキャラの掘り下げ、劇伴が前後編をも上回る勢いでした。
旧来のキャラも含めてちゃんと描きつつ容赦もしない展開。特に松田は前後編よりもちゃんと描いていました。
女性陣の見せ方も佐藤監督のほうが上手ではないでしょうか。
とくに注目したのは後継者3人の未熟さから浮かび上がる人間味です。
新生キラであった三島は竜崎と紫苑をも利用し六冊のノートを集める計画を実行できたが記憶を取り戻したときにはキラにも染まれずL側にも染まることもできず。東出さんの堅い演技が生かされていたと思います。
竜崎は死神に情を持ち終盤では無力感をも曝け出したのが人間味が出ていた。Lとキラと死神の奇妙な友情。正直松山ケンイチのLよりも好きです。
紫苑はキラの使者としての不気味な青年というイメージでしたが終盤のリュークとの掛け合いは幼稚さも見え笑えてしまいました。
結末が納得しきれないのとこれ以上の続編は望みませんが、近年の続編のなかではスターウォーズよりも好きです。
デスノート六冊も要らなかった・・・・
もう少し少なかったら、一冊ごとの頭脳戦が楽しめそうだったのに!と残念でした。役者さんが死ぬためだけに集められた感じがする。
あんなぽんぽんノート回収できるのか・・・
ドラマの頭脳戦のレベルが高すぎて、きっと頭脳戦についてけなくなるだろうから、役者さんのお芝居を楽しみに行こう!と意気込んでましたが、予想外にシンプルな流れで拍子抜けでした。
お前だったのか!という驚きはありましたけど、拍子抜けすぎました・・・
全体的に事がスムーズに運びすぎてて、サスペンスとしては物足りない気がします。
池松さんはこんなとこでも年上女性(風のひと)に好かれるんですね(笑)と、池松さんのお芝居好きな自分は嬉しかったです。笑
残念すぎる
すごく楽しみにしてたのに…
残念な出来です。
まず、展開が遅ーい。
かなり早い段階で飽きてきちゃいました。
同じ映画館で見てた人たちも、途中トイレとかで抜ける人何人もいたし、いびきかいて寝てる人もいたし…
みんな、つまらないんだろうなって(笑)
デスノートは頭脳戦が面白いのに、それがないのが残念でした。
一時的に記憶なくすとこ、死神がノートに名前書いて人間助けるとことか、ほとんど前作と同じだし。
続編作る意味あったのかなあ?!
1番訳が分からなかったのは、最後です。
三島はキラですよね?ノート使って人殺しましたよね?(ノート以外でも殺してたはず)竜崎のことも三島が殺しましたよね?
なのに、なんで釈放されるのか意味がわかりません。
まあ…とりあえずお金払ってまで見る価値はないです。
点低いから気になって見に行ったら、納得の酷さ
ストーリー
デスノートでみんなが期待するのは、頭脳戦
全くそれがなく、今回は銃撃戦、だからアクションものとして捉えないと
人もよく死ぬし
東出、菅田、池松の三人に、愛情がわかない
キャラ立ちしてない
この人たちのこの信念があるよね、みたいな共感を持てるストーリーが織り込まれてないせいか、全く一人一人の人に、思いが持てない
演技
東出さん、ひどいね
監督がひどいのか、菅田、池松すら、酷く見えて来る
心に残るシーンもないし
唯一良かったカットは、東出が、デスノートに触れるシーン
それくらいかな
あと続編あるなら、
みさと、松田は死ぬ必要ない
暇をもて余した神々の遊び。
ってくらい時間に余裕があったら見ると良い映画です。(原作、前作、ドラマを見た人の感想だと思ってください。)
まとめサイトにこの映画のレビューがやばいwwwってスレがあったので、逆に購買意欲をそそられ見てしまった。原作が頭脳戦なら、本作は完全に肉弾戦。ノート対銃。銃使う人もお顔チラリズムだからどんどん死んでく。10年前の事件があったから、わざわざデスノート捜査本部まで専門組織作ったのに、何1つちゃんとした防衛策が取れてない。松田…お前は10年経っても松田のままだった…(良い意味で)
冒頭の一般人がどんどんデスノートの手にかかってく中、パトカーで駆けつけて、捜査員総動員して被疑者追っかけるのなんて、まるで踊る大走査線見てる感じ。もう「踊る大走査線 デスノートを封印せよ!」のサブタイつけたら良いんじゃない?
5分に一度はツッコミたくなる映画です。
藤原ライト、窪田ライトとは別物としてお楽しみください。
私が本作各キャラに待ったイメージもご参照頂けますと幸甚です。
三島:後半1時間で加速度的に伏線回収しすぎて、本人のキャラが整わないまま幕引きした悲しいキャラ。立ち位置主演、扱いモブ。
竜崎:馬鹿のふりした天才とみせかけての馬鹿。あと家のセキュリティがばがばすぎ。家の鍵、私の家と同じシリンダー錠とか、ワイミーズハウスの資産どこいったし。
紫苑:家族を復讐をキラがしてくれた…ってミサポジションなのに全然絡んでこない。何なら積極的に捜査本部に情報提供しちゃうなんちゃってテロリスト。もはや折り紙ニスト。
ミサミサ:原作ファンの取り込み要員。原作に最期が描かれなかったから、ファン受けは良い終わり方だったかも。扱いは残材。
松田:10年後編に登場したのは嬉しいけど、あの扱いはあんまりだ…松田ぁぁぁあ!
リューク:しゃべりすぎ。藤原ライトがこの状況ならノート燃やされて死神チェンジされてもおかしくないレベル。
アーマ:本作の主演女優賞、冗談抜きで出演シーン1番長いと思う。
ベッポ:GREENの映画からの友情出演とは思うけど、私的には松田桃太の友情出演と思ってる。(名前被り的に)
初代L:声だけの出演かつあの映像のせいで私は脳内消臭力のCMに変換されました。
個人的には最後の大どんでん返しには、ジェバンニのノートを使って、Lたちの完全勝利みたいにして欲しかった。(ちょいちょい原作のシーンを再利用してくるから、結末もこの際同じ終わり方でも良かったさー。)
俳優さんは豪華なんだけど、上映前の予告にたくさん出てて映画シーズンの中の1作品って感じになったのか、2時間だと尺が短くて薄まりすぎた印象が否めない。
次回作あるような幕引きだったけど、またノート6冊に戻してやるのだけはやめて欲しい。
思ってたよりはマシだったかな・・・?
原作は連載当時に読んでいた。
映画については、前作など一切未見だが、数年前「L」が主役の文庫本(映画の続編?)を読んだ程度の知識。
また、皆さんの「結構キツイ内容のレビュー」を見た後なので、ハードルはかなり低い状態。
さて、そんな私でも細かい突っ込みどころは満載なので、そう言う部分がマイナスを大きくしていることは理解できた。
役者さんの演技に対しては、基本的に不満は「ほぼ無い」。
今回のストーリーでは、ノートが6冊ある必要が全く理解できないが(2~3冊あれば十分)、物語の大きな流れは「まあアリかな」と、個人的には思える内容。
以前とのつながりや、オリジナル設定との矛盾が気になる方には厳しい内容。細かいことを気にせず見ることができる方でないと「★3つ以上」は、ないのでは。
私の中の納得できない部分:
・「松田が死ぬシーン」
キラのアジトに突入した際にノートで殺されるが、わざわざあのタイミングで行う必要はあるのか?そもそも死ぬ必要があるのか??
・「新・竜崎」の名前がノートに書かれていたこと
いつ誰にノートに名前を書かれていたのか?また、クライマックスより先の日付で書かれていたのはなぜか。しかも今回の事件が解決するタイミングを計っていたような・・・?
・「L」がいることが分かっているのに、機関銃乱射
紫苑は「キラの秘密の場所」を探る為にミサミサまで利用したのに、(「三島」と「L」はとりあえず置いといて・・・)どうやって「キラの秘密の場所」に警察が来れた?さらに「L」ごと射殺??何を考えているの???
だから顔を隠せと…
何度同じ過ちを繰り返すのだろうか。デスノート所有者は死神の目を持っている可能性があり、顔を見られたら死ぬということは過去の経験から分かっているはずなのに全く学習していない。腕で顔のした半分を隠しているだけなので、少し腕がズレると顔を見られて死んでしまいます。これで今回も多くの犠牲者が出ていました。そこが気になってイライラ。せめてサングラスとマスク常備しろ!
また、Lは遺伝子を残した…とかキラは遺伝子を残した…とか…。子供作っとったんかい。無理矢理な設定で全く入っていけない。ほとんど頭脳戦は繰り広げられません。劇中で「ノートが銃に勝てるかよ」的なセリフがありましたが、まさにそれ。銃がノートに勝ちます。銃撃戦です。アクション映画と呼ぶとアクション映画界隈に怒られそうなのでそうは呼びませんが、ほとんどそれに近い感じです。
原作ファンなので惰性で観に行ったが、少し後悔しながら帰宅。唯一楽しみにしていた松ケンもほとんど出演無いに等しいし失敗したねぇ。
6冊もあるのに・・・
予告を見たとき、6冊のデスノートでどれだけのパラレルワールドになるのだ?と勝手に思い、勝手に期待していたのですが・・・
いつの間にやら、集められてしまい、意味がない。
どれだけの争奪戦、頭脳戦になるのかと期待したのに、かけらもない。
月(ライト)の子供??無理矢理にもほどがある。
ミサミサ、せっかく出てきたのに、あんなことするかな。
何が「計画通り」なのだ??
というわけで、デスノートファン、特に頭脳戦が好きな方にはお薦めできません。
CGや銃撃が好きな方、デスノートをあまり知らない方はどうぞ。
計画通り、って言えば良いってモンじゃない
今までは原作を読んでいれば補完出来ていた部分が、全く無くなってしまった為にアッサリした内容に感じてしまいました。
池松さんは怪演、原作にも負けない気持ち悪いのに格好良くて応援したくなるキャラクターに仕上がってました。
ただキラが非常に残念で。
読者は皆知ってるのに、ライトの巧妙なやり方に寄ってキャラクター達が騙され、動かされていく中で、こいつすげえ、って思わせるのが大事なんです。
漫画では心理を文字にして丁寧に読ませられる為に、ライトがいかに独善的な下種野郎で清々しい悪役であったか、伝えられたんだと思います。計画通り、の顔の恐ろしさ、頭の切れがより分かるというか。
今回のキラさんは正体不明だった上に計画通りだった結果、特殊部隊に襲われます。
しかもそいつにLを引き継げってオチが、いや、無理だろ、と思わせくれます。
役者の力量も問題ですが、シナリオを書いた人が根本的に理解できてなかったんだろうな、と。
逆にあのメッセージであれだけ絵を描いて動けた紫苑が凄すぎでした。
紫苑が迷わずキラを殺してしまった方が説得力があったくらい。
お前はジェバンニかw
もう1点、永遠に近い命をもって地獄に飽き飽きしてる死神が
デスノートを人に渡して、それを見て楽しむ、のがリュークのスタンスだったと私は理解していましたが、どうやら死神大王になりたくて沢山人殺しするヤツにノートを渡したかったみたいです。
ドラマでも、違和感ありましたけど、基本リュークは観測者なんです。煽ったり感謝したりはするけど、自分では行動せず、人の愚かな様を見て笑いたいだけなんだと思います。
今回のリュークは見た目の迫力は凄かったけど、お前誰、っていう印象でした。
更に、デスノートの世界では死んだら天国か地獄に行きますが、デスノートを使った人は無になっちゃいます。
現実の話ですが、死んだ後の世界があると信じているから、テロリストの末端は性器に香水を振ってハーレムにいけると信じて自爆出来るんです。
それが物語りだと知っていても、靖国で逢える信じて。その上に酒や薬物の力を借りて無になる恐怖を振り切って自爆できるんです。
果たしてあの程度の小物の三島に死んだ後の世界があると知った状況で無になる覚悟が出来たのか。
良い事をして死ねば天国にいける世界、死の恐怖を克服できる世界
と分かってライトと同じ道を進む、ある種の頭の悪さが彼に有ったのだとしたら、それを描く必要があったと思います。
デスノートの原作で描かれた娯楽性とテーマ性の共存が余りにも薄かった。
娯楽性だけの、名前を書いたら死ぬノートがある、というアイディアだけで話を進め、キャラクターの掘り下げや話の中身は以前の作品の印象任せといった感じでした。
細かい事を言えば、直前に通信が妨害されたにしたって、警察はミサを監視してたんじゃないのかよ、ノートもって出てくの誰も見てなかったのかよ、とか。
お前ら顔隠して近づけよ、とか。
ノート3冊くらいでいいんじゃない?死神も3人しかいないし、とか。
ライトがアメリカで遺伝子残してた?、とか。
納得いかない事は色々出てきますが、案外テンポは良くて殺人ノートがあるんだ、誰が使ってるんだろう?
犯人をどうやって捕まえよう?くらいの話として観れば絵的には興味深い、面白い場面が多く、竜崎や紫苑の頑張りもあって、一応観れなくは無い感じには仕上がってると思います。
原作もドラマもアニメも触れずにこれだけ観たら案外観れるのかも。
逆にデスノートと名乗る以上原作と比べて内容を考えてみるとかなり突っ込み所の多い、デスノートのアイディアと名詞だけを借りた別物の薄い映画と言えると、私は思いました。
Write up the NEW scenario
原作マンガは最終巻まで読んでいたのだが、実写映画版
については本作公開前に「映画版の続編だから予習しと
かないとついていけないかも」と感じて慌てて初鑑賞。
(今まで観ていなかった理由は長くなるので省略。
予想よりもずっと巧みで面白かったというのが結論。)
で、今回の新作である。
先日の『アイ アム ア ヒーロー』がずば抜けていた佐藤信介
監督の新作ということもあり楽しみにしてました。けれど。
いやね、大作感というかかっちょ良く撮れてる映像や
それに見合ったテンションは良いと思うんですよ。
良い役者さんも揃ってるし、死神のCGもかなり精緻。
最初の30分くらいは色々と期待させてくれるし、
ミサや松田の最期に少し切なくなったり、終盤
サプライズもあったり、最後まで飽きずに観る事は出来た。
だけどそれ以上に、残念な点や無理のある点が多過ぎる。
* * *
まずハッキングという“逃げ口上”で何でもアリにしちゃう脚本が難。
サイバーテロリスト・紫苑のアジトへ突入するシーンで、
どうやって主人公達を欺いたのかが説明されなかったり、
監視カメラの乗っ取りやジャマーでの電波妨害を
さも普通の出来事のように扱ったり、あとは対策室の
サーバーがダウンするシーンも「松田と課長以外は
顔バレしてないはずなのに誰を操れたのか?」と疑問符。
ハッキングの達人ならどれもこれも出来て当たり前ってこと?
違うんよ。こっちはデジタルツール合戦なんて
期待してないんよ。アナログな頭脳戦を見たいんよ。
電子機器でなんでもござれなら伏線も何も要らない訳で、
そんなのはサスペンスとしてはひとつも面白くない訳で。
しかもそれらサイバー描写にリアリティがあればまだしも、
解析と呼ぶにはお粗末すぎるあの隠しメッセージ
の出方とか、物凄く分かり易い場所に置かれた
物凄くデカいジャマ―とかに思わず失笑。
* * *
その他、ツッコミ所や不明点を箇条書きで列挙。
(実はもっとあるが長くなるので主要点だけ)
・冒頭あれだけ顔を隠すことを徹底してたのに一番危険な
場面で顔さらしっぱなしという無謀すぎるメンバー。
・お互いの本名も過去も知らない点は徹底しているのに、
新Lの自宅の位置を三島が把握していたのは何故。
そこは一番他人に明かさないようにしなきゃ危ないんじゃ。
そうでなくても新Lはノート持ってるんだから最警戒せな。
・夜神月が万が一に備えて息子を残していたって設定自体に
無理がある。前作を観てる限り、そんなヒマいつあったの。
後見人ミカミも恐らく原作のキラ崇拝者・魅上の
ポジションだろうが、これまたいつスカウトしたん。
・夜神月の思い出の場所って何?
利用するだけの立場だったミサに教えていたのも妙だし
最悪それをアリとしても、三島と新Lはどうやって辿り着いた?
・新Lは自分が死ねない事を知らなかったのに、ミサに「即死」
と書かれたタイミングで死んだフリをしたことになる。
* * *
キラの真の後継者が明かされるドンデン返しには「おおっ!!」
と思ったが、すぐに「あれ待て待ておかしくね?」と再考。
たぶん三島は自分の編集したメッセージで紫苑が動き出し、
キラ対策班と新Lが協力して全ノートを奪取できるまでの
タイミングを予測した上で新Lの名前と死亡時刻を
ノートに書き込んでいたんだろうと思う。
だがそれを予測するのは新Lがノート所有者である
ことを前もって知っていなければ難しいはずだし、
そもそも新Lのノートを奪う絶好のタイミングで、
逆に新Lを生かした事に何のメリットがあったのか?
全ノート奪取が目的なら特殊部隊の襲撃は想定外
だろうし、まさか自分の正体を知りつつ新Lが協力
してくれるなんて考えるワケ無いし……。
結局、三島にとってどこまでが想定内で、
どこまでが想定外だったのかがよく分からない。
* * *
ううううむ、今回ツッコミだけで1700字近くです。
先にも書いた通り、映像的には格好良いんだけどねえ。
役者や映像を観る分には良し。シナリオについては不満タラタラ。
レビュータイトル通り、新しいシナリオ書いて欲しい。
イマイチの2.5判定で。
<2016.10.29鑑賞>
ややこしや
見てて苦痛だった。
肩がこった。
本気でこの映画を見に来た人はまぁ楽しめるかも。軽い気持ちで入ると1000円無駄にします。
日本の映画の悪いところを詰め込んだ様な映画だった。
結局竜崎そんな活躍してないし、
謎の喧嘩シーン
深みのないセリフばかり
視聴者の予想を覆しとけばいいってもんじゃないかな、
銃撃戦のしょぼさ
変にひねりすぎ。
すべてのキャストの使い方が中途半端。
唯一評価できる点は
ベポ cv:松坂桃李
計画通り…?
ストーリー、設定はさておき。
Lの後継者はまぁ良かった。ウルトラC級な感じ?!やっちゃったょ確実に。
戸田恵梨香のミサミサが可哀想。
ちょい役じゃんあれ。
しかも続編を匂わせる終わり方。まじかよ。ある意味、目が点になった…
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