劇場公開日 2016年3月18日

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リリーのすべてのレビュー・感想・評価

全260件中、241~260件目を表示

4.0骨太な作品

2016年3月20日
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いやこれ、性転換という全く興味のないテーマなんで
自分が感情移入できるか心配だったんですが、
ニュース番組で、エディレッドマインのインタビュー
見て、興味もったんで、だまされたと思って行ってきました(^^;

結果、エディレッドマインの役者魂素晴らしすぎる!!

全く興味ないジャンルだけど、
どんどんひきこまて、この人の苦悩とか
奥さんの苦悩とか、すごく伝わって涙涙でした。

レ・ミゼラブルで、なんでこんなイケメンじゃない人が起用されてんの??とか思っててごめんなさい(>_<)
デカプリオはこの演技を差し置いて主演男優賞なんですね??

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Rinko

4.0実話は重い

2016年3月20日
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けして美男ではない、彼がまー美しくて、しぐさや視線、女だ。
大きな愛、人としての愛で苦しみながら共に生きた彼女は素晴らしい。

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モナチン

3.5エディ・レッドメインの為の映画

2016年3月20日
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37本目。
女優の人がオスカー取ったと思う、確か。
でもエディ・レッドメインの演技に目が行く。
スイッチ入ってからの代わり様がスゴイ。

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ひで

4.0エディ・レッドメインの凄さを改めて知った作品。

2016年3月20日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

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ひろっぴ

3.5もし男女で観るなら、少し御用心かも??

2016年3月20日
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鑑賞方法:映画館

渋谷humaxにて鑑賞しました。
公開2日目ということもあり、満員御礼で割引が使えなかった。
それ自体は残念なのだが(humaxは何も悪くない)、映画はとても面白かった。
トランスジェンダーの男性が主人公なのだが、1920年代時点ではまだまだ理解されようもない病気に立ち向かい、史上初めて性転換手術に挑む話である。
ぼく自身は正直、性同一性障害とか同性愛などにはあまり興味がないため、ある意味、変に感情移入することなく楽に観れた。
ぼくが面白いと感じたのは、監督の細やかな目線だった。
主人公が、触れた瞬間、感じた瞬間を絶対に見逃さない演出に感嘆した。
物語の構成としては、前半は、内なる自分に気づき困惑する夫目線、後半は、女性としての自分を受け入れた夫に翻弄される妻目線といった感じで、ぼくは前半がとても興味深かった。
一緒に観た女性は後半が面白かったようで、当然ながら男性と女性では観る目線が違ったようだ。
ぼくはアイナーで観る映画だと思ったが、同席した女性は妻目線で観る映画だと言っていた。
もし男女で観た場合、真面目に議論したら最終的にケンカになるかもしれない映画だなあと思った。
とはいえ、とても良い映画だったのでオススメです。

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saburo

4.5自分ではない

2016年3月20日
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自分の性が、本当の自分ではないという苦しみが伝わってきた。
男か女かというのは個人のアイデンティティの根っこにあるもので、多くの人は与えられた性別を自明の事として疑問も持たずに生きている。でもそのことに違和感をいつも感じていたら… 自分を殺したくなるというつぶやきがリアルに聞こえた。
演技が素晴らしいが、それ以上にトランスジェンダーの生きる苦しみが伝わってきた。

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Momoko

4.0想像してたよりもっともっと重かった

2016年3月19日
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鑑賞方法:映画館

難しい

話が進めば進む程、どんどん重くなっていく。誰が悪いとかってことじゃないし、お互い愛し合ってるからこそ、切ないですね。
エディは女装のレベルを越えてますね。表情、仕草、立ち振舞い、その辺の女性よりずっと女性らしい、すごい。

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okuy

4.0難しい題材

2016年3月19日
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鑑賞方法:映画館

性の不一致が、いかに苦しいものか。自分は理解とまではいかないが、感じることはできました。
日々の苦悩がすごいことも。

リリーの存在に理解を示す妻ゲルダ。彼女が女として幸せになってくれることを見終わって切に思いました。

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Nobito

3.5愛しのリリー

2016年3月19日
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鑑賞方法:映画館

見終わった後、しばらく余韻が残り、胸が苦しくなりました。感動しました。性同一性障害は、今となっては驚くことはなくなりましたが当時は受け入れ難い現実であり…
リリーのような人がたくさん苦しんでいたのだろうと…
絵画と風景と人物画と共に美しく描かれていました。
ストーリーの流れと心理描写にも引き込まれます。
何といっても、エディ・レッドメインは本当に、演技が素晴らしいです。リリーの繊細な心がすごく伝わってきました。
あと、今、いろいろな映画に出てるベン・ウィショーにも注目です!

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KURO

5.0本来の自分

2016年3月19日
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ぺんぺん

5.0心情の揺れ動きに、2時間泣きっぱなし

2016年3月18日
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泣ける

知的

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1799

4.5分裂しそうな内面を動的かつ端正に描く秀作

2016年3月18日
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1920年代のデンマーク。
アイナー・ヴェイナー(エディ・レッドメイン)は風景画家として成功を収めつつあった。
妻のゲルダ(アリシア・ヴィカンダー)も画家であるが、主流でない肖像画を中心に描いているため、成功には程遠い。
ある日、製作中の妻のモデルの踊り子の替わりを務めたアイナーは、幼い頃からの想いと相まって、自身の内からの女性性に目覚めていく・・・というハナシ。

内なる自分に気づいて、内面が分裂しそうになるひとの話はこれまで何度かお目にかかった。
そういう意味では、それほど目新しくはない。

しかし、トム・フーパー監督は、その内面性を巧みに、それも的確に端正ともいえる映像で表現していきます。

冒頭のデンマークのフィヨルド地方の沼の風景。
それは、アイナーが幼い時分に暮らした土地。
水面に映る立木。
それは、揺らいでいる。
そして、風景に続いて製作過程のアイナーが写し出され、その湖沼地域の風景画を描いている。
この導入部は、後に明かされるアイナーの幼い時分のエピソードを知ると、非常に巧い。

アイナーが自身の女性性に気づく代理モデルのシーン。
ストッキングを履き、右脚を斜めに伸ばしたアイナーは、そのスベスベの脚を自身で魅入る。
このスベスベ感、このシーン以前にアイナーが件の踊り子のもとを訪ね、多数並んだ彼女のスベスベした衣装を手で撫でるところと上手く関連付けられている。

これらの内面の女性性に気づくアイナーを、抑制した表現でみせているあたり、トム・フーパー監督の巧さを感じ、一気に映画に引き込まれていきます。

さらには、妻役アリシア・ヴィカンダー。
たまたま、アイナーにモデルの代替を頼んだことで彼の女性性を引き出すことになるのだけれど、当初はそんな意図などなく、面白半分、ゲームのような気持ちでした。
夫の女装も、ゲーム=つまり、夫と自分とのなかでの秘密の共有、程度だったのが、アイナーの自我を引き裂き、自分をも引き裂いていくさまを、こちらも感情移入できるように演じています。

この引き裂かれた自己、そして引き裂かれて相手を変わらずに愛おしく感じてしまう感情。
このダイナミックな主題を、トム・フーパーは端正に描いていきます。

ダイナミックでありながら端正、相矛盾するふたつを巧みに演出した例としては、次のふたつが挙げられます。
パリに移住したアイナーが覗き部屋で、裸婦を覗き見ながら、自身が裸婦と同化していくさま。
押さえきれない女性性の発露を、部屋を仕切るガラスに映る裸婦とアイナーのシンクロニティで描きます。
ここはダイナミックな例です。

端正なのは、切り返しの上手さ。
言い争うアイナーとゲルダ、手術に挑む前のアイナーと教授など、ふたつの対象をそれぞれのフレームに収めて、的確にみせていきます。
最近の映画では、意外とうまい切り返しが少なく、何気ないショットですが、切り返しに至るまでを的確に撮っているからだと思います。

物語は後半、アイナーの手術にうつっていくのですが、手術は、男性性器の切除と女性器の形成の2回にわたります。
1回目の手術を終えたあとのアイナー(もうこの時点ではリリーですが)の心境の変化にはかなり驚かされます。
それまで抑圧されていたものから解放されて、自由になったわけですが、その自由に対しての渇望・欲求が極端に大きくなっていきます。
物語的には、ここいらあたりがかなり興味深かったです。

そんな自己解放が進んでいくアイナー/リリーを愛しつづけるアリシアには胸が押しつぶされそうになりました。

観終わってまだ整理がついていないので、とっ散らかったレビューになってしまいましたが、評価は「秀作」です。

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りゃんひさ

4.5とてもいい映画だった、 2人の演技が上手すぎる。 自分はそういう者...

2016年3月18日
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レオニダス

5.0前半から泣き通しの映画

2016年3月18日
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ツン子

4.0暗いが観る価値が多いにある映画

Kさん
2016年3月18日
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悲しい

全体的に暗い映画だった。
主人公に救いがないのが辛い。
手術が成功して女になったらリリーとゲルダの関係はどうなるのか。お互い幸せになれただろうか。
科学的に同性愛が先天的なものであると解明されているにも関わらず未だにLGBTの人々は人権を侵害されており、中には苦悩の中で死んでいく人もいる。
今から50年前の映画界で同性愛者に関する作品が多額の予算と力強いスタッフにより作られ、アカデミー賞の作品賞にノミネートされることが予期されていただろうか。確実に人類は差別撤廃に向けて一歩ずつ進んでおり、この映画はその一歩を象徴する作品である。
1人でも多くの人がこの作品を通してLGBTへの理解を深めることを願う。
力強い映画だった。

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K

5.0エディ・レッドメイン、入神の演技、必見の作品。

2016年3月18日
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泣ける

悲しい

知的

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bashiba

4.0究極の悲劇であって、ラブストーリーとはちと違う。

2016年3月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

エディレッドマン、アリシア・ヴィキャンデルの演技力は言うことなし。おそらくエディは日本では「イケメン俳優」という認識が高いから、女性役というのにアレルギー反応を示す人はいると思うが、ある一点を超えて、男性が完全に「女性」になる、スムーズなトランジッションは圧巻。ちなみに彼の演技のポイントは、「笑顔」です。フーパー

ただこの映画は、究極のラブストーリーではないと思う。
というのは、恋においた男が「女」に変わっていく戸惑いと、それでも「好き」の感情ではなく、「愛した」「事実」から、抜け出し切れない苦悩が描かれていて、物語の中途から、愛し合っていた二人は、ものすごく近いのに限りなく遠い二人になる。なぜなら、二人を繋いでるのは心ではなくて、形だから。極めて美しい悲劇です。

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のむ

5.0すべてが美しい

2016年3月9日
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正直女装のエディって・・と内心不安だったんだけど繊細な演技でなんの抵抗もなくリリーの気持ちに共感し愛おしく思えた。アリシアの演技はオスカーにふさわしく胸をしめつけられた。ベンもさすがの存在感。アンバーは凄まじい美貌。すべての俳優が見事に役に命を吹き込み風景、衣装を含め素晴らしい映像だった。プレミア上映会の舞台挨拶でのエディはすらりとラルフローレンのスーツを着こなし人懐っこい笑顔を振りまいてくれた。上映後はあちこちからすすり泣きが。ほんとに夢のような時間だった✨✨

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lumos97

4.5ジャパンプレミアにて鑑賞

2016年3月9日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

幸せ

TOHOシネマズ日劇で行われたジャパンプレミアにて鑑賞しました。

ジャパンプレミアには、主演のエディ・レッドメイン、監督のトム・フーパーが出席なさり、レッドカーペット、舞台挨拶が行われました。

エディが演じるのは女性の心を持ちながら、男性の身体を持つことに葛藤する人間を演じていて、彼を支える妻をアリシア・ビカンダーが演じている。

女性として生きたいという思いとそれによって生じる問題や苦渋が描かれている。

夫婦揃って画家であり、出てくる絵画が大変美しいのだが、様々なシーンで芸術的な魅力を感じることができた。

舞台挨拶ではエディの優しさや紳士な面を見ることができ、大変満足できるものであったが、できることならば、先日アカデミー賞助演女優賞を獲得したアリシア・ビカンダーにも来日してもらいたかった。

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Tatsu

4.5自己の魂を解放しようともだえ苦しむ姿に感動

2016年2月28日
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知的

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DOGLOVER AKIKO