グッドモーニングショーのレビュー・感想・評価
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鑑賞者に合わせて脚本を作成してるって言いたいの?
少なくとも、文章を読むだけだったら、旧国営放送の様に、愛の無いAIで充分じゃない!♥
だいぶテレビ見ていないので現状は知らないが、TVってまだこんな事やってるの?
さて、
『ニュースを見せ物にしやがって』という台詞が出て来るが
『事件を真っ黒なワンちゃんな映画にしやがって』と返したい。
『くだらない映画ばかり作ってごめんなさい』って言わせる模倣犯が出ませんように。『くだらない映画は作らないようにお願いします。』
『富士电视台』なんて三年くらい見た事がない。
追記 しかし、親父さんに似てないね。まぁ、どちらもいい男なんだろうが、親父さんは綺麗だったよな。
『裏金隠◯解散』をきちんと報道してもらいたいものだ。
10/09 17時00分
見どころがないです
今回は人命がかかっているシーンが物語の核となっているため、序盤の伏線回収や犯行動機、人物の感情変化などを丁寧に描写するべきだと思いますが、時間をかけている割には内容が薄っぺらいです。結局犯人の動機や人となりに迫ろうとはせずに、人命がかかっている場面にも関わらず報道側が茶化しており、不快な場面が多いです。ギャグ路線にしたいのならわかりやすくしっかり笑いを取りに行くべきですが中途半端です。家族関係や女関係も序盤から問題点が浮き彫りになっていますが、物語を通して解決できていないため、あえて描写する必要はないです。家族や報道陣の反応も違和感があり、自己中心的な人が多く共感できる場面が少ないです。犯行動機の部分はもっと深堀するべきですが、手紙すら目を通さないのはギャグのつもりなんでしょうか?物語に緩急がなく終わり方もスッキリせず、なんとなく終わっていきます。ギャグにしたかったのかシリアスにしたかったのか、結局どちらにも振り切れず笑えもせず感動もせずの内容です。
ストーリー構成がグダグダ。ワイドショー賛美しか伝わらない映画
これジャンルはなんの映画何でしょうか。
まず人命かかっている状況で自分が頭下げれば人質助けると立て篭もり犯言ってるのに、警察突入の時間稼ぎするというわけでもなく、頑なに頭下げない主人公が不快でした。しかも映画も感動的なことしてる雰囲気出してるのも意味不明。
主人公はある過去の出来事で降格されたキャスターなのですが、その理由もしょーもなく序盤から引っ張った割に中盤でストーリーに影響与えるわけでもなく雑に回収されました。
また番組裏方が立て篭もり犯の事件起こした原因を探すパートがあるのですが、それから社会から虐げられたのが理由と推測して犯人を諭すのですが、結局理由もそれじゃなく脚本は何がしたいの?と
ワイドショー
昨今、テレビ業界というのは偏向報道云々でかなり評判悪い印象である。毎日毎日視聴率をとるために、いろんなネタをかき集めてきて大変なんだろうなと、若干冷めた目で見てしまう。本作を観ていて、その感覚がそっくりそのままあった。
番組制作に関わる人たちの生き様というのか、何かグッとくるものはあった。だがその人々の姿も事件現場や局の空気も、過ぎてしまえば日常、何も残らず何も変わらない。観ている自分は、生放送とか放送倫理とか立てこもりとか大変だね、どうせ上手くいくよ頑張ってね、という感じである。番組終了後一斉にかかってくる電話に、変な満足感があった。
GYAO!
視聴者に投票させる展開も何だか・・・
前夜に息子から結婚話を持ち出され戸惑いを感じる澄田(中井)。早朝、タクシーでテレビ局へと向かう中で小川圭子(長澤)から電話がかかり、今日の生放送で2人の仲を発表すると告げられ、慌てふためく澄田。いつものように“グッドモーニングショー”が始まるはずだったが、突如飛び込んできた臨時ニュース。
現場へ飛んだスタッフに警察の黒岩(松重豊)から犯人の要求が局の澄田だと聞かされ、澄田が現場へと向う。防弾チョッキ、防爆の重装備をさせられ、小型カメラをセットされる。犯人の身元はまもなく西谷颯太(濱田岳)とわかり、澄田も立てこもり現場へと連れて行かれる。西谷の要求は「つまらない番組を垂れ流したことについてカメラの前であやまれ」というもの。
コメディなのかシリアスなのか中途半端なまま進む。濱田、中井の演技自体も緊迫感が薄れているし、面白くない。しかも、犯人がそのカフェの元店員でかなりのブラック企業だったことが打ち明けられるが、君塚脚本はどうも社会的弱者が犯行に及ぶことを真っ当だと考えてるふしがあるところに不満が残る。また、警察の対応も、素人が説得に当たろうとしていることに任せっきりにしていることや、せっかく「否定しない、信用しない、約束しない」ことを教えてるのに、それが活かされてないなど、突入させる機動隊もいるのに詰めが甘い・・・
落ち目アナのいちばん長い朝
レンタルDVDで鑑賞。
朝のワイドショーの内幕劇を軸に、生放送中に発生した立てこもり事件の顛末と、それに巻き込まれた落ち目のアナウンサー・澄田(中井貴一)の最悪の朝を描いたコメディ。
コメディでありながら、マスコミとアナウンサー、ワイドショーという番組の垂れ流す発言などの罪つくりな部分を暴く社会派なところは骨太で、リアリティーに満ちているなと思いました。事件を通して澄田が自信を取り戻していくドラマも面白かったです。でも私は、内幕劇の方に目線が行ってました。
慌ただしい生放送前や最中の局員たちの姿は、こんなんなんだなと関心しながら観ていました。ワイドショーのスタッフと報道部スタッフの縄張り争い、プライドのぶつかり合いも見応えありました。そして、縄張り争いを仕掛けて来るヤツと云えば、個人的に小木茂光のイメージが強い(笑) これは、君塚良一脚本の「踊る大捜査線」シリーズを観ていたからこそ築き上げられたもので、本作でも本領を存分に発揮。力ずくで生放送を奪うも、結局は負けてしまうのもお約束で痛快でした(笑)
――
製作にフジテレビが関わっているところに、作為的なものを感じるのは私だけでしょうか…? 一見、自分たちの流している番組に関して、我々は第三者的な目線で検証することが出来るんですよ、という宣伝PVのような気がしました。
※鑑賞記録
2020/04/26:Amazonプライム・ビデオで再鑑賞
エンターテイメント!楽しめました!
夜中にAmazonでみました。
ワチャワチャして終わる感じかな?と期待薄で、ゴロリと転がって携帯片手にネットのニュースなんか見つつ鑑賞してましたが、気がついたら起き上がって携帯放って集中して楽しんでました。
最後の最後、放送後に、視聴者からのツイッターや電話のコメントが、すごく、現代をかんじました。リアルタイムで目にしてる割に他人事、それよりも視聴者プレゼントやネクタイの色かぁ、、、
焦点不明で娯楽映画でもない何か
息子はできちゃった婚して同僚の女キャスターには迫られて今日は散々だ~と思ってたら、今度は立てこもり犯に呼ばれちゃったよ~もう~なんて日だ!!
というコンセプトの今作。
テレビマンの裏側とか犯人の動機とか息子のデキ婚とか、その辺は全部オマケでしょう。飽く迄も、ある男の悲惨な一日の物語、としか、私は解釈できなかった。
まず、物語の序盤で忙しいテレビマン達の『リアル』が描かれる。ここは監督さんがテレビ出身ということもあって、非常に魅入れた。シン・ゴジラ顔負けの止まらないやり取りの中で、少し挟まれる気休めの会話。視聴者を意識した編成。速報が来ればバッサリ切られるネタ。占いは占い師から送られてくるんだ、とか。
ただ、ここで既にノイズが一つ。長澤まさみ演じる女キャスターだ。実は冗談で言っているのかと思いきや、マジだった(笑)。
うん、普通~~にキモい。
サイコパスも入っていて、ノイズでしかなかった。後半で犯人と対峙する主人公を補佐するのだが、最早前半の罪滅ぼしにしか見えなかったし(メタ的に)。
話を戻して、本作は前半が終わりに差し掛かる頃、急展開を迎える。立てこもり犯が主人公を要求してきたのだ。ようやくここでメインということもあってか、若干バランスも悪いのだが、それ以上に言いたいことだらけなので割愛。
そして犯人と対峙する前に、あるトラウマが主人公を蝕む・・・のだが、種明かしはスタジオの、しかも長澤まさみではない方のキャスターがぺろっと喋って終わり(笑)。で、そのトラウマも特に後ほどに効いてくることはない。
犯人との局面を打開するヒントだとか、そういう物語的に効いてくることは一切無いのだ。あ~邦画観てるんだな俺ってなりましたわ・・・。
なら、メインディッシュの犯人の動機は!?中井貴一と何か深い因縁があるんだろ!?無いにしても、何かこう、テレビというもに訴えかけるような何かが!!有るんだろ!!??
100人中98人はそう思っていた筈だ。
が、動機は・・・
「俺昔ここで働いててある日火事犯にされて首になってその後も色々辛くてある日貴方(中井貴一)に手紙渡そうとしたけど断られて・・・etc
だからあんたを呼んだんすよ!!
謝れ!!!!
」
は?
えっと、つまりだな・・・あんまり関係無くないか?(笑)。つか店長呼べよ。
中井貴一が通い詰めていたカフェという訳でもなければ、長澤まさみが関係していた訳でもない。ましてや、テレビ局も全く関係無い。いわばジョーカー的な犯人に、たまたま因縁を付けられた。それだけなのだ。
いや、シンプルにマスコミに叩かれたとか(罪はなすりつけられたのだから恨む理由になるし)でもいいのに、全くテレビ局が掠りもしていない事実に、少し違和感を覚える。
これは各方面でも言われている通り、テレビマン出身の君塚良一監督が、自らの畑を全力で批判することができなかったチキン行為の結果なのだ。全体的には今のテレビに訴えかけるような雰囲気を醸し出していても、肝心の部分ではクソみたいな所に逃げ、「まあ俺たちテレビ好きだし頑張ろうや!」で締めている。しょうもない。
肝心のメッセージ性的な部分がこうであるから、なら、単純な娯楽映画としてはどうなのか?という部分に関しても、正直微妙。犯人とのやり取りもドタバタする訳ではなく真摯に向き合うし、コメディらしいところは不快な長澤まさみ関連だけ。
《総評》
コメディでもなくメッセージ性のある映画でもない、中途半端な映画でした。何より、犯人の動機とマスコミ批判への逃げが最悪で、凡作でもなかったです。何も考えずに観ても楽しめないでしょう。
ポスターや予告編が明らかに面白そうなだけに、より悪質です(笑)。
P.S ちょいちょい映る低身長のスタッフさんが可愛かった♥
テレビは何でもして良いわけじゃない
役者陣がちゃんと演技派揃いで良かった。まずはそれに尽きる。
実際に起こり得る犯罪であり、実際に起き得るバッシングであり、実際にされ得る(震災の頃のフジなら間違いなくやってた)報道であったと思う。それに気付いているのかいないのか、流石に意識してやってるよな、一応テレビ自身の身を切る姿勢でテレビの実態を描いたのはとても面白かった。
しかし結局のところ、投票の不正や調整を正当化したようにも見えてしまうのはすごく残念。作品の中では、それのおかげで濱田岳が死なずに済んだことは間違いない。そうした方便や優しい嘘はこの世には必要なこともある。
が、問題は誰がどういう理由でそれを決めるのかということである。今回は時任三郎と中井貴一が人命のために行ったものだったから一応道理があったが、では普段はどうなってるんだ? なあおいフジテレビ? という問題提起(内部告発)作でもあったのなら、本当に良作だと思う。
と同時に、キャスターも人間で、各々の倫理観やプライベートというものがあるのよという視点も同時にあった点がまた作品を複雑にしている。それもテレビ業界のリアルなんだろうか。
はじめに演技派揃いで良かったと述べたが、キャスティングもまた良かった。中井氏はアナウンサー役だったが、ああいったニュースショーはタレントのなんちゃってコメンテーター起用も多いので、その辺の枠も居ればよりリアルだったのでは。
コメディタッチのシーンは面白かった。 立て篭もり犯がいる現場に行っ...
コメディタッチのシーンは面白かった。
立て篭もり犯がいる現場に行って、インタビューさせるとか、違うスポンサーの商品写り込んでるからそっち向かないで、とか、そこで浮気の暴露するんか?とか。
いやいやいやと突っ込みたくなる笑いがあった。
終盤は、シリアスより。
もっとコメディによってたらよかったのかも。
立て篭もり犯人の顔、名前がすぐにネットで出てたりブログすぐに特定されたりとか、今っぽくてよかった。
何この映画
まず、濱田岳演じる立てこもり犯と中井貴一演じるキャスターとのシリアスなやりとりが主な内容になっているのに、なぜ、わざわざコメディとうたっているのか全くわからない。
思い込み激しい役の長澤まさみに翻弄されるキャスターのハナシをメインにすれば普通に面白い内容だったのに。
そもそもこれはワイドショーの裏側を題材にしてるのにあまりにもリアリティがなさすぎる。コメディ一色にすればある程度リアリティがなくても許されたけどこれコメディになってないから終始アリエナイの連続。とにかく無茶苦茶すぎる。
いや〜ほんとに…なにこれ…ビックリするくらい意味わからんしつまらんし。
あと個人的に謎だったのは、濱田岳が以前に起きた火事を店長になすりつけられたと呟いた時に人質のサラリーマンが笑ったこと。なぜ笑わせた?命を奪われるかもしれないのにそこで笑う人質いるかっての。
どうやったらこんなストーリーになるのか、、、
ほんとは星0だけど0だと投稿できないからしょうがなく0.5つけました。
真実を伝えるのは難しそう
朝のニュースの見方が変わる映画でした。
真実を報道すべきだと言われる業界だけど
なかなか難しいことが多そうですね。
映画内でもあったアンケートは
真実伝えてたら大変なことになりますし
最善の策ですよね。
やっぱ世間一般に人気なのは芸能ニュースなんですかね?笑
最後の吉田羊が家具で壁つくって
旦那を迎えるシーンは最高に可愛かったです!
人間の深層心理
基本おもしろくないものは、流し見して終わるのですが、何回も巻き戻して観ました。
濱田岳さん演じる役の立てこもり犯が、自殺すると言い出した時、テレビの投票ボタンを使い、視聴者に、死んだ方がいい。生きてほしい。という選択をさせるのですが、
私は当然生きてほしいの方だと思いました。けれど、視聴者は、死ぬ姿が見たいから、死んだ方がいいという投票結果が、圧倒的に多い事実に人間の怖さを感じました。
人の命をエンターテインメントの一つだと思ってる一般人の考え方にうんざりしました。
時任さんが演じられた役が、された判断は、正しかったと思います。
情報操作が怖いとかそれでTVが信じられないという意見は、また別の話だと思います。この場合は、こうした展開がかなり好ましいと思います。
映画館に行ってまで観るべき作品か?と言われるとDVDでいいかなという感じです。
スタートダッシュは良かった
中井貴一演じる澄田キャスターが朝イチの息子のデキ婚報告から、通勤中に長澤まさみ演じる職場の女子アナから覚えのない責任をとらされそうになるというハチャメチャスタートから始まるコメディストーリー。
スタートのドタバタに加え、報道・ワイドショーの現場ということも加わって、ストーリーも現場の臨場感などもテンポよく感じることができ、楽しく見ることができた。
そこからさらに番組のメインキャスターである澄田が生中継中の立て籠り犯から指名され、ドタバタに拍車をかけていき、展開に期待がかかる。
しかしこの辺りから、ほぼコメディ感は無くなりすーっと尻窄みに終わっていってしまい最終的には物足りない印象と感じてしまった。
コメディ演技に強いキャスティングだったため勝手に期待しすぎただけと言われればそうなのだが、あれだけのメンツを揃えたとなるとやはりもったいないと感じた。
内容も最初は「報道は真実が~」「視聴者の見たいものを~」と熱く語っていた面々が視聴者投票で結局嘘の投票結果を報道する等最後にブレてしまったのも残念。そこを込みで魅せてほしかった。
まぁ報道らしいと言えばらしいのだが・・
ただ物足りなさを感じつつもそこそこ楽しめたよい映画だったと思う。
出番の割りに強く印象に残った吉田羊の演技・立ち位置は素晴らしかった。
やっちまったなあ
作品自体は面白かった。
ただ、テレビを信用できなくなった。
中井さんのコメディは結構好きだし、真面目な中にも惚けたキャラがよく似合ってた。
周りを囲うキャラ達も、潔くその役割を十分に果たしてたと思う。
社会派な側面をコメディ仕立てで創作する。
まさに、ワイドショー的な作品ではないだろうか?
ただ…
あのシーンをどう受け止めるべきなのか。
端的に言えば、情報操作だ。
その内情とその後の影響をしっかり映してる。それも善なる方向に、だ。
社会の良識をテレビは操作してますと、告知したようなもので、その事によって変化する事柄を、ある程度は予測し、最善と判断した上で皆様に提供しております、と。
どんな事柄も正義や真実でさえ、テレビは編集してしまうと暴露し、宣言してるのだ。
これをテレビマンが撮ってる事に驚きを隠せない。
なんと傲慢なのだろうか?
もしくは、潔いとでも思ってるのだろうか?
「私たちは捏造してます!」
しかもだよ?
その責任は視聴者にあるときたもんだ!
……ハラワタがニエクリカエルようだ。
兎にも角にも、そんなシーンのおかげで、後に主役が語るテレビとはが、何にも映してないようにも思える。
それっぽい事言っといただけ。
偽善でもないし、本心でもないし、経験則でもなく、ただ、それっぽい事をそれっぽく言わせて幕をひいた。
なんとくだらない暇潰しに付き合わされたのかとゲンナリした。
この情報操作がフィクションであると信じこめず、またフィクションであったとしても、それをする意思と動機がテレビ局にはあり、その手段すら用意し組み込まれてあると、そっちのリアリズムのがはるかに大きかった。
脚本にこの要素がなければ、お気に入りのコメディになってたと思う。
4.0とかつけたかった…。
前半は良い
普段僕らが見ているめざましテレビやZIPなど、ニュース番組の裏側は見事に再現できていて大変さがとても伝わってきた。
しかし、後半からは観ていて何だかショックだった。最終的に番組は視聴者を騙し、犯人までも騙したことになるので、グッとくるセリフを聞いても全く心に響かなかった。
後日の謝罪ニュースもなければ、長澤まさみとの関係も視聴者側からしたら結局どうなったの!?など疑問だらけで色々と尺が足りてないと思った。
中井貴一の映画なので期待していたが、残念。
マネーモンスターと見比べると面白いかも。
ふふっと笑えるところはあれど、不完全燃焼。
ワイドショーだから伝えるべきは「伝えないといけないもの」ではなく「視聴者の興味関心のあるもの」。
それが人の生き死にが関わってても面白ければいい。
犯人の生死について投票で決めるのも、澄田キャスターの説得の台詞もなんだかなぁ…という感じ。
「視聴者が視聴者が!」と澄田さんは、ヒートアップしてる犯人に更に火に油を注ぎますがあなた目の前に人質がいるの見えてる?っていう話。目の前にいる人の事を考えずテレビ越しに観ている視聴者のことしか考えないのか…と。まぁ交渉人じゃなくてテレビキャスターだもんな…とも妙に納得しました。
視聴者もテレビ作ってる人たちも犯人の行動も滑稽に見えてしまった。
澄田さんのトラウマの件で株が上がったかと思えばすぐ落とすし。犯人もすっきりしないまま捕まるし。この映画、何がしたかったんだろう?と思った。
吉田羊が元女子アナってのは笑った。
「暇つぶし」こそ大事なのかも。
今日は頭を空っぽにして
何も考えずに楽しみたい。
そんな日だったので
娯楽作を選びました。
君塚良一は
古くはTVドラマで
玉置浩二と浅野温子の
「コーチ」の頃から
好きな脚本家であり
監督さんでした。
もちろん踊る大捜査線は
全て見ています。
なので
多少「ジャケット買い」的な
選び方ではありましたが。
結果は
満足^_^
大満足まではいかないけれど
十分満足でした。
個人的に
ワイドショーは
よく見ます。
昔はめざましテレビ派だったけど
最近は、すまたんに変わりました。
(関西ローカルでごめん‼︎)
はたして
お天気お姉さんは
カメラの裏側では
裸足で走るのか?
演出なのか?
ノンフィクションなのか?
短いカット割りで
ポンポン台詞が回っていく。
こういうの大好きです。
中井貴一。
俳優さんの中では
声が高い方だと思うので
アナウンサー役はハマってたと思う。
やっぱりコメディが似合う。
もっともっとコメディに出て欲しい。
個人的にはクドカンドラマに出て欲しい。
皆川猿時と絡んで欲しい。
長澤まさみ。
このところ
怒涛の勢いで
いろんな作品に
出まくってます。
が、正直どの役も
あんまり印象に残らない。
出勤直後のシーン。
中井貴一に近づいて
悪戯っぽく笑うシーンで
「目尻のシワ、増えたなぁ」
と思ってしまったのは
私だけでしょうか?
(すっぴんだったのか?)
志田未来。
びっくりした。
すごく良かった。
正直、映画で彼女を見たのは
初めてなのだけれど
話し方、声のトーン。抑揚。
そこらへんの女子アナよりも
よっぽど女子アナっぽかった。
かなり勉強して
役作りしたのだと思います。
単なる子役上がりの
女優さんだと思ってました。
お詫びして訂正します(^^;
緊迫したシーンでの
「では、ここで今日のお天気です」は
大爆笑しました^_^
吉田羊。
最近出過ぎてて
少々食傷気味。
でも、アナウンサーの嫁で
実は自身も元女子アナ、って
キャラ設定は最高に
ハマってました。
テレビの中の父親の発言に
感動する息子に対して
「あんなの嘘に決まってるでしょ
アナウンサーなんだから」
っていう台詞。
吉田羊だからこそハマって
笑えました。
ずっとテレビの世界にいた
君塚良一さんならではの
台詞なんですかね?
主要キャスト以外でも
光る役者さんがたくさんいました。
木南晴夏。
とても印象に残りました。
ちょっと気が強い。
でもどこかチャーミング。
あんな子職場にひとり欲しいなぁ。
林遣都。
この人の演技大好きです。
ちょっと抑え気味だけど
感情が湧き上がる時の目ヂカラは
若手の中では群を抜いてる。
濱田岳。
あの「いっちゃってる感」、
常に世の中に「拗ねている」感。
いい役者さんですね。
独り言のようにブツブツと
虚ろな目で話すシーンは
なかなかの狂気を感じました。
あと、
名前は存じ上げないのですが。
報道のエライさん役の方。
あの方が出てきて
「ここは俺たちが仕切る‼︎」
って言ってたシーン。
あれは「踊る大捜査線」の
本部VS所轄の構図そのまんま^_^
もしかしたら柳葉さんが
サプライズ出演で
出てくるのでは?
と、ちょっと期待しました^_^
松重豊。
安定のコワモテ要員^_^
物語をピリッと締めてくれます。
コワモテだから生まれる緊張と緩和。
緊迫するシーンでの
「夜勤明けの時いつも見てまーす」
でクスリと笑いました^_^
でもねえ。
時任三郎だけは
なんかしっくりこなかった。
何がどうって
はっきりわからないのでけれど
もっと適役の俳優さんが
いると思うんだけどなぁ。
この人のセリフが
物語の中ではキーワードに
なることが多い役だけに
残念でした。
あと、最後のシーン。
中井貴一と吉田羊の
間にある「バリケード」。
あの演出は必要??
なんかラストシーンが
ダレてしまったような気がしました。
あと、結局あの封筒の中身は
なんだったんだろう?
見逃してしまったのか??
ワイドショーって
自分にとっては
「日常」の一部。
好きとか嫌いとかではなく
もう、生活の一部になってる。
ドラマや映画と違って
その場で消費されて
そのまま消えてしまう。
そんな霞のようなものを
あれだけの数の
プライドを持って人が
毎朝作ってるんだな。
そう再確認できただけでも
良かったと思う。
単なるBGM。
単なる暇つぶし。
でも
その暇つぶしが
あるからこそ
毎日のリズムが生まれる。
暇つぶしこそ
一番大事なのかもしれない。
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