グッドモーニングショーのレビュー・感想・評価
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はちゃめちゃ感が欲しかった
君塚監督作品の割に画のこだわりが感じないんです。
バリケード越しの画などはそうなんでしょうけど、
なんか伝わって来ないんです。
TV、ワイドショーを題材にしているからか、色々な裏方なんかの事情はあるんでしょうけど、結局軽く感じてしまうのは、今のTVによっぽど信頼が無くなってるからでしょうか?
CX絡みだと余計言い訳的にも感じてしまう。
そんな中で、濱田岳のあの独特なテンションと、吉田羊のほとんど動きが無いのに妙に説得力がある演技が際立ってました。
「心はロンリー 気持ちは…」のような小ネタ満載のはちゃめちゃ感をもっともっと出していただきたかった。
グッドモーニングショー
予告では、コメディっぽいと、予想していたんだけど、コメディ要素も控えめ。シリアスさも控えめ。
派手さも控えめ。
俳優さん。女優さん。好い人ばかりなので、もっと楽しめるんだと思っていたが、何かもの足らない。
なぜ?
なぜこのメンバーで、この感じ?
コメディでも、シリアスでも、もっとできたように思うんでけど。
シリーズものにしたい設定と配役
朝のワイドショーの「スタジオ」や「取材現場」の生放送ならではの緊迫感やハプニングの続出が、臨場感たっぷりに描かれていて、実際にそこにいるような感じになった。中井貴一のちょっと抜けているけれど、真面目にテレビの仕事に向き合っている思いがよく出ていて、笑いながらも、共感させられた。個人的には、長澤まさみと、志田未来のキャスターぶりがとても気に入りました。
テレビの裏側
テレビ(ワイドショー・報道)の裏側を観た感じ。
予告等でもやってるように立てこもり事件が発生、それを中心としたコメディ。
笑えたりもするけど釈然としない。
前半、番組放送の裏側ではこんな事やってるのかとリアルな感じは伝わってくるのだけども事件やその他にはそれがない。
後半、いくらなんでもそれはないでしょうが続く。もちろんコメディなので笑えるけど
これは娯楽映画なんだと自分に言い聞かす。
劇場内笑いもおきてました。私も笑いました。これがテレビなんだな~って事です。
皆さんとても演技が上手いんですけど中でも志田未来のキャスターっぷりは凄く良かった。明日からでもワイドショー出れます!
中井貴一を観る映画
濱田岳は若くて達者な役者だが、バイオレンスとは縁がない。予告編を観たときは学芸会かと思ってしまった。しかし本編を観て、これは濱田岳が適役だと納得した。この役がプロレスラーみたいなビジュアルの戦闘能力の高そうな人間だと、それはもう悪人になってしまう。この役はあくまで善人でなければならないのだ。他人から高圧的に命令されても理不尽に非難されても言い返せず、悶々として不満をため込む弱い人間。しかしもともとが善人だから悪にはなれない。見た目からして弱そうな役者が相応しい。
長澤まさみはエロくていいのだが、中途半端だ。もともと色気たっぷりの女優なのだから、スカートから脚を出すとか、唇をゆっくり舐めるとか、エロ全開の演出でやってほしかった。監督が遠慮したのか、女優自身が踏み切れなかったのか、全力の演技ではなかったように思う。香水シュッシュは意味不明で、まったく笑えなかった。
テレビ局内の主導権争いはそれなりだったが、特に観ていて楽しいわけではない。ジョディ・フォスター監督の「マネー・モンスター」と比較しては気の毒だが、主要人物の行動は、動機が弱すぎて説得力に欠けるきらいがあった。コメディだからそれでいいのかもしれないが、リアリティを追及していないのに、笑いにも振り切れていないところが残念だ。
主役の中井貴一は情報が入るたびに表情が変わり、行動も変わる。そのタイミングも台詞回しも絶妙で、さすがの貫録を見せていたと思う。この人の演技だけで作品がまとまったと言って過言ではない。テレビ業界でこれといった哲学もなく生き延びてきたお人よしのおじさんの悲哀が感じられる。人物に深みがないので同情は出来ないが、お疲れさんと声をかけてあげたくなる。
作品としては2.5くらいの評価だが、中井貴一の演技に1.0をプラスして3.5の評価とした。中井貴一を観る映画だ。
相変わらずのテレビ屋さんの映画
毎度お馴染みフジテレビムービー!
テレビ屋さんの映画なので
ワイドショーが始まる前のドタバタな様子や
番組の内容が、視聴者受けとスポンサーの都合で
どんどん変わって行く処など、実にテンポも良くて
リアリティーもあってなかなか楽しい。
でも、予告編の通り、立て篭り犯が濱田岳と言う時点で
先が見えた感じで想像の域は出なかった。
それと、編集の問題かもしれないけど、
現場を嫌がっていた主人公が犯人と対話する決意を固めるシーンは
ちょっとあっさりし過ぎに思えた。
そもそもコメディーなので、
細かい事を突っ込んでも仕方ないんだけど、
警察のカメラが調子悪いからって、報道の隠しカメラを
あっさり許すどころか、これで行こう!と容認しちゃうのは
流石に緩すぎだな〜。
もうチョットやむを得ない状況、例えば、
警察のカメラを全部爆弾で破壊されたとか、余計な人間が近寄ると
爆発するとか、せめてその位の仕掛けはして欲しかった。
まあ、全編通して、
テレビ屋さんの言い訳映画に見えない事も無いなあ〜
くだらない番組が多いのは、くだらない視聴者が多いからで、
自分達はあんたらに合わせた番組を作ってやってるだけだよ!
そんな呟きが聞こえてくる。
実際、つまんないクレームを連発して
社会正義を振り回す人が多いらしいけど〜。
まあ、後々、テレビで流しやすい様に考えられた映画かなあ〜
志田未来は小柄なのでいつまでも子供に見えちゃうけど、
今作では、なかなか野心的ないい役をやってました!
これをキッカケに大人の役をもっと演って欲しいなあ〜。
テーマとなるべき題材が散らばっているのに。
まぁ、面白く見れたけど。
もっと深いか、もっと笑えるか、どちらかに振り切って欲しかったな。
中井貴一さんの使い方がもったいない。長澤まさみさんのネトッと感はよかった。
内容については何も残らず。
もっと笑わせてほしかった( ^ω^ ;)
コメディーなんだけど、思ったほどのコメディーではなかった( ´ ・ω・ ` )
朝のワイドショーの現場が舞台になっているということで、ワイドショーの舞台裏が見えたのは面白かった(﹡ˆ﹀ˆ﹡)
あと『ワイドショーvs報道』の確執とかね(笑)
中井貴一さんのコメディーが、もっと見たかったかな!?(*´艸`*)
極上のエンターテインメント作品
今日の映画(年間86本目)
期待せず見ましたが、良い出来映え。
キャストが素晴らしいですね。
中井貴一&時任三郎、浜田岳
長澤まさみ&志田未来、木南晴夏
脇を旬の女優吉田羊に松重豊他
ユーモア溢れる極上のエンターテインメント作品。
見て損はない。
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