グッドモーニングショーのレビュー・感想・評価
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おしい…何でなの!?笑
三谷さんの作品や、最近で言う
エイプリルフールズのようなドタバタ
どんでん返しなコメディを期待すると
ちょっと違うかも…。すいません…
主役も個性あふれる脇役もみんな面白いし
目まぐるしく予定が変わっていくスタジオの
臨場感もすごかったです。
ただ本筋がちょっと薄かったんだよな…
全編コメディかと思いきやけっこうシリアスな
雰囲気になっていくんです。クライマックスで
あそこまで引っ張って引っ張った事件の結末に
しちゃ案外ふつうだったというか…
大した事無いものを無理やり引き伸ばした感が
あって、そこがガッカリでした。
あと重要なセリフがやたら寒い、茶番臭い。笑
あれで冷めたw
笑いたいね~て事で♪
いつもは、ぼっち映画なんですが…
誰かと一緒にって時は、こんな映画チョイスします。
お気楽に笑いたいよう~ 笑いたい用。
ここで、こう来るわよね?ほら、来たー クスクス。こんな感じで、そう言った意味で期待を裏切らない内容でした。貴一さんなら、も少し行ける!けど、長澤まさみさんが、期待以上に危ない女を演じてくれていて、帳尻あったかなぁ~。
松重さんは、笑わす気ゼロなんですが(ゼロなのかな?)真面目にそこに存在するだけで私は笑う!松重さん、御本人は坦々と演じられてる風なのに、可笑しい映画では可笑しい。渋い映画では渋い。デカいからですかね?な訳ないですね。笑
林遣都さん、濱田岳さんも好きな役者なんですが、あまり癖のある役でもなく勿体ない。時任三郎さんは、コメディーでも崩して貰えず…。
内容に比べて、役者さん贅沢な映画でした。
クライマックスが……
ほんとに途中まで、報道の舞台裏みたいのが見れて面白かったし話の内容に呑み込まれてたけど、最後の最後、あのクライマックスシーンはない……
8割5分は満足だっただけに残念…
正直、そこからちょっと興ざめしてしまった…。
でも、面白かったし、見る人が違えば感じ方も違うと思う。
テレビのワイドショーの裏側ってこんな感じ?と思って観ました 中井貴...
テレビのワイドショーの裏側ってこんな感じ?と思って観ました
中井貴一、志田未来、時任三郎、吉田羊、濱田岳、林遣都等そうそうたる俳優陣
セットは、さほどお金がかかってないようだが、ギャラはそうとうだったようだ
中井貴一と濱田岳とのセリフの応酬が見もの
ただ、長澤まさみが…最近は、お色気担当なのだろうか、他の役者の名演技の中、浮いてしまっていたようだ
爆弾と視聴率とエンタメの関係?
最初はねぇ~、これスルーしようかな、と思ってたんですよ。
でも観て正解でした。お金払った分は、ちゃんと「おもしろい!!」という作品に仕上がってます。
本作は映画の初めから、時間軸がリアルタイムで進行する、というのが大きな特徴です。
ほとんど回想シーンなどを挟まず、まさに今、目の前で起こっている分、秒、単位の時間、ワンカット、ワンカットが極めてスリリングな効果を生み出しています。
主人公はニュースキャスター、澄田真吾(中井貴一)
相方の女性キャスターに小川圭子(長澤まさみ)
彼女の失恋を慰めようとした澄田のちょっとした優しさ。そこにつけ込んだ圭子。実は肉食系女子なのです。澄田と、まんまと男女の関係を作ってしまった、という設定からお話は始まります。
今朝もいつも通り、ニュースワイドショー番組の司会を務める二人。
最近、視聴率の落ちを気にしているのは、スタジオの奥で腕組みしているプロデューサー、石山(時任三郎)
本作、いい俳優さん使ってるんですよねぇ。
きっと俳優さんたちのギャラは、高くついたんだろうと思います。
ただ、作品全体の予算としては、そこそこリーズナブルに作られたのではないか、と推測します。
本作の面白さにどんどんはまり込んで行きながら、片方で僕は、やや冷静に
「これは低予算でも、おもしろい映画が作れる格好の見本だ!」
という思いを強く感じていたのです。
映画にとって予算は極めて重要な要素です。
例えば「時代劇を作ろう!」と監督、プロデューサーが決めた時点で、内容はともかく「金のかかる映画」を覚悟しなければなりません。
対照的に「これだけしか予算がない」
という場合、答えは簡単です。
①現代劇にする
②ロケはなるべくやらない、できれば室内劇にする。
③登場人物を少なく、エキストラをなるべく使わない。
④有名俳優を使わない
本作では知名度の高い、有名俳優を”止むを得ず”使ってます。
これは宣伝広告、興行収入を睨んで、費用対効果を狙ったものであることは言うまでもありません。
本作の舞台が「ワイドショー番組のスタジオである」と言う点も見逃せませんね。
ちなみに制作はフジテレビ。
なんのことはない、本作で使う舞台装置や機材は、すでに「ぜんぶ揃っている」わけです。新たに機材を買う費用もいらない。
なお、低予算で大ヒットを飛ばした映画の例があります。
矢口史靖監督の
「ウォーターボーイズ」
「スウィングガールズ」
などが格好の例でしょう。
登場人物を演じたのは、当時、全く無名俳優であった、妻夫木聡、玉木宏、上野樹里、貫地谷しほり、と言った人たち。
彼らは、これらの出演作で広く世に知られるようになりましたね。
ちなみに「スウィングガールズ」については予算5億ぐらいで、21・5億円を稼ぎ出す大ヒットとなったそうです。
さて、本作に戻りましょう。
朝のニュース番組の進行中、突然速報が入ります。
立てこもり事件発生!
人質は数人。
犯人は銃と爆弾を持っている。
更には犯人の要求が、なんと
「ニュースキャスター、澄田真一、本人をここに連れてこい!!」
警察の物々しい警護の元、澄田は犯人の立てこもり現場へ向かいます。
このとき、番組スタッフやプロデューサーたちにとっては、まさに「独占スクープ」
こんなに「美味しい」ことはありません。z
全国のお茶の間の視線を独占できる。
視聴率が稼げる!!
番組スタッフは、澄田の防弾及び特殊「防爆」スーツ(ちなみにアカデミー賞を獲った「ハートロッカー」で主人公が着るやつです)に、こっそりカメラを仕込みます。
キャスター澄田と、犯人の緊迫したやりとりが、生中継できる!!
心の中はまさに狂喜乱舞状態のスタッフたち。
当のニュースキャスター澄田は、身の危険に怯えながら、犯人の説得を試みるのですが……。
まあ、テレビ局にとってみれば、キャスターひとり、事件で殺されたところで、視聴率が稼げ、スポンサーが喜べば「言うことなし」なのです。
もし万が一、キャスター死亡、なんてことになったら、それこそしばらくは、ワイドショーや特集番組で、またバンバン視聴率が稼げるわけです。
危険な場所へ向かわせたのは警察とテレビ局ではありますが、犯人の要求であり、なにより、キャスター澄田、本人も了解済みなんですね。
合法的な人殺しシーンが取れるなら、
それさえも「エンターテイメント」になってしまう。
本作中に「テレビの報道なんて、しょせんエンタメなんだよ」
と言う趣旨のセリフがあります。
本作を象徴する一言でしょう。
報道はテレビ局にとって「商品」の一つに過ぎない。
僕たち一般市民は、常日頃から、こういった「加工済み情報」に、ある種、飼いならされているかのようです。
食品添加物なしでは、もう美味しいと感じない料理と同じでしょう。
メディアの情報に飼いならされた僕たちの日常。
市民の世論や感情、何より、正義と真実は「分かりやすいはずである」と、思い込まされていること。
そして、お茶の間で他人事のエンタメとして報道を楽しむ「一般市民の欺瞞」さえも、本作は炙り出して見せているかのよう。
表面は薄っぺらいエンタメ作品を「あえて」装いつつ、実はかなり深掘りできる作品だと僕は思いますよ。
日本の朝にワイドショーは欠かせない
朝のワイドショーのメインキャスターとして、活躍してきた中井貴一だったが、アシスタントの長澤まさみから番組で交際宣言をすると告白され、更には、プロデューサー・時任三郎からは番組の打ち切りを宣告され、早朝から意気消沈。。。
そんな絶望感で今朝もスタジオを仕切る最中、都内のカフェで元従業員の濱田岳が客を人質にライフル片手に籠城する事件が発生。
犯人は中井キャスターを此処に呼んでこいと要求したため、腹を括った当人はマイク1本で厳戒態勢の店に入り、命懸けのインタビューを試みる喜劇テイストのサスペンス。
『踊る大捜査線』の脚本家・君塚良一が、脚本だけでなく、本格的に監督業に乗り出した意欲作でもある。
とかく炎上の火種となりやすいワイドショーを題材に、かなり突飛な展開で進むがゆえに、賛否両論激しい作品だが、私は娯楽作品として純粋に面白かった。
台風リポートでの失態が原因で、現場取材が恐くて出来なくなったキャスターが、最大の災難を最大のチャンスだと切り替え、一大決心をし、事件現場へ飛び込む姿勢は、解決法も含め、確かに現実離れし過ぎているけど、朝のワイドショーの延長戦として、野次馬根性で追いながら、鑑賞する了見を勧めたい。
強引ながら散りばめられたキャラや小道具を巧みに伏線へ取り入れる盛り上げ方は、初期の『踊る大捜査線』を彷彿とさせ、興味深かった。
リポーター・中井、犯人・濱田、警察指揮官・松重豊etc.リアクションの名人達が叫び、現場が緊迫すればするほど、スタジオのスタッフやお茶の間で観ている視聴者etc. 傍観者との対峙が、皮肉な味わいを生み、笑ってしまう。
特に、思い込みが激しいアシスタント・長澤まさみの勘違い振りは、事件を引っ掻き回す天然エキスを全快に放出しており、堪らなくキュートである。
対する生真面目なスポーツ担当の志田未来の存在感も大きい。
日本人は家にテレビが有る以上、毎朝何気なくワイドショーを眺め、情報を消費する人種だと思う。
流される大量のネタを泳ぐも、巻かれるも、受け手・創り手の責任は曖昧であり、事件の当事者になる事で初めて、マスメディア社会・日本の恐ろしさ・愚かさを思い知る。
長年、浸透している《たかがワイドショー・されどワイドショー》の境地を銀幕で悟ったのは、大袈裟やけど、貴重な体験なのかもしれない。
ワイドショースタッフVS報道部との対立がスリリングだったので、テレビ業界の裏側をもっと露骨にネタにして欲しかったかなと、不満は残るけど、映画として大衆娯楽のバランスを保つには、アレぐらいのエグいワイドショーで丁度良い塩梅だったと云えよう。
日テレやと桝太一が、テレ朝やと羽鳥真一が、マイクを握って現場に突入していたのかな?と妄想しながら中井貴一の必死な交渉と重ねて追うと、今後、映画もワイドショーも見方が変わりそうで、何とも罪深い作品である。
では、最後に短歌を一首
『首の皮 現場に託す 朝の顔 握る観ドコロ マイクの重み』
by全竜
話の核はしょーもない
朝のワイドショー生放送中に、カフェ立てこもり犯から、メインキャスターを呼んでこいとの要求が。
移動、原稿、素材、指示出し…、生放送ワイドショーの緊張感が出ててなかなか面白い。報道部の傲慢な部長や、冷静なキャスターの妻、突っ走るサブの女性キャスター等、コメディ映画に定番のキャラも揃ってる。
ただ、立てこもり犯の要求はしょーもないし、犯人を命の存続をテレビで投票させるなんて、フィクションならでは。命が関わる問題だから捏造も致し方ない的な終わり方は好きじゃない。
それでもなぜか観終わった後は嫌な感じがしない。君塚監督にしてやられたか。
ドタバタと笑えた。
テレビの裏側はこんななんだ、と。絶対こんなとこでは働けないな。
犯人の設定はよくある話だけどイマイチ他作品に比べと濱田岳がなりきれてなかったような…。
長澤まさみはコメディ演技もうまいねー。笑えた。適度な感動ネタも挟みながら気楽に見れり作品でした。
ワイドショーの舞台裏的な部分は楽しめた
昔から朝の情報番組を見るならめざ○しテレビ派な私としては、まるでめざ○しテレビの舞台裏を見ているようで、まあいろいろと突っ込みどころはありましたけど、基本的には楽しめました。
本来ならフジテレビが製作に関わっている時点でテンションも下がるところなのですが、この映画に限ってはフジテレビならではの映画だったな、テレビ屋ならではの映画だったなと、少しだけ感心しました。
フジテレビらしい詰めの甘さは、ある意味ご愛嬌と言うか、これもフジテレビらしさと捉えて見るしかないでしょうね(苦笑)
ただ朝の情報番組のみならず、ワイドショー的番組をほぼ見ない方にとっては(テレビ自体を見ない方は更に)、テレビ屋の愚痴や弁明を見せられているようで、つまらないと思っても不思議ではなかったかも。
私はお堅いニュースだけの番組よりも、ゴシップ・グルメ・その他諸々を含めて面白おかしく見れるこの手の番組の方が好きなので、彼らの意地、それでも仕事を続ける理由なんかに少しグッと来るところもあったりして、まずまず面白かったとは思いましたが・・・。
まあフジテレビっぽいノリの軽さで好みは分かれそうですけど、でもこの軽さがこの映画には合っていたと思いました、何かと突っ込みどころ満載なので、きっとシリアスに描いたら目も当てられない映画になっていたことでしょう。
しかし前半のワイドショーの舞台裏を描いたギリギリの攻防みたいな部分は、ホント面白かったなぁ。
これも業界の第一線で活躍してきた君塚監督ならではの作風だったと言えましょうか。
ワイドショー班と報道班の確執はさすがにやり過ぎの感も、ああ言う上から目線、どの世界にもあるよなぁと妙に納得。
で、まあこのテンションで最後まで見たかったのですが、立てこもり犯と三宅、じゃなかった澄田キャスターがメインとなった後半でやや失速してしまったのは何とも惜しい・・・。
シリアス部分がどうにも中途半端でしたからねぇ。
立てこもり犯の動機も薄いかなぁ、最初の理由は少し面白かったし濱田岳の演技も好きでしたけどね。
好きと言えば主演の中井貴一のアタフタ演技も何とも言えぬ味があって何か好きだったなぁ。
家にいても職場でも哀愁が漂っていたりして、見ていて何だか切なくなりました。
家では吉田羊、職場では長澤まさみ、ある意味幸せ者だなぁ、でも長澤まさみの暴走はやり過ぎ!まあ面白かったけど。
志田未来との対照的な構図も良かった、画面両サイドの女性の空気感も(笑)
まあ何だかんだで、キャストの好演にも助けられて、それなりには楽しめた映画でしたかね、いかにもフジテレビな自虐的な部分も含めて。
気楽に見れた
予想通り気楽に見れたからその点は満足。
前半はコミカルな感じで個人的にツボの笑い所があり堪えるのがツラかった(^○^)
立てこもり事件があってからはコミカルさが薄くなってきてシリアスになるかなと思うも中途半端感が・・・
全体的に中途半端な感じでしたね(嫌いじゃないけどね)
他人や物事に対しての興味や関心について考えさせられた点はなかなかでした
普通に楽しめましたけど
皆さん結構厳しい評価ですね〜。テレビ局が作った局内のリアリティとお話としてのリアリティの無さが混合されてて普通に面白かったですけどね〜。濱田岳の悪人になりきれない犯人像や、登場時間は少ないのに存在感溢れる吉田羊、困った時の顔が天下一品の中井貴一、それぞれいい味出してたと思います。まぁ局が違うので無理だとは思いますがせっかく中井貴一と時任三郎が出ているので、柳沢慎吾も絡んで欲しかったです。中井貴一に困った顔で『なんかひでぇな』って言わせて♪エ〜リィイ〜♪って、いかがでしょうか⁈
それにしても最近映画・テレビドラマ観るたびに吉田羊に会いますな〜
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