「他の作品の良いところ、セリフを寄せ集めて作った感がある。」四月は君の嘘 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
他の作品の良いところ、セリフを寄せ集めて作った感がある。
ネガティヴとアクティブな正反対の異性2人。
ネガティヴ側がアクティブ側の心に惹かれ改心。
心惹かれた後アクティブ側に不幸が起こり、ネガティヴ側が後ろ髪ひかれる。
こういう設定ニッポン多すぎる。
日本人はどこか心の奥に自分を引っ張って行ってくれるネガティヴな異性を求めているんだろうな。
もう一つのウリである、形に囚われない自由な表現。
自分の檻を打ち破る。これも日本人は誰しもが望んでいる。これが無いと新しい物は生まれないからね。
そして最後のウリである希望。
広瀬すず演じるバイオリスト役は演出編集勝ち。
アクティブさの為に選ばれた感がある。
石井杏奈久しぶりに観たなー。前どこかで観たなと思ったら、ソロモンの偽証のニキビ少女ではないか!
懐かしい。しかし、役柄が同じ不器用な少女役の為残念。
山崎賢人の映画は初めてで何とも評価しずらい。
ただ、最初の心境でラストや展開が読めてしまうのが残念。
映像はOK。しかし病気演出(普通原因は脳だろコレ)や、セリフ演出(含みを持たせたいかもしれないが、白々しい)には文句を付けたい。
また、作品に「世界の中心で愛を叫ぶ」や「いま、会いにゆきます」等の影響が強過ぎます。
他の作品の良いところ、セリフを寄せ集めて作った感がある。
あまり他の映画観てない人にいいかもね。
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