レヴェナント 蘇えりし者のレビュー・感想・評価
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コケてもおかしくないような作品
映像の美しさやサイレントで血なまぐさい演出、過酷なロケーション等々、挑戦的な内容が目立つ映画。いかにも玄人ごのみしそうであり、またその業界に近い人間ほど凄さを痛感したであろう映画。
でもねえ、前半の間延び感は結構こたえる。沈鬱でこっちまで寒々してくる淋しさ満載。「おもしろさ」はないので、別な視点で見所を見つける必要がある。(そういう意味では見る側の感度も試される映画)
コケてもおかしくないような作品が、ストイックな映像美追求と演技でなぜか格を上げてしまった、というのが正直な印象。
演出や俳優の演技など全てカンペキ
バードマンで虜になったイニャリトゥ監督の作品ということで鑑賞。リアルタイムで映画館で見るべきだった。
ストーリーは民族の争いを舞台に家族や仲間をテーマにしたヒューマンアクション映画と言ったところ。
ディカプリオが本作でアカデミー賞主演男優賞を受賞したのは納得であった。トム・ハーディの演技の上手さにも脱帽で、キャストの演技は申し分なかった。
個人的にイニャリトゥ監督の一番好きなところはカメラワークで全体的に撮ったり部分的に撮ったりする緩急が素晴らしいと思う。リアリティを追求した演出もかなり良かった。
鑑賞時間は二時間半と少々長いが完全に見入ってしまった。
リアルタイムで映画館で見たかった…
うおー映画館で観るべきだったーあ。見逃したんだよねえ。 さすがの監...
壮大
この作品は映画館で観なければ、面白さが半減しただろう。(面白さというよりはむしろ、感動あるいは衝撃といった方が良いかもしれない。)
ストーリーは各人が言う通り、確かに薄いのかもしれない。しかし、ほぼセリフ無しで進むこの映像作品の1枚1枚のショット、神をも思わせる広大な自然(日本語での上手い表現がないが、英語でいう"wilderness"である。)、そして音楽。劇場の超大画面に映し出される静とwilderness, それを前にした時、迫力に呑まれ、幽体離脱している錯覚に陥るほどだった。
RadioHeadの『KID A』を想起させる、死へと向かう静寂。レオ様演じる主人公の生への執着は凄まじいものだったが、死後の世界がこんなにも壮大で美しい世界であれば、死など怖くないなと、そう思わせられた。
映像がしんどい
『バベル』の持ち時計を・・・
3.7
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