「生臭い作品」レヴェナント 蘇えりし者 フィーバーさんの映画レビュー(感想・評価)
生臭い作品
観賞前にずいぶん躊躇した作品である。
大自然の映像美と音楽が素晴らしいがストーリーが単調で上映時間が長いとの評判だったからである。
でも観賞しての感想はどれもあてはまっておらず感想は次の言葉で表現出来る。
なんと生臭い作品だろう。
熊に襲われるシーンから生臭い、観賞した人ならわかると思う。
想像は、していたがそれ以上である。
それをリアルな映像ととらえられるかでこの作品の評価も変わってきそうである。
決して駄作では無いが、他人に薦められるかと言うと迷ってしまう。
これだけのクォリティの高い作品だが感動しなかった。
結局それは断片的に表現されていた主人公の過去がわかりにくかった点だと理解した。
アカデミー賞の作品賞を逃した要因がそのあたりにあるようだ。
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