「復讐の先に何があるか」レヴェナント 蘇えりし者 Waranさんの映画レビュー(感想・評価)
復讐の先に何があるか
息子しかいなかった、息子が全てだった彼からすると息子を殺された時点で何もなかっただろう。あるとしたら復讐心だけ。つまり、復讐の先には何もない…
しばし、復讐というのは何も得られない負を生むだけのものであると思っていたが、この場合は、彼にとっては生への活力を与えてくれる存在だった。生きていく上で復讐というのは必要であるとは言わないが、それが不必要なものであるとは言い難い部分もあると考えさせられた。
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