「壮大なスケール、そして最高傑作」レヴェナント 蘇えりし者 エディさんの映画レビュー(感想・評価)
壮大なスケール、そして最高傑作
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約2時間半という長さを誇りながら飽きのこない素晴らしいスケール感と間の作り方でした。
壮大なアメリカの土地をあれだけ壮絶かつ美しく見せられるものか、と。
そして、ディカプリオの演技の素晴らしさたるや。熊に喉をやられ、途中からほぼほぼセリフなしですが、彼の演技に惹きつけられっぱなしです。雪山で先住民から逃げる様、熊からやられたあとの苦しそうな動き、トム・ハーディに対する憤怒の表情などなど。アカデミー賞主演男優賞には納得です。
また、先住民の1人と食事をきっかけに行動を共にし、降っている雪を舐めて心を通わせる2人。ディカプリオも本作で唯一綻んだ顔を見せた場面でした。それだけに先住民の彼が亡くなった時は心が震えました。
憎たらしいハーディの演技にも惹きつけられましたね。本当に本当にムカつくやつで、物騒な話ですが、ディカプリオから早くボコボコにされてくれっていう気持ちでいっぱいでした。
壮大なスケールで描かれた究極の復讐劇。今年度の最高傑作です。
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