放射線を浴びたX年後2
劇場公開日:2015年11月21日
解説
終戦直後から17年間にわたって実施されたアメリカの水爆実験が日本にもたらした影響を取材して話題を集めたドキュメンタリー「放射線を浴びたX年後」の続編。1946年から62年にかけて太平洋上で100回以上行なわれた核実験による日本漁船への被害を調査し、海の汚染や放射性物質の広がり、日米間の極秘取引による事件の幕引きなど、驚くベき事実をあぶり出した前作から3年。高知県室戸市で取材を続けていた伊東英朗監督の前に、新たな事実が次々と浮かび上がってくる。前作を見た漁船員遺族が立ち上がり、被爆者を探し求めて聞き取り調査を開始。また、南海放送が行なった土壌調査で、海だけではなく日本列島にまで汚染が及んでいたことが明らかになる。
2015年製作/86分/G/日本
スタッフ・キャスト
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2022年2月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
前作で描ききれなかった放射能汚染の規模を丁寧に追いかけ、人類が犯した罪を静かに告発する。
前作に引き続き、被爆により亡くなった方の遺族が、納得したいという切実な訴えは胸に突き刺さった。
放射線、被爆、告発という言葉に、少し難しいかなと思って見ましたが、意外にも強く印象に残り考えさせられたのは、家族への思い。
主人公の父への思いや、被爆者の家族への無念を前に、自分自身の家族のことを考えました。
続編だと聞いていたので、同じ内容かと思っていたら、テイストが異なり、予想以上に人間味あふれる映画だったという印象でした。前作を観ていなくてもあらすじが挿入されていて分かりやすいつくりに仕立てられていた感しでした。そして何より感動的です。男性と女性がそれぞれ主人公になっていて、私は男性なので、漫画家の男性の視点に立って、親と息子の絆を強く感じました。同じ列に座っていた年配の女性は、女性の主人公が感極まるシーンで同じように涙していたのも印象的でした。ヒューマンドキュメンタリータッチの秀逸な映画でした。
2015年11月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
衝撃の事実にとにかく驚きました。こんな事件があったなんて。
そして泣けました。多くの人に見てもらいたいと強く思いました。
思いがけず続けて2回見てしまいました。
未だにこれが事実だと信じがたいです。