クリード チャンプを継ぐ男のレビュー・感想・評価
全242件中、21~40件目を表示
今回もまた名セリフのオンパレード
限りなく『ロッキー』第一作をセルフオマージュした、ロッキーファンのための作品
何がオマージュかといって、最後の試合内容と結果やストーリー構成がそっくりだし、舞台を『ロッキー』と同じフィラデルフィアに移し、似たような街並みでトレーニングするのだから。さすがに、背負ったものは違っていた。アドニスはアメリカのスターであるアポロの血を引いた男だし、そのアポロと3回闘ったロッキーをトレーナーにしたのだ。ライトヘビー級現チャンピオンであるロンドンのコンロンも口は悪いし、「親の七光りで」などと挑発してくる。
一作目を思い出すシーンはまだまだある。ロッキーが働いてるのはレストラン“エイドリアンズ”、母親から贈られた星条旗柄のパンツ、飼っている亀(カメファンも相当数いるはず)、墓はポーリーとエイドリアンが並んでる。フィラデルフィア美術館でのガッツポーズ、グレーのトレーニングウェア、そして一番泣かせてくれるのは初代ロッキーのテーマ、ファンファーレですよね。
老いも感じられるスタローンだけど、年相応で癌と告げられるシーンが痛々しい。エイドリアンも癌で死んだが、その辛い妻を看ているだけに化学療法を拒否するところがいい。病気を知ったアドニスがやけになってケンカしてしまうところもわかるし、一緒に闘おう!なんてのが泣けてくる話だ。
続編も公開されるけど、気になるのは癌と闘うロッキーと進行性難聴を患ってるクリードの恋人ビアンカ(トンプソン)だな・・・
【ロッキー、最大のライバルであった男の息子を鍛え上げ、世界の舞台に送り出す。ロッキーシリーズの新章の幕開け。】
この手があったか!と感じ入った新たなるロッキーシリーズの第1作。
本格的ボクシング作品として、又、ロッキーシリーズを継承する作品としても見応え充分である。
ロッキーのかつての強敵で、強烈な闘いの後親友になった故アポロ・クリード。
アポロの愛人の子、アドニス・ジョンソン(マイケル・B・ジョーダン)は唯一の肉親の母を亡くした後、荒んだ生活を送っていた。そこに現れた、アポロの妻。
この場面から物語は急激に面白さを加速させていく。
<ロッキーはトレーナーとしても優秀であるという事を絡めながら、あの”ロッキーのテーマ”が高らかに鳴り響く場面が現れる。アドレナリン大放出作品である。>
<2016年1月4日 劇場にて鑑賞>
夢と欲
正直言ってもうロッキーはいいかな〜などと思い気にもかけなかったこの作品
内容もほとんど知らずただやっぱり手に取ってしまいました
試合のシーンに度肝を抜かれ見入っているうちにあっという間に終わってた
人間に生まれたからにはただ安定した生活が幸せとは限らない
多少のリスクがあっても生きている実感、そんなものが必要なのかも
食べるだけでも必死な人もいる、家族の世話を人任せにできない人もいる、毎日が忙しすぎて自分がなくなってしまってる人だって…
夢を追える人はそれだけで幸せだ
夢がある事の幸せ
思うことすら忘れている人だっている
私も幸せなのだろう、映画を見てここにこんな事を書けるのだからそれだけでも幸せなのだと思う
なんとも貪欲なものだと少し反省もしてしまう。
アポロ、フォーエバー
この映画は「ロッキー」体験無いと観る気はしないと思う。
少なくともアポロが死んだ「ロッキー4」は観た方が良い。
だから「ロッキー4」がお勧めです。
しかし、ロッキーは観ていた自分でも、この作品には躊躇していた。
「だってまたロッキーでしょ?何回目のやき回し?」
どうせスタローンのオナニー映画だろうと高をくくっていたが、
各方面の絶賛と、監督がスタローンではないと知り、俄然乗り気になり、
映画館の時間を間違え上映時には観られず・・・。
主演のマイケルBジョーダンの、その名前とバッキバキの体が素晴らしいのと、
スタローンが良い感じの年寄りになってんだな。
「雲(クラウド)って何だ?」と空を見上げるシーンはサイコーだし、
お墓で亡き妻や亡き親友に語り掛ける所はヤバかった。
最近のボクシング映画を観てないけど、今のやつってこんなに迫力増してんだと、
試合のシーンがホントのプロを観てるかの様だった。
でも現チャンプの体は何であんなにダルダルなんだろう。
一番グッと来たのは最後の試合前の贈り物。
最近「親子愛」とか「子心」とか描かれると涙腺が馬鹿になっていて、
あの贈り物が見えた瞬間はダム決壊でした。
このシーンの為にも、「ロッキー4」は観とかないとダメです。
あまり貶すところないですが、現チャンプと闘う所の前段で、
「アポロの名前を使って最後を飾ろうとしてる」というテーマ自体、
この映画そのものもそーじゃん?敢えての皮肉なのか?
ロッキー新章
今ひとつ感動出来ない映画
クリードがチャンピオンになっていく高揚感をまるで感じない映画だった。
…なんだか"ちゃらい"し、ストイックさを感じない。それに、練習に打ち込む姿に、相手に絶対勝つんだという必死さみたいなのも感じなかった。スタローンの老いた感じは良かったけど…と言っても、結構すぐトレーナーに復帰してましたけどね…(笑)
*『ロッキー』の1作目にあったようなカタルシスが無いのだ…残念!😞
*新作を観るために予習のつもりで観たが、正直続編への期待値は低い…さて、どうなるか!?(笑)
あつい
自分に負けないために。
原題 Creed
父親の親友を師匠にボクサー目指すよ。
過去作はロッキー一作目のみ鑑賞。
それでも、小ネタ等が多く楽しめた。他作品との繋がりもあるのだろうな。
物語の筋はロッキー一作目そのものなのでは。それでいて、新しい主人公・時代には新しい悩みがあり、決して古くさい作品ではない。このシリーズは一貫して、自己実現の物語なのだろうな。テーマが変わらないながら、時代に合わせて物語を見事にフィットさせている手腕は見事。
クリードも苦しんでいるのはわかるけれど、ロッキーのどん底と比べればマシ(というか自分で立場とか捨てている)なのが少し気になったかな…恵まれたというのも、彼のコンプレックスだとはわかるんだけれど。
新たなロッキーシリーズの始まり
全242件中、21~40件目を表示