クリード チャンプを継ぐ男のレビュー・感想・評価
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「品行方正でスマートな息子」
学もあり、モデルばりのスマートな主人公。
ロッキーが書いてくれたメニューをスマホで撮影して紙はロッキーに返す。。デジタルテクノロジーを駆使する現代っ子。
親父のアポロとは違うキャラクター設定が「〇〇の子供ではなく、独立した個人」を感じさせて良かった。
他にも
・ロッキーのテーマは1度だけここぞの場面で!
・アポロがチラッとサブリミナル風に映されたシーンでは(ここ一番のシーン)不覚にも泣きそう!
・心を波立たせるような悪者登場しない。穏やかに見ていられる。あくまでスポーツ!
意外にも良作でした。
先入観持たずにみなさんもどうぞ。
特に興奮するでも無く淡々と終わった。 教えを請うために押しかけて来...
特に興奮するでも無く淡々と終わった。
教えを請うために押しかけて来たのに態度デカすぎ。
もっと男臭いハングリーな感じにしてほしかったので恋愛要素が邪魔やった。
間延びする無駄なシーンも多くて途中退屈。
ストーリーは想像通り。ひねり無し。
無謀な挑戦にロッキーがすんなりOKするところに違和感。
ファイトシーンは元ボクサーをキャスティングしてるだけあって迫力ある。カメラワークも良かった。
音楽が絶妙にダサい。
アメリカの種馬
老いぼれトレーナーのロッキー
one step,one punch.だからこその号泣メーン!
ロッキーシリーズに触れてこなかった人生でしたが、ふと一作目を見てみようと思い、その流れでファイナルを見たわけです。それまでは「エイドリアーン!」というイメージしかなく、半笑の対象だったわけですが、一作目を見て襟を正され、ファイナルを見て心の中で土下座をしました。男の生き様、なんて言うと安っぽい感じになってしまうのですが、そんなものをひしひしと感じさせられるような映画でした。
そしてその魂を正当に、真っ直ぐに受け継いでいたのが、このクリードなのです。相手を倒して終わりなのではない。敵は常に自分自身。立ち向かう相手は自分自身。「やる」のは自分自身。それがもう、直球ストレートで投げ込まれるのですから、たまりません。最終決戦、ふらふらのアドニスを止めようとするロッキーに、アドニスが力強く言葉にするある決意。それを受け入れ送り出すロッキー。アドニスが立ち上がるとき、満を持して、あのBGMが…
号泣です。催涙ガスです。数々の映画を観てきた人生ですが、多分一番泣きました。見返すたびに、絶対そこで泣きます。お気に入りのシーンなのでそこだけ見返そうとするんですけど、やはりそこまでの積み重ねがあるからこそ、思いが込み上げるからこそ、涙が溢れるんですよね。
本当に大好きな作品です。人生オールタイムベスト!
孤独だった青年アドニスが自分の居場所を見付けた!!
熱い、熱すぎる名作
シルベスター・スタローンさんの「ロッキー」シリーズの新章
リタイヤしたロッキーを盟友アポロ・クリードの息子アドニス(ドニー)が訪ね強く成長していく感動の新章
ドニーが強くなるプロセスはちょっとうまく行き過ぎな感はあるけど、父親の血筋と永遠のチャンプ ロッキーがトレーナーなんだからアリですね
ラストのチャンピオン・コンランとの死闘は正にロッキーとアポロの初対戦と同じ、1作めの「ロッキー」を彷彿とさせ、大興奮の肉弾戦に全身硬直しっぱなし
ラストのロッキーステップが出てきた時は実際に行ったこともあるし、シリーズ過去作の名シーンが頭をよぎり目頭が熱くなりました
若いクリードを強く逞しい青年に導くロッキーがカッコよすぎる
そしてビル・コンティさんの本章の音楽がすごくいいですが、この新章も音楽がすごくよかったです
やっぱりロッキー・シリーズは何度観てもいい、最高です
魂を震わす映画
素晴らしいロッキー続編
二つの闘い
学生時代から観続けてきたロッキーシリーズだが、ロッキー役のスタローンも歳だし、新作はもう観られないと諦めていたので、ロッキーの宿敵であったアポロの息子(クリード)を主人公にして、シリーズが復活して嬉しかった。しかし、果たして、ロッキー=スタローンといイメージが定着しているシリーズで、主役交代はうまくいくのかと危惧しながら鑑賞した。
今作はシリーズ第1作を下敷きにしているが、第1作に比べ、ストーリーが斬新になったわけではない。どんでん返しが新設されたわけでもない。主人公である若いボクサーが世界チャンピオンとの戦いというビッグチャンスに果敢に挑んでいくという第1作と同様にベタではあるがワクワクさせられる物語が展開されていく。
しかし、登場人物のキャラクターが個性的、明確であり、第1作の模倣になっていないので、第1作とは異なる感動と勇気がもらえる。また、山場のボクシングの試合シーンでは、ボクサーに最接近した映像で、リングの上に立っているかのような臨場感が半端なく、ボクシングという格闘技の壮絶さに圧倒される。
今まで主役を演じることが多く、最近は今一つ冴えない感じのスタローンが、今作ではセコンドという脇役に廻っているが、輝きを取り戻した素晴らしい演技を披露している。やはり、ロッキーシリーズはスタローンの原点であることを再認識させられた。達観した雰囲気で、自身の病魔と主人公を強者に導くという二つの闘いに挑んでいく姿がとても印象的である。特にラストの試合中にセコンドとして主人公を励ます、経験に裏打ちされた言葉の一つ一つがずしりと強く胸に響く。
ロッキーの教えを受けたクリードの今後のスクリーンでの活躍に期待したい。
劇中に説明もあるのでロッキー知らなくても見れる
ストーリーは王道、試合シーンは迫力あって最後まで楽しめた。
またスピンオフでありながらちゃんとロッキーの魅力をちゃんと引き出せていた。
知らなくても楽しめるかと思うが世界観や登場人物などロッキーを引き継いでいるので出来ればロッキー1~4は見ておくとよりお楽しめるかと。
父達の背中 飛び散る汗
父と子、母と子の物語。まさかこの映画で泣くとは思わなかったです。
愛しんで育ててくれた母の願いを捨ててまで、追わずにいられなかった父の背中。その面影をロッキーにみて…。とは言え、悩む、父の名を背負うことの大変さ。ダウンした時そんなドニ―の脳裏に去来するもの。立ちあがったそのきっかけ。そして母の愛に包まれていると言う実感。
正直『ロッキーシリーズ』をちゃんと見ているわけでもない私でも興奮しました。
ファイティング場面は大迫力。汗しぶきまで飛んできます。おお!!!。まるでレフィリ―になった気分。画像の良い、大画面で鑑賞されることをお勧めします。
音楽も、ロッキーのテーマにはかなわないけど、バラードも盛り上げる曲も良し。音響効果の良い所でご覧になることをお勧めします。
そして、ロッキーの一言一言。映画鑑賞後も頭の中でリフレイン。
そう、やってみなきゃわからない。何度も立ち上がることができればそれでいい。
何者でもない自分。自分の為の戦い。継ぐのは”栄光”ではなく、その生き様。
と、体中に力が入りっぱなしの話のようですが、雲ネタとか、ボクシング以外での「がんばれ」エピソードとか、随所に軽い(笑)ネタも散りばめられています。
こういうのをサクッと入れて、要所はじっくり。うまいなあ。
エンディングロールが始まっても、ロッキーファンならすぐにはお立ちにならぬように。映像ではないですが、嬉しいおまけが途中にあります。
むっちゃ、元気貰いました。
想像の範囲を一歩も出ない
スタローンは「ランボー」シリーズを夢中になって追いかけ、3ですっかり冷め、「ロッキー」は始めから乗りそこなった感もあったので、あのテーマ曲も含め、何ひとつ刺さらなかった映画なんです。私には。それでもドラコが出てくるまでは見ていたので、私生活も含めスタローンがモンスター化していく過程が映画以上に興味深かったせいでしょう。
その分、このシリーズになんの思い入れもなく、フラットに見ることが出来たのですが、正直に言って、想像した通りの展開で、ここまで予想を裏切ることなくラストまですんなり納まった映画も珍しいと思ったほどでした。
まず、主人公のクリードに感情移入できる要素が無いこと。例えば、エイドリアンに惚れているのに相手にされない、ボクサー崩れの用心棒が、一念発起してチャンスをものにするサクセスストーリーであれば、自分を投影して応援したくもなるでしょうが、協調性の無いまま育った男がきちんと教育を受けたのち、内なる衝動に勝てないままリングに上がり、勝って得るものがあるとは思えない戦いを淡々と見せられても。
ロッキーのトレーナーぶりにもなんの説得力もなく、劇中で病死してしまうのかと思いきや、そこは続編作る気満々だな。というお茶の濁し方。
戦いには、失うものが大きいほどドラマ性が盛り上がって、勝利した時のカタルシスもより大きいものになるという法則がある。いったい彼らは、負けた時何を失うというのか。
余談ですが、「マイティ・ソー」で、あんなに強そうなヴァルキリーを演じたテッサ・トンプソンがクリードのガールフレンド役で出てますね。結構可愛らしい役で。それはそれでまた面白い。
「マッドマックス」「ブレードランナー」「猿の惑星」など、かつての名作の世界観を踏襲して続編を製作するのがトレンドになっているようですが。私はどれひとつとして、成功していないと思います。オールドファンは納得しても、新規にファンを得られていないからです。どのプロジェクトも後ろ向きなんですよね。
この映画もそう。くどいほどていねいに、踏襲するものにこだわって、新しいものを生み出せていない残念な出来栄えでした。
2018.10.11
ロッキー見たことないけど楽しめた。
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