ストレイト・アウタ・コンプトンのレビュー・感想・評価
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ICE CUBE
ドレーとアイスキューブの事は知っていたけど、N.W.Aの事は知らなかったです。
人種差別を受けた事がなく、日本で平和に暮らしている自分にとっては、黒人だと言うだけで敵意を向けられ、立っているだけで連行されるなんて事は理解不能。
だからこその、言葉が生まれ、音に乗って色んな人に届くのだなぁと思った。
イージー・Eが最初にラップをやってみて、メンバーに下手だと言われているシーンで、本当にクソ下手で、場内から笑い声が漏れてたのも印象に残ってます。
ラップって本当に難しいと思う。
後は、さすが息子だけあってアイスキューブが本当に似ていた。
演技もうまかったし、お父さんより格好良かった。
スヌープ・ドッグも2PACも後半に出てきて、その後のHip-hopの歴史がわかる様な映画があれば、観たいと感じました。
made in compton.
アーティストの生き様
青春群像として良く出来ている
一つの時代を見せてくれる名品。
知ってはいても、詳しく無かった知識を埋められた一本。
彼らのその時、その時代、そこに何があったのかを丁寧に追っていて、青春劇として楽しめながらも勉強になる。
時代と、そこに生まれるカルチャー(文化にまで昇華するには時間が短すぎる)の背景。
そしてそこにあった熱量。
果たしてこれを観に来た方々のどれだけが、公民権運動からの流れを知っているのかな。
なんて社会科的な事を考えてしまった。
「リスペクト」「レペゼン」の正しい意味を思う。
とりあえず自分の頭の中のヒップホップ地図がまた埋まった作品。
次は東西抗争について分かりやすく纏めた映画が作られたら嬉しいなと思う。
自分自身のボスになれ。
力強くパワーが満ち溢れてた。若い頃の反発や上昇志向の塊で「ウォー‼︎」と叫びたくなる。
だけど、物事は単純ではなくロス市警の腐敗や黒人差別、何も出来ない理不尽に対して、ラップと言う武器で対抗しようと言う精神は、過剰なほど攻撃的な言葉とは裏腹に潔くも感じた。
ギャングスタラップというのは「俺は俺は」って自分が如何にヤバいやつかを主張する物だと思ってたけど、時代背景、差別やリアルに起こっている事件や物事を自分の言葉で伝えるという事に見る目が変わった。偽物は淘汰され本物だけが残って行くのだなと…
映画としても、男たちがリスペクトしあい結束し、成功を掴み、いがみ合い、別れ、それぞれの道を歩みだし、過ちに気付き再会すると言う、好きな展開でグッと来た。
2016年初映画に選んで良かった。
楽しめる。
嫌なプロデューサー役としての人生
初めて行く地元の映画館で、2016年一本目の映画として元日に観た。
ヒップホップ好きな人ならきっと凄く楽しい映画だと思う。
ブライアン・ウィルソンの伝記映画でも嫌なプロデューサー役だった俳優が、この映画でも嫌なプロデューサー役をやっていた。嫌なプロデューサー役が上手な俳優、としての人生ってだいぶ数奇だよね。でもほんとに嫌な奴だって観てて思うから、凄く演技上手なんだと思う。
元日のレイトショーで田舎の映画館にこの映画観に来るような人たちだから、観客はみんなヒップホップ好きそうな格好してて面白かった。2パックとかスヌープ出てくるとこではクスッと笑ってたし(いい意味の笑い)。
新年一本目の映画として相応しい映画なのかはわからないけれど、サントラ出てからずっと聞いててずっと観たかったから観れてほんとよかった。
That shit was Dope
過渡期の時代
男臭い映画!
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