ザ・ギフトのレビュー・感想・評価
全119件中、61~80件目を表示
男性2人には反吐が出る思い
ストーリーが進むに連れて主要な登場人物である3人に対する評価がガラリと変わる。「人生の成功者になりつつある夫妻」,「その夫妻につきまとう夫の高校時代の同級生はストーカー」というのは,物語序盤の印象にすぎない。
結果は見てのとおりだが,自己中心的で傲慢なサイモンは高校時代も現在も人間的にクズだし,ストーキングするゴードにしても確かに高校時代の惨めな体験には同情を禁じ得ないものの,その復讐のやり方が常軌を逸している(特に最後)という点ではゲスの極み。ハッキリ言って最後の最後まですっきり感とは無縁の作品で,とにかく胸クソが悪くなる。
一見する子供を授かったロビンだけがそれなりに幸せそうだが,それにしたって真相はいったい……?と感じてしまい,素直には喜べない。とても複雑な気持ちになる映画だ。
仕返しの時間があるなら真っ当に生きる
自分は高校時代はからかわれたり、いじめられたりしたが、25年後に仕返ししたりしようと思うものなのか?自分なら2度と目の前に現れたりしないでほしいとしか思わないなぁ〜いじめられっ子にはあと味の悪さしか残りません❌
一番の被害者は奥さん
最初は不気味な男に執着される気の毒な夫婦だったのが一変して、夫の方が元いじめっ子で今もクズというところがわかってから、いじめられていたゴードンには少し同情してしまった。
でも一番の被害者は奥さんのロビン。
愛していた夫は真正のクズということがわかって愛せなくなり、産んだ子供はどちらの子かわからない(そしてそのこと自体も知らない)。
最後のギフトは人を一瞬でどん底に陥れる最悪のギフトだと思う。まあDNA検査をすればそのうちわかるけど…
ただ夫のサイモンには全く同情ができない。
なんとも…
不安になる映画でした。
結局サイモンは自分では前に進めていたつもりがそうではなかったのですね。
必死で今の自分を正当化しようとしている感じなのかな。
ただ、犬や鯉の件の意図が分からない。
サイモンの本性を引き出す為?
最高のギフト
何十年前の友人と久しぶりに再会したことから物語が展開していく。
観ていくうちに観る視点が変わっていき、とても見応えがあった。全体的に静かな雰囲気で展開していくが、徐々に明かされていく真実。これが分かっていくとゾッとする。最後のギフトに関しては観ている人を考えさせられるものだった。
タイトルに相応しい作品
The Gift
最初の良い夫婦、気持ち悪い友人といった印象から話が掘り下げ割られるにつれて見方が180度変わって行く様が良く描かれていた。
因果応報がまさにしっくり来る映画。
ただ、誰か一番の被害者なのかな。
お前に贈り物があるんだ(フラグ
私はばっちりゴードに感情移入するタイプの人間なので終始「いけ!そこだ!!」「くたばれサイモン!」「ざまあ!!」となっていたのですが、これ奥さんが一番の被害者だな〜。大変そうだけど手に職があるわ…頑張って…
エドガートンってオールマイティなので賞?
親切から恐怖へと変わる贈り物(ギフト)と、2人の男の過去の確執が絡み悲劇を生みだすサスペンス。
主要人物3人の関係とキャラクターがリアルで目が離せないドラマだった。ご近所関係も何かリアリティがあっていいw
誰にも平等に優しい心を持ち、物事には白黒ハッキリ付けたい妻、ロビン。
パーフェクトだけど利己的で、更に本性を秘めている夫、サイモン。
優しく気遣い屋だけど、内に憎悪に揺れ掛ける炎をチラつかせる元友人、ゴード。
特にゴードには最後まで感情移入してしまう。彼も彼でロビンを傷付けたくは無いという思いを行動にも、表情にも滲ませているから同情してしまう。
ロビンがちょっとゴードに対して優しすぎるのが違和感だったかな。(でも寂しげで親切なゴード相手なら、自分も献身的になりそうだ。)
過去を水に流してあげたくもサイモンの態度がけしからんのでそうは出来ず。
結局のところ全部サイモンが悪くね?因果応報じゃね?としか思えないわけで・・・。
ラストのサイモンとの電話のやり取りにだって、完全にゴードが悪人ではない感じがぷんぷん出ている。
サイモンだけが痛烈に打ちのめされ、この先の未来にも永遠にその辛さを引きずったまま生きていかなければならないという最大の屈辱を与えるラストはこの作品にはとてもぴったりだったと思う。もっとも、ロビンもロビンでだいぶ被害をこうむったわけだけれど、夫が利己的を通り越したクズ野郎だったという事実に気付く事が出来たのはある意味彼女の未来にとってはプラスだったのではなかろうか。汚すぎるぜ、サイモン!
序盤ギフトに始まり、中盤で一旦贈り物から視点が逸れ、過去の確執に焦点が当てられていくと「あれ?そろそろギフト関係なくね?」と一瞬思わされたのがラストにはこんなとんでもない贈り物がされていたとは!いや、されていたかも、どっちかわからんってオイ!!!そんな風に焦らされるハッキリしないオチも、この映画なら許せる、すっきりと受け入れられた。
ジョエル
武骨な顔の粗野なイメージ強いけど、ちゃんと監督してるエドガートン。でもオージー系の男達はみなスマートじゃなくて、頑丈そうな顔貌なのはなんでだろ、メルギブソンしかり、ラッセルクロウしかり。首がぶっといイメージ。
結末の真相は明らか。 次回作に期待です。
とても静かに、淡々と、隣人の狂気が増していく恐怖があり、しっかりした映画を撮ろうという意思が伝わってくる良心的?な映画でした。
おそらく監督は真面目な人間なのでしょう、
ツジツマをキッチリ合わせる為に若干ストーリー、キャラクター設定が強引な感じはしました。
メッセージを押し出すあまりに、途中の道筋が乱暴な感じ。
【考察と感想】
主人公の妻が完全に異常なゴードに対して、必要以上に献身的な違和感は否めません。
(一応、妻には【精神的な病気持ち】という設定を入れて補てんはしているが)
しかし、
糞みたいな監督であればそんな小さな説得力のために妻の設定等は付け加えないでしょう。この映画を丁寧に作ろうとしているのが分かるので、好感度高いです。
最も論議されている妻の子の父親についてですが、これは主人公の子で間違いないでしょう。
ゴードは正当な人間は報われるべきだという内容の言葉を発しており、
自分自身もそのルールに実直に従っており、その実直さは本編で描かれています。
◆自分があげた魚は殺しましたが(実際やったかは不明)、犬を殺したりはしませんでした。(犬をさらったのかの審議は不明)
◆嘘をつき続けている主人公に対して豪邸に住んでいると大嘘をつくが すぐに自ら自白しています。主人公に対して【嘘をついたら謝るものだ】という当て付けというか伏線のシーンですね。
上記の事から
ゴードは自分の言葉と行動に責任を持っているので、実際に妻に暴行を働いていれば その通り自白してしまうような人間だということです。
DNA鑑定をすれば疑いは晴れますし、DVDを見せることで関係を修復出来そうですが
妻はゴードを良心的で誠実な人間で
夫は信用できないサディストという認識が固まってしまっているので、即解決出来るような状態では無さそうです。
トラブルの発端は主人公の横暴さですが、ゴードもかなりの異常者には変わりなく
面白い話でしたが スッキリ!という結末では無かったです。
しかし、監督の映画作りへの誠実さは感じれたように思ったので、次の作品も是非見てみたいです。
例えば少し長くして
サイモンがあんなクズ野郎になったことを、父親からの虐待だと台詞だけで言わせるんじゃなくて、フラッシュバックとして映像で見せたらどうだっただろうか。
その父親とゴードが似ていたとか、同じ台詞を言ったとか、ゴードを対象にしたことに観客の共感があれば、もう少しサイモンはクズに見えず、ゴードがより際立って怖い存在になったように思う。
精神的に人が怖いホラー映画
過去の過ちからこんなことになるとは。
途中、夫がとんでもなく嫌な奴に見えてきますね。
夫役の吹き替えの人の声と俳優さんの顔が好きじゃなかったのか余計にイライラしました。
ゴードは最初は本当に悪気なく謝るチャンスを与えてただけなのでしょうか?
どうゆう意図だったのかわかりませんが、ホラ吹きはよくない、嘘はいけませんね。
まさか最後のギフトがあんな贈り物だなんて。
ですがゴードはそこまで最低な奴とは思いませんでした。
不安を煽るだけのホラなのか本当にゴードの子なのか。。
どちらがひどいのか、そもそもの原因を作ってしまった夫なのでしょうか。
精神的なホラー映画でした。
飽きることなく最後まで見れた作品でした。
シャワーのシーンはびびりましたw
ギフトというタイトルから、最後には誘拐された赤ちゃんの死体とかが入った贈り物が入ってるのかな?とパッケージを読んだ段階で予想していましたが、こういうオチだったんですね。
全119件中、61~80件目を表示