クリーピー 偽りの隣人のレビュー・感想・評価
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疑問がいっぱい!!
6年前の事件は?注射の中身って何?どこで手に入れてるの?澪が助けを求めてきたのは本心?それとも嵌めるよう指示された?
というか、引っ越ししたばかりで隣人(しかも変な人)に余ったシチュー持ってく?康子も変。チョコも手作りって……ええぇ??
主人公が野上を巻き込んだのにその事を言わないの何で?「お父さんじゃない」って知っても警察に言わないのも何で??
そもそも刑事一人で踏み込むもんなの?調べた人物と違う人が出てきたら警戒するじゃん??終盤も主人公ともう一人の刑事で二手に別れちゃうし、応援呼ぶとかしないもんなの?これもうやられに行ってるもんじゃん!としか思えなかった。
結局、最後までよくわからないまま終わってしまった。
私的につまらなくはない。不気味な隣人が徐々に内に入り込んでくる感じは怖いし、最後どうなるの!?って目が離せなかったりもしたけど不完全燃焼。
ただ最初から気味の悪さ全開で、見てるこっちにものすごい不安感を抱かせる香川照之の演技はすごかったです。
【終始暗く不気味で狂気なサスペンススリラー】
・2016年公開の日本のサスペンススリラー映画。
・元刑事で現在は犯罪心理学者の主人公 高倉が夫婦で引っ越した新居の隣人に違和感を抱く。一方、高倉は元同僚から6年間に発生した一家失踪事件の分析を依頼をされて、生き残りである女性の記憶をたどっていく。そんな中、ある日、新居の隣人の娘が高倉に「私はあの人の娘ではない」と打ち明ける。⁉となりつつも一旦流して物語が進む。それらの出来事が絡み合って真相が明らかになっていく という大枠ストーリー。
[お薦めのポイント]
・奇妙すぎる香川照之さんの演技がすごい
・ソロモンの偽証とはちょっと違う印象の藤野涼子さん
・謎が深い
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
[物語]
・香川照之さん演じる隣人が狂人であることは一貫した雰囲気づくりと物語の途中で明かされるため、オチではないです。となると、どこに重きを置いてみるべきか、、、と考えてみると、単純に「どうなるの⁈」というところでした。ただ、全ての事柄に「なんで⁈」が付きまとってしまうところが少し残念でした。サスペンススリラーとしては「不気味」「狂気」が強く、面白く観れるのですが、「なんで⁈」が明確でないところは好き嫌いが分かれてしまいそうですね。オチはスカッとします。笑
[演出]
・わりと映像はエグイ表現をしています。狂気を狂気たらしめるためにはエグサが必要だと思うので、この辺は満足です。また、終始暗~い雰囲気です。これもまた、あえて、なのだと思います。鑑賞後は何とも言えない気持ちになります。笑
[映像]
・どの町も、昔からある都内近郊の住宅街(例えば埼玉とか神奈川とか千葉とか)の雰囲気で、街並みなどから親近感がわいてきました。街並みからはリアリティ・共感性を感じます。
[音楽]
・これまた終始ダークな雰囲気。どう受け取るかは別として、意図した一貫性が好きでした。
[演技・配役]
・香川照之さん、不気味すぎます。演じていて楽しかっただろうなぁ、と思ってしまいますね。笑 西島秀俊さんの役は暗すぎて何とも言えない気持ちになります。一方、竹内結子さんの役はおてんばといいますか、西島さんの役と対照的でした。それぞれがそれぞれの役をうまく演じられているので、人間関係の妙、の雰囲気が良く出ているなぁと思いました。
・ソロモンの偽証で主演だった藤野涼子さんが、以前の映画とは全然違う雰囲気で演技がうまくなったかも⁉と不思議と嬉しくなりました。笑
[全体]
・一貫性のある安定した作品だと思いました。好き嫌いはかなり分かれそうですが。笑 個人的には「なんで⁈」を解消してほしかったなぁと思います。とはいえ、そう思ってしまうということは、物語の流れにのめりこまされている、ということですね💦暗い雰囲気や不気味さ、狂気さが好きな方にはもってこいの映画だと思います。ありがとうございました。
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#全体3.3 #物語3.3 #演出3.3 #演技3.5 #配役3.3 #映像3.3 #音楽3.4
理解できないサイコパスな映画
「クリーピー 偽りの隣人」は2016年6月18日に公開されました。監督はカンヌ国際映画祭でも受賞経験のある黒澤清さん、主演は西島秀俊さんです。
この映画を見終わった時、悪い意味で衝撃を受けました。何せ、理解不能な点が多すぎるのです。
・警察はなぜ真実に辿り着かないのか、西野の「協会理事」という肩書きの権力が影響されているのか。
・恐怖でなく、注射(薬物)で人をマインドコントロールできるのか。
・クッキーの意味
なぜ高倉は西野の支配を逃れることができたのか。妻の叫びの意味。
これらについて本作では解説の意図口が明らかに少なく見終わった後にモヤモヤ感が残ってしまうのも無理はないですね。
しかし、このモヤモヤ感と後腐れの悪さこそが監督の狙いだとしたら納得です。題材がサイコパスである以上、常人には理解のできない範疇だろうし、色々と考えてしまうと結果として頭から離れない展開になってしまいます。それもまたタチが悪いですね。
心理学の先生よりも隣人の人が上手。
初めの頃はおもしろく観てたのに……
刑事の野上が殺された辺りから刑事や警察官にイライラ
そして心理学を教えている高倉にもイライラする。相手を苦しめる言葉を言ったり強く問い詰めたり、また犯人にはわざと興奮する様な事を言ったりして本当に心理学を教えてる人なの?と思ってしまう。
段々★の数が減ってきてしまいました。最後の終わり方もイマイチ
怖いと言うよりイライラのほうが勝ってました。
クソ映画 キャストに騙された
西島秀俊、香川照之、竹内結子と豪華キャストに惹かれて見始めたが、クソ映画。
元捜査一課の刑事役の西島の設定がめちゃくちゃ。
犯罪心理学に詳しいはずなのに、香川の変質性気付かないばかりか、毎日一緒に生活している妻の異変にも気が付かない設定。
しかも、その香川の犯罪を確信した家に1人で無防備でズカズカと家の奥まで入って行ってしまう設定。捜査一課の刑事というより、普通の一般人でも絶対にやらない行動設定に興醒めの連続。
その他にも無理な設定ばかりで、見始めしまった人には、途中で観るのを止めることをオススメします。
最後まで観ても何もありません。
竹内結子はこの映画に出て、精神的におかしくなったと思ってしまうほど、可哀想な設定。
評価の分かれる作品‼️
これほど評価が極端に分かれる作品は珍しいのではないか?確かに多くの箇所でえ?ウソ?何それ?役者が可哀相な位下手に見えたりもする。粗捜しはいくらでも出来そうな気のする映画ではあったが、地面に落ちてる糞の数数えてパリに失望してもしょうがない。顔を上げればそこには素晴らしい景色が広がっている。この映画、明らかに嘗て見たことの無い恐怖映画に仕上がっている。ディティールは雑ではあってもしっかりとした骨太なデッサンに基づく輪郭のしっかりしたエスキースを見た感じだ。充分仕上がっているので後はディティール入れた後に大人しくならないように仕上げるだけだと思う。何よりも楽しめた‼️😁
一風変わったコメディ映画
よいところ:
・犬が可愛い。
・セリフが聞き取りやすい。
・説明が多く内容を理解しやすい。
・一周回って笑える。
・「今っぽい邦画」を見たければこれを見ればいいと思う。
悪いところ:
・登場人物の行動がいちいち「そうはならんやろ」となるくらいに唐突、意味不明。感情移入はまったくできない。
・セリフを聞き取りやすくするために間が多くなり、テンポが悪い(遅い)。普通人はそこまで他人が喋り終わるまで黙って話を聞かずにちょっと被ったりする。芝居かかって見える。
・ご都合展開すぎる。まず今日理由でもなければご近所付き合いなどあまりしないし、隣人がたまたま調査していた殺人・失踪事件の犯人であることに対する必然性の有無などの視聴途中に発生してくるモヤモヤに対する説明が一切なし。
・犬を自分の管理不注意で逃しておいて飼い主がヘラヘラしている。
普段あまり邦画を見ず、人からお勧めされて動画配信サービスで見ました。そして気付きました、これはコメディ映画だということに。
「この展開にはならんやろ」という展開の連続。どう見ても不審者な喋り方しかしない隣人に何故か関わり合いになり続ける主人公夫妻。仕事としてやったとしても強引すぎる捜査を試み被害者(参考人)を追い詰める主人公たち。急にメンヘラになる主人公の妻。そしてほとんど面識のない、しかも一度最悪な対応をした隣人に対して「あの人、お父さんじゃありません」とか深刻なことを打ち明けてしまう高校生。(「あの人」の味方だったらどうするつもりだったのだろう)。キャッチコピーにもなっているこのセリフを聞いた時に、ようやく気付きました。これはコメディ映画であると。
そう、この映画は奇想天外な展開に対して客観的な目線で「いやそうはならんやろ」とツッコミを入れて楽しむコメディ映画なのです。
そう考えなおし、最後まで視聴することができました。最後に犯人が拳銃で撃たれまくっているところなんか爆笑してしまいました。そしてエンドロールで「この映画はいったいなんなんだ…」と思いました。
また、たまに「今の邦画はダメだ」という論調で扱われているときのテンプレートのようなものに忠実に沿った作りをしていると思いました。特にラスト付近で顕著です。「妻よ、今まで俺はお前の気持ちを考えていなかった」と反省する主人公。自分は手を汚さずに(どのような方法で?)人に犯罪行為を行わせる頭脳派の犯人。犯人を糾弾し追い詰める主人公。そこで一段落とし主人公を危機に陥らせる。そしてラスト、ふんぞり返っている犯人に主人公が裁きの鉄槌を下してハッピーエンド。このような感情の動きに忠実な流れをしていて、そこはとても参考になりました。しかし、感情の動きには忠実なのですが、ストーリー上の説得力やキャラクター性についてはガバガバだと思います。
結論。勧めてもらった人には申し訳ないですが、私には合いませんでした。
56点
西島秀俊、香川照之、竹内結子ファンがこの作品の生命線になっている。
キャストが彼らでなかったらもう-5点くらい。
実話で終始わけわからんのに国外で評価されていたりとわけわからんが、彼らの狂信的な演技が観れただけでも個人的には大満足な作品でした。
全体的に散漫、毛色が悪いのが数少ない褒めどころ
これが初めての黒沢清作品。なんか、毛色の悪い洋画を観た気分。たぶんこの感情を引き出させたかったのだろうから、間違ってはなさそう。
率直な感想として、一貫性がないと思った。サスペンスにもホラーにも見せようとしてるんだろうけど、役割演技がなってないよね。誰をどこに置いたことで機能する、とかじゃなく、宙に浮かんだ謎をシレッと入れて終わらす。そんな感じ。だから、隣人で元刑事で犯罪心理学者で…って人物が絡まっていくのは分かるとしても、それをあらゆる角度で見せてくるので散漫に写る。また、失踪事件を軸に捜査する一方、家庭が散らかり始めていく訳だが、割と単純に謎が拓けたのがどうもハマらなかった。人物像が浮かんでから、長く見えて仕方なかった。かと言って、ハッピーになる訳でもないので、間延びしている印象。終盤疲れっぽく、それが答えかって感じ。
とやかく言ったものの、この監督はジャンルの広さが持ち味だから、いろいろ触れないとわからない節はありそう。とりあえず、思ったよりリターンが無かったって感想。
最後のタネ明かしに時間を掛けても良かったかな
家族をマインドコントロールするかと思いきや、薬か。。。そんな都合のいい薬があるのかな!? と思って見てしまった。出演者の演技は迫真で素晴らしい、でも川口春奈の事件のタネ明かしなどがスッキリせず、結末があっさりした感じ。
キネ旬が変になったのか?
こちら側がおかしくなったのか?
元々センスの欠片もない制作陣なのか?
狙いに行って見透かされるのが解っていて作っているのなら、
馬鹿にするのもいい加減にしろ!と云いたくなるくそ映画。
すべての登場人物に、共感も共鳴も出来ない。
360度つまらない!とはこちら側の勝手な意見かも知れないが、
これからはキネ旬に評価されていない映画から見るようにしようとは思う。
薬が最強
誰でも命令きくようになっちゃう魔法の薬が最強
疑問点とツッコミどころ多々
ニュースになってたりする家族乗っ取りはこんな風なのかしら?
と思う
万能薬さえなければ
香川照之のサイコパスっぷりは気持ちいい
一つだけ
他の方のレビューと同意見ですが、一つだけ補足で、
主人公、捜査中の失踪事件現場を見て「犯罪が起きる独特の雰囲気の場所だ」
いやいや、あなたの新居、それわかるんならなんでそこにしたのよ!
それだけ言いたかった。
あーすっきりした。
西島秀俊の大根素人空っぽ演が奏功
血も涙も無いサイコパスを香川照之の激演で情感たっぷりに、愛妻家らしき正義漢刑事を西島秀俊の大根素人演で空っぽにという配役が奏功。
だから刑事はCUREの役所広司ではない。
黒沢清の集大成か。
悪魔のいけにえより怖い。
また見る。
無能な警察
出演者が豪華で面白そう!と思って観たら、残念な映画でした。
まず、主人公がやることなすこと出来てないのになぜか自信満々でげんなりです。
・警察官時代はサイコパスを理解したと思って人質救出失敗
・川口春奈にカウンセリングでは、傷ついている人に対して面白いと言ったり、一切の配慮がなく専門家どころか人としてのマナーさえも持っていない
・香川照之相手にも知ったかで上から物言いして奥さんにやられてしまう
など、随所ででていて主人公に思い入れができないのは残念です。
そのほか、警察が基本的に不法侵入して、すぐやられてしまったり、川口春奈の事件がうやむやに放置のまま終了したりと色々変なところがあって残念でした。
香川照之の演技はさすがー!って感じたったのでもったいない映画でした。
クリーピー
サイコパスの話。ほんとうにこんな人がいるのかもしれない。香川照之の演技。
明るさの変化や音をつかって気味悪さをとことん演出。
残酷なシーンをリアルに描く。
静かなシーンからいきなり大音量になるなどホラー的要素も。
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