提報者 ES細胞捏造事件のレビュー・感想・評価
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あと1回くらいは観てもいい
他の方のレビューにもある通り、小保方さんの事件を思い出させる内容。
韓国人も日本人も、こういう、「追っかけ」や「暴き」が好きなのかもしれない。
ただ、上記2件は真実が明らかにされた一方、明らかにされないまま、「捏造された内容を、マスコミが疑問を持たずに垂れ流すことによって、『真実としてまかり通っている嘘』が実際にあるかもしれない:と思うと、ゾッとする。
内容的にはこの映画、起承転結で言うと、「承」までは手に汗握るが、「転」の部分が非常に弱い。
ネットで流した情報が炎上し、自分たちを有利にしていく過程。
政府から放送局への圧力。
放送までの準備。
なんか、もったいないくらいあっさりしてて、拍子抜け。
前半の勢いそのままに「結」まで行ってほしかったけど、「欠」やったね爆
でも、また放送されたら、観てもいいな、と思う。
秀作
情報を鵜呑みにする民衆の恐ろしさ、情報提供者の苦悩、権力に立ち向かうための記者たちの丁寧な取材の様子がうまく描かれていた
なにより権力に屈しない記者の熱意に心打たれた
この作品を鑑賞できてラッキーだった!
小保方晴子の問題を扱った映画ではなかった。あちらはSTAP細胞・...
小保方晴子の問題を扱った映画ではなかった。あちらはSTAP細胞・・・(笑)。このES細胞の捏造事件は2005年に実際に起こったもの。
告発したのは元研究員の医者。しかし、失業してからは圧力がかけられ、告発をなかったものにしてほしいと・・・。しかしディレクターのユンは上の指示にも背いて独自に取材を。モリーというクローン犬が最初のターゲットだ。
捏造を頼まれたという大人しい医者は自殺未遂までしていた。その彼にもアメリカまで飛んで取材したのに、それを反撃にでる教授側。いまや国民の英雄にまでのぼりつめた博士だったので、放送局へのバッシングも激しくなる・・・あらためて「真実か国益か」を問うのがストーリーの核だ。
パクヘイル
実話もの。お隣で、こんな事件があったなんて知らず。まるでSTAP騒動?事件?みたい。自殺者出ちゃう感じとか。日本では小保方さん総攻撃みたいになったけれど、逆に国の希望を傷つけるな的な右寄りの抗議運動とか、韓国的で良い話。因みに監督のイムスルレは女性らしい。
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