「荒唐無稽なセリフ劇」蜜のあわれ ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)
荒唐無稽なセリフ劇
荒唐無稽な設定、機関銃のように飛び交うセリフは、舞台演劇かとも思った。
舞台の映画化なのかと思えば、室生犀星の幻影小説だったか。
少し青空文庫でさわりだけ読んでみたが、なるほどセリフ以外が無い。
最後の章の「後記 炎の金魚」には、それまでの章と異なり、
セリフ以外の情景や心理といった描写がされているので、暇を見つけて読んでみたい。
昭和34年の小説には こんなモノもあったのかと、少し驚かされた。
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