「未公開も仕方ない」V/H/S ファイナル・インパクト 作品に向き合うゆき平さんの映画レビュー(感想・評価)
未公開も仕方ない
いつの間にか出てた3作目。
でも未公開になったのも無理はない。
1作目はインパクトと斬新さがあってそれなりに楽しめて劇場にもそれなりに見せる作品だったと思う。
2作目も『ザ・レイド』の監督のインパクトさやアイデア溢れる映像や展開のものがあり、劇場としてなかなか見せた作品だったと思う。
しかし、今回は劇場だったら金返せレベル。
髑髏の以外はほとんどダメ。特にメインはストーリーが意味不明どころか、映像に入るノイズの演出がイライラして仕方ない。ただスマホの画面をよく見ると一瞬だが、1作目のあの女が映ってるのはニヤリ。
エピソード1はマジシャンの話。一応それなりには楽しませてくれる作品だが、ホラーじゃなくなってる。
2話目はアイデアはおもしろいけどホラーにしたいのか笑わせたいのかどっちつかずな作品になってる。
3話目はアクションホラーになってるが、追い込まれる感じとか血が満載な所とか最後のトンデモないのとかVHSらしい作品。たぶんザ・レイドに影響して作ったんだろうな…
しかし、全部のエピソードに対して、強引にホラー映画にしてる感が否めないし、自主製作作品を見せられてる感があり、やはり未公開は最善な策だったと思う。
とにかく楽しめることには楽しめるけど宣伝に流されると痛い目に合う作品。前2作より劣ってると思います。
これで完結編らしいが、自分はエピソード0のように感じたが、果たして…?
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