ちはやふる 下の句のレビュー・感想・評価
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一気に3作みたからこそ楽しめた
すずちゃんの二重アゴはやめてほしかった
かるたの試合がこんなに躍動感あるとは
松岡茉優が登場、雰囲気ある
全国大会でも皆ジャージなのにやっぱり着物着るのね
野村君の茶髪が明るすぎるのだがどうも原作漫画に近づけているみたい
ちょっと恋愛ネタが
王道スポ根映画
上の句のラストの畳み掛けに比べれば、
ややパワー不足な感もしたけど、
三部作の真ん中、はじまりとラストを繋ぐ作品としては
これで良いと思う。
もう上の句観た人にだけ向けた作りではあると思うけど
…
アラタ君はいつ活躍するんだ!
と言う高まりが、もう次見たくて仕方なくしている。
どんだけ強いんだ!と想像でワクワクしてます。
上の句ではキャラクターそれぞれに見せ場があって、
それが見どころでもあったけど、
下の句はストーリー。
チームが崩壊しかけて、もっと強くなる。
上手くいかない恋。
風邪を引いてピンチになる。
敵キャラの強さを振ってからの主人公とのバトル。
前の強敵が助けてくれる。
などなど、
王道のスポ根ストーリーに胸が熱くなった。
原作漫画も面白いんだろうなというのが分かるし。
漫画原作映画として最高の出来だと思います。
ブロッキング
上の句のテーマにより磨きをかけたまっすぐな作品。
ちょっとこそばゆくなるようなストーリーでしたが、上の句よりも振り切っていて良かったです。たとえ、途中で「あれ?」って思うようなことがあったとしても、エンディングがわかりきったものだったとしても、このクライマックスはずるい。120%涙腺をノックするし、スクリーンにかじりついてしまう。本当に部活もの+ジャンプ魂は邦画では最強なんだということを思い知らされました。
本当に同じ監督かよ、というほどブロッキングのレベルが上の句に比べて高かった。ステージの上下左右前後を広く使い、キャラクターたちをスクリーン上で踊らせるようなブロッキングは、単純に見ていて楽しかったですし、そのブロッキングでシーンから感情が伝わってきました。特に最初の千早と太一が新に会いに行くシーンで、電車を降りホームに立つ2人のシーンは完璧だったと思います。そこから複雑な3人での会話シーンを見事に乗り越えてからのInciting Incident。この10分は見事。
その後もフレームの中でのキャラクターの動きをしつこく捉えた果敢なカメラワークには驚きました。これを邦画でやるのは難しかっただろうと思います。それほどまでに素晴らしかった。
脚本のことに関していうと、コミック原作の映画の悪い癖が目立ってしまったのかなという印象。物語を完結させるためには、コミック原作のストーリーからどうしても削除しなければならないシーンが出てきてしまいます。そこを大きく削って、低い位置からオリジナルで創り上げていくというギャンブルもありますが、多くのコミック原作はキーとなる部分だけを繋ぎ合わせたような作りになってしまうことが多いです。この作品もそうでした。
それだけに、コミックちっくな演出が浮いてしまい、肝心なシーンが興ざめ。視聴者が急に夢から覚めたように映画の世界から一歩引いて見てしまうような感じ。ポップコーンが一番消費される時間。映画では一番避けなければいけないこと。それが今作では2、3度あった気がします。太一が一人になりそうなところを部員に気づかされるシーンと、雨のシーン。
あとはカラー。今回は完全に失敗。夜のシーンがないだけに、朝・昼・夕方の時間を使い分けなければいけない。しかし、予算上ゴールデンアワーに撮影を続けることもできない。それゆえ解決するためにとった方法は、昼は空の青、夕方は夕焼けのオレンジでシーンを表現するということ。それがなんともチープ。爽やかなシーンでの昼を表現した青は、特有のディヒュージョンネットを使ったハイキーな照明と相まって、逆に寂しさのようなものも感じでしまいました。インドアとアウトドアが混在したシーンが多くあるだけに難しい撮影だっただろうが。。。。
邦画の業界ではハリウッドを超える才能が必要になる。チームワークと管理。まだ遅くない。
安心と信頼のちはやふる実写映画
じわっと泣ける映画。
「ちはやふる 上の句」の続編。
本作は「絆」にテーマを絞っているため、前作より内容にまとまりを感じる。
ただし逆にストーリーに起伏をあまり感じず、どちらかというと淡々と観てしまった印象。
「上の句」を未鑑賞でも観れないことはないが、キャラクターのバックボーンを知る上でも「上の句」を観ていた方が泣けると思う。
クイーンの松岡さんがついに登場。
それほど突飛なことをしているわけではないが、カルタ以外は、なぜかそこはかとなく漂う残念臭とにじみ出るポンコツ感。いい。
映画全体も上の句とは色々変えてきているが、許容範囲。さて最後の『結び』でどうまとめ上げるか。
団体戦としてのかるたのエモーション
かるたをやめると言い出した新と、千早の再開シーンから。新、千早、太一は、かるたをやる理由、自分のためだけでなく仲間とかるたをやる意味などに苦悩し、かるたを通じて各自に成長する。
千早等の様子に影響された新の復帰と、千早の「クイーン戦」を暗示して終わる。
原作未読 アニメ版未見
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前作より、孤独や人の結びつきに注目している印象でした。1対1でありながら、団体戦があるというかるたの特徴を活かし、仲間と励まし合うことの良さを表現していると受け止めました。
やや演技の臭みと、偽物感が増した印象だったのは気のせいでしょうか。(必ずしも欠点とは思わないですが。)
シリアスなシーンで、ちょっと恥ずかしいセリフが入っても、すぐにコメディっぽい緩む展開が挿入されるので、ある程度安心できる。が、演技っぽい恥ずかしいシーンが多く少し辛かったです。シーンによってはちょっと長く感じてしましました。
新の部屋のシーン、場所はほとんど動かなくても、人物が注目する小物によって、感情が変化していくのは面白かったです。昔の写真、遺影、干されているタオルなど。
「上の句」同様、須藤、ヒョロ、肉まんくんなど、やっぱり脇役が好きでした。
須藤が試合前に太一に言った「この世に言い残すことはないか」で吹き出してしまいました。大袈裟だ笑。彼等の試合内容はもうちょっと観たかった気もします。
最後の試合は、戦況が分かりづらくてやや楽しめなかった。スローで札が飛ぶのを観て視覚的に楽しむのが中心になっていたように思いますが、いかがでしょうか。
エンディングで華やかなアニメが観れたのは嬉しかったです。私は前作に続き、このアニメーション表現が好きです。前作のエンドロールはただの黒バックでしたが、今作のエンドロールの彩りに主人公たちの変化が表れているようで、感動しました。
砕けた要素も入っている
前回同様、綺麗さが際立つ映画。
ストーリー展開に意外性はないが、単純に楽しめる。
松岡茉優の綺麗さと広瀬すずの可愛さを楽しむ。
次回作は何か新しい展開に期待したい。
下の句だけでも楽しめる
私は正直上の句をみずに下の句だけ見たが、
それでも楽しめた。
徐々に物語が深くなっていってくれるため、下の句だけを見るという人も入りやすかったような気がする。
個人的には主演の広瀬すずちゃんの青春してます!!って感じの堂々としたキャピキャピ感が、女子高生らしくて好感が持てる。年齢的にもちょうど良くて、キャスティングが絶妙だなと思った。
この作品で日の目を浴びるようになった新田真剣佑。
演技に入り込むために現地にずっといたという噂も?
『仰げば尊し』で見せていたのとはまた一味違う、素朴で純粋な青年を美しく演じていた。顔立ちも美しいので、思わず見惚れてしまうシーンも多々。
『ちはやふるー結びー』が上映されると知って、
見たい!と思えたので良い作品だったのだと思う。
おうち-72
和歌のように繊細な日本人心を感じるドラマです。
『上の句』、『下の句』、どちらもすっごいドラマティックなことが起きるのかと言われたら、そうではないけど、誰もが多かれ少なかれ経験したことのある心のほろ苦い部分をうまく描いています。
突然、仲間外れにされる。あれわかるわかる。
自分には突然すぎたり、大きすぎたりして、それに向かって頑張ってるだけなのになんでわかってくれんの?っていうやつ。
あの頃のわたしも、端からみれば千早みたいな感じやってんなぁーとなんか懐かしくなりました。
こういうのはハリウッドでは描けない。
だから日本映画も手放せない。
熱くなっちゃって忘れるとこやった。
松岡茉優ちゃんのクオリティは言わずもがなです。
最初から三部作だったんだぁとわかるラスト。
真剣佑のかるた姿は『結び』までお預けなのか!!
これは結びにいかんとかんなーって思って明日早速いこーっと。
続・スポ根かるた
いやぁ、青春ですなぁ~
三人の微妙な三角関係を中心に、挫折と成長を描く。
さらに、前作以上に瑞沢高校競技かるた部のチームワークもアップ。やっぱし、チームものってのは感動を呼ぶね~(^^)b
そして、ライバルも登場して、いよいよ盛り上がって来たところで…終了~
完全に完結編ありきの流れのような…
最初から三部作にするつもりだったのかな?
って、真剣佑と松岡茉優の、これまた微妙な関係も気になるところ…
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