ワンダーウーマンのレビュー・感想・評価
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多元的な意味の神話
善玉が悪玉をぶっ倒すヒーロー映画というだけにあらず、女が男の戦場に乗り込むフェミニズム映画というのはもちろん、戦争映画でもある。そして、清く正しいことしか知らないお嬢様が社会の愚かさを知り、それでもそれを受け入れるという成長物語でもある。なおかつギリシャ神話の一説でもあるのだ。
なんと多元的で奥深き物語だろうか。何よりガル・ガドットの笑顔の美しさと言ったら、完璧というほかない。
アクションも、スローモーションやバレットタイムを使った刺激的なものになっていて楽しめる。
まさに神々しいまでの強さと美しさであった。私は欠点が目に入らないほどに、この映画をとても好きになったのだ。
批判的なレビューも見たが、私の好きな気持ちは変わらなかった。
星条旗を模したコスチュームを着ているが、この映画のストーリーならそうでなくても良いのではないかと、それだけは思った。原作イメージなどもあるだろうが、映画のテーマを曇らせているのではないかと。でもそんなこと気にならないほど私は本作が好きだ。
ルーピン先生年取ったなぁ…
DCEUを一応全て観てきて、その全てが消化不良と感じていた。
ただ、その中で一筋の光と感じていたのがジャスティスの誕生でお目見えしたガル・ガドット演じるワンダーウーマンであった。
ジャスティスの中のワンダーウーマンは素晴らしく魅力的で、ワンダーウーマン単独映画が出来ると聞き、絶対観に行くと心に決め日本公開まで長らく待った。
で、待った結果やっぱDCEUはDCEUだった。
ガル・ガドットは魅力的だった。アクションも凄いね〜。
後はロビン・ライトは美魔女だね。ルーピン先生年取ったなぁ…。
って感想しか残らん映画。
尺とってる割にテンポが悪い。
カット割を少なくし、引きの画を多用して1フレームに情報量を多く入れすぎだわ。
こんな素晴らしい素材を活かしきれないDCEUだが、次はMCUから電撃移籍のジョス・ウェドンが監督するジャスティスリーグ。
期待したいが、ジョス・ウェドンが前任監督であるザック・スナイダーのプロットを引き継ぐと語っているだけに不安は残る。
コミック界ではDCとMARVELは2大巨頭だろうが、個人的には映画においてはMARVELがDCを二歩も三歩もリードしている印象。
ユニバース化してからの体たらくにはほとほと愛想が尽きかけてる。
ほんと次は頼むで!ちゃんとしてや!!
How can woman possibly fight? DCEU発の大ヒットヒロイン!
正直期待しすぎました・・・アメリカでは日本より2ヶ月半早く公開されてて大ヒットし、ワンダーウーマン・ブームが巻き起こり、パティ・ジェンキンス監督も女性監督としては最高の興行収入をあげる記録を作り、どのレビュー見ても絶賛の嵐。ワンダーウーマン自体が「バットマンvsスーパーマン」で鮮烈なデビューを果たしていて、あのシーンにメチャメチャ盛り上がった自分としては「これは間違いなく面白いだろう!」と期待度マックスで映画に挑んだ所・・・あれ?普通だ・・・
いや、けっして面白くない訳ではなかったのです。王道のスーパーヒーローヒロイン映画として良く出来ていたとは思います。ただ予告編見まくってたせいもあり、全ての盛り上がるシーンを既に観てしまっていて、それ以上に盛り上がる物がなかったというか・・・こればっかりは自業自得なんですけどね。でも作品的にこれまでエッジの効いていたDC映画に置いて「王道」は逆に異端な気もします。映画シリーズでは王道マーベル、(ダメな映画と言われても)攻めるDCの構図だったのがDCちょっとひよったか?
長い上映時間を感じさせないぐらいには面白かったんですけど、それでも秘書のエッタとかスナイパーのチャーリーとかコメディリリーフを上手く使えてない感じでしたね。恋愛パートを重視したのでコメディパートをハショった感じです。ストーリーで飛ばされた印象をうける場面は、きっとソフト化された時にDCお得意のエクステンディッド・エディションに入るに違いないでしょう。
それでもガル・ガドットさんは美しかったですね!キリッとした顔もカッコいいですし、アイスに感動してた所もキュートでした。何より敵陣に乗り込むシーンの勇姿は心の中で拍手喝采でした。ガル・ガドットさん、やっと当たり役を見付けましたね。撮影時には妊娠中だったというニュースを見ていたので、お腹蹴られたシーンではドキッとしてしまいました。
未だに媒体によって苗字が「ガドット」だったり「ギャドット」だったりするので、日本ではまだ呼び名は安定してない模様です。尚、パンフレットでは「ガドット」になってました。そう言えばDCコミックの映画シリーズも「DC Extended Universe(DCエクステンディッド・ユニバース/wikiではこの表記)」だったり、「DC Film Universe(DCフィルム・ユニバース/パンフレットはこっち表記でした)」だったりするのですが、いったいどれが正しいのでしょうか?
何はともあれDCの映画シリーズにやっと出た大ヒット作。アメコミ映画ファンとしてはマーベルに対抗すべく、DCにもこの勢いに乗って頑張ってもらいたい所です。ベン・アフレックのバットマン降板?とか不穏な噂は絶えないですが・・・どうなるDC!?
再観賞
2020/11/22
DCEU計画は頓挫しちゃったけど、単発で続いていくようです。何度か観ていると面白くなるワンダー・ウーマン。このコロナ禍でも12/18に続編をやってくれるのは有り難い。延期になりませんよーに✨
とにかくかっこいい!
ガル・ガドットは美しく気高くかっこいいだけでなく、可憐なところもあって女性から見ても本当に魅力的。今までのアメコミヒーローにはない特別な存在感を感じる。アクションシーンのキメポーズが芸術。クリス・パインの役割もちょうどいい感じ。でも敵の正体が意外だった(^_^;)
予想以上に大胆
勿体ない!!
とにかく主演のガル・ガドットが魅力的だ。
(あの眼差しに見つめられたい!)
彼女が演じるワンダーウーマンの生命感あふれる美しさと、自分の信念にひたむきな姿には、男女問わず引きつけられるものがあるだろう。
DCコミック前作の「バットマンvsスーパーマン」で、あの爽快なBGMとともに放たれていた存在感は健在だ。
相方役のクリス・パインも自然体なナイスガイを演じており、好感がもてる。
ただ、配役の素晴らしさが際立つだけに、ストーリーの荒さが惜しまれる作品である。
鑑賞中に、設定の不可解さや話の流れの唐突さが気になり、ストーリーに没頭できない箇所がいくつかあった。
細かい点を挙げればきりがないが、特に気にかかったのが、ワンダーウーマンの連合側への肩入れっぷりである。
ドイツ側が徹底的に悪として描かれており、ワンダーウーマンが超人的能力で、凡人のドイツ兵たちを完膚なきまで打ちのめすシーンには、ちょっと引いてしまった。
ドイツ兵も末端は戦争の被害者だろうに。
アメリカ映画らしい偏重っぷりも、シンプルな勧善懲悪ものを描くとい点では許されるのだろうが、
「シビル・ウォー」や「ローガン」を代表とする昨今のマーベル作品が、高いドラマ性とアクション映画としてのカタルシスを両立させているだけに、本作が見劣りしてしまった。
今後公開予定の「ジャスティス・リーグ」に期待したい。
それと今作キャストロール後のおまけ動画はないので、ご留意を。
ガル・ギャドットが演じる『最強でいて美しい女性』の魅力
珍しく、少しネタバレするので注意を・・・。ミス・イスラエルにしてイスラエル軍隊経験もあるという今ときめくガル・ギャドットが演じる『最強でいて美しい女性』の魅力が満載。でもマーベル作にありがちなバカバカしさも映像と迫力、アクションで飲み込む定番とは一線画し、ストーリー構成も秀逸。ただ唯一、悔やまれるのが『アレス』との戦闘シーン、ストーリーを軽薄に。これは不要で戦争を繰り返す人類の愚かさ、でもそれを防ぐ可能性は『愛』であるで締めたほうが素晴らしい作品で閉じたのでは。といいつつもとても楽しめる作品でした。
期待以上に大満足。
リンダカーターのワンダーウーマンから待ちに待ってようやく映画化。新シリーズのTVはあっというまにポシャり、映画企画がささやかれながら全く実現せず、ようやく登場。
いやー、大満足。自分で国を護るという正義感の強い子供時代から世界を守るためにイギリスに旅立つまで小一時間でわかりやすく説明。その後もワンダーウーマンの心の葛藤も明確に展開。エロくなさ過ぎないコスチュームがこの時代に違和感なく抜群にはまり込んでるし。ガルガドットのワンダーウーマンはイメージぴったり。かっこいいし。すばらしい。
0.5マイナスはテーマ音楽をもっと要所要所で聞きたかった。このストーリーだと必要ないけど変心シーンを楽しみにしてたんだよなー。
全米大ヒット、納得。
観てきました。
美少女戦士を観てきた世代にオススメ
慈愛と強さに満ちたワンダーウーマン
IMAXにて鑑賞。
バットマンvsスーパーマンの時とは違い、世間知らずで戦争を止めようとひたむきなワンダーウーマンが描かれる今作。
今までありそうでなかった女性スーパーヒーローがマイティソー並みに敵をバカスカ豪快に倒して行く爽快感が見事だった。ストーリーも王道で難しいことを一切考えずに鑑賞でき、何処と無く大人の雰囲気を感じさせるバランスの良い作品になっている。
またクリス・パインはガル様の相手役にはちょっと合わないかな〜なんて思っていたが、コミカルな掛け合いが上手く、全くそんなことなかった。
ワンダーウーマンとの決別の時のセリフにはジーンとしてしまった。
ワンダーウーマン観たさにもう一度、バットマンvsスーパーマンを鑑賞したくなった。
TCX字幕版。エンディングタイトル格好いい
ワンダーウーマンは神様(ゼウスの娘)だったとは。
無人地帯から取り残された村の開放までの戦闘シーンが一番。
アレスの強さイマイチ伝わらず。
ちょっと長い。
オープニングのDCロゴはあからさまにマーベルを意識したものに変わった。
エピソードゼロ的な位置付け。あの写真撮られたきっかけのお話。
クリスパインの役がええ事言う。
スナイパーの男は狙撃の仕事しないまま、歌を歌って終わり。
終わらない宿命を背負う
作品の予備知識を余り入れずに観たが、主人公がそもそも人間ではない事に驚いた。
設定がギリシャ神話に絡めてあるので、ヒーローものとしては難しいと思った。
勧善懲悪の王道なので、観終わった後には爽快感が残るが彼女の戦いが決して終わりのないものだと思ったら、悲しくなった。人間の根源的な弱さを考えさせられる作品。
DCユニバースで一番面白かった
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