ジュリエット・ビノシュ in ラヴァーズ・ダイアリー
2011年製作/99分/フランス・ポーランド・ドイツ合作
原題または英題:Elles
スタッフ・キャスト
- 監督
- マウゴシュカ・シュモフスカ
- 脚本
- マウゴシュカ・シュモフスカ
- ティーネ・ビルケル
- 撮影
- ミハウ・エングレルト
- 音楽
- パベウ・ミキェティン
2011年製作/99分/フランス・ポーランド・ドイツ合作
原題または英題:Elles
フランス映画は割と起承転結がはっきりしていなく、ラストもあれっこれで終わり?!という物が多い。でも私達の人生って案外こんな感じって
妙に納得してしまう。ある意味とてもリアル。
主人公のライターが女子学生で援交している
女の子を何度か取材しているうちに自分も刺激を受けてしまう。最後ご主人を誘惑して断られるけど、ご主人は良識ある人なんだと感じた。奥さんがゲストをちゃんと最後までうまくもてなしてたら、きっといい感じになってたろうに。惜しい。
夫の上司が家に来るのでディナーの用意をするというストーリーと、2人の女子大生にインタビューを続ける様子が交互に描かれる。これと言って進展がないストーリー。大学生くらいの息子と10歳くらいの息子の母親を演じているが、撮影当時でも還暦近いジュリエット・ビノシュ。もしや高齢出産だったのか?それとも養子か?
ディナーの日。女子大生たちのエロ話に興奮したのか、ビノシュはトイレに毛布を敷いてオナニーをしてしまう。スッピンのビノシュは鑑賞に耐えられないほど歳を感じてしまうが、年増マニアの男性にはたまらない映像だ・・・
ディナーの最中、女子大生の相手である男たち(裸でギターを奏で、枯葉を歌う奴が印象的)が彼女の前に現れるところが面白いけど、それといってパンチが効いているわけでもなく、フラリと席を立ち、街を彷徨し、帰ってくると夫に迫るビノシュ。ラストシーンを見る限り、これが家庭円満の秘訣なのかも。息子の部屋にゲバラのポスターが貼ってあったことが印象に残る。
そしてビノシュの放尿シーン。おっぱい曝け出し。オスカー女優(カンヌもヴェネチアも)にこんなことさせていいのか?(笑)