湯を沸かすほどの熱い愛のレビュー・感想・評価
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しゃぶしゃぶ~♪ これぞ愛の形
この作品で涙の出ない人とは仲良くなれそうにもなれませんw
色々なシーンに感動のタネが落ちていて、それがどんどんと大きくなってじわじわと涙腺を刺激してきます。
家族それぞれの本当に複雑な環境、境遇が存在しますが、それでもなお母の死を前に前だけを向く姿勢に本当に涙が止まりませんでした。
感動をする要素としていくつかあります、例えば
・揺るぎない信念を持って迷いなく付き進んでいる時
・気づかぬ間に愛に包まれていたとき
このどちらも本作には含まれていました。
宮沢りえさん、さっきwikiを見ましたがハーフなんすねw
今年に離婚もされてる。あんまり出演作を観た記憶はないんですが良い役者さんでした。
これでもかと愛と優しさに満ち溢れ、揺るがない信念を持っている姿は素晴らしかったです。
杉崎花さん、華のある子では無いと思いますが実力は本物だと感じました。非常に難しい役でありますが表情がとても良い。顔をクシャクシャにしながら無く演技は本当に素晴らしいと感じました。
クックドゥーのCMで始めて見た時は「なんじゃこの子は?w」と思いましたが、改めますww
こちらも複雑な役だった伊藤蒼ちゃんですが、もの悲しい表情とセリフが良い感じで家族の雰囲気をしっかりと出していました。
そしてオダギリジョーさん「時効警察」等が大好きなんですが彼にしか出せないダメダメ感やふんわり感が最高ですw
クスリと笑える場面もあり「湯気の様に店主が蒸発しました、、、」等のユーモアは本当に面白かったです。
不登校に対するあの対応は○か×かはそれぞれだと思います、今の時代では×かもしれない。それでも娘を信じぶつかる姿は感動的でしたし、「わかってない」「わかってる」の応酬はいつかやり合った事があるなー、と思いだしながら涙しました。お互い愛し合っているんだなと。
手話のシーンも本当に素敵なシーンでした。出来過ぎですけどね、みんな演技がうまいなー。
ラストはタイトルがバンっと出てタイトルの意味が分かるのですが、それはダメだろとw
法律に抵触してるんじゃ?wと思ったけど「ダメですよねーw」ってオダギリジョーが言っているのを見て「まあいいのか?w」と妙に納得したりw
最後に家族で食事のシーンはあまりないのですが、朝からしゃぶしゃぶするシーン好きですw
制服を着てたからもしや?と思ったけど朝からだったw
食べてから学校行くの嫌だなーw
それでも泣きながら食べるご飯ってなんか良いよね、よく泣きながら食べたけどなんかそれが妙においしくって覚えてるわー。
完全にやられました。
一人で観に行って良かったかも…。
号泣してしまいました。
手話で会話するシーン「いつか役に達から…。」
ピラミッドを見せて約束守るシーン。
「もっと生きたい…。」ヤバすぎます。
日本人の心を感じる映画です。
多くの人に観てもらいたい。
今度は大事な人と一緒に観に行くつもりです。
前向きになれた、本当に感謝
かなりいい具合の泣ける映画。
2016年、とにかく見て欲しい一本!
生涯の一本になる。
かつて母親に捨てられた主人公が、同じく母親に捨てられた娘の母親となった。学校でいじめられる娘を厳しく育てる反面、その何倍もの愛を娘に注いだ。逆境に負けない母親を演じる一方、時折見せる弱さを巧みに描いた。幼きころの主人公と娘の重ね方が秀逸で、主人公の成長過程を想像しながら感情移入できる。いくつもの伏線を散りばめ、それを全て上手に回収した。宮沢りえは、主人公の幼きころの悲哀、逆境に耐え克服してきた過去、愛する人と出会い家族を持った喜び、母親としての使命感、その全てを完璧に演じきった。子役の二人は天才的な演技で魅了する。だからこそ、ゆるめのオダギリジョーが果たす役割がまた大きい。
ラストは賛否両論あるとは思う。しかし、関わる者全てを温かな気持ちにさせた主人公が、死してなお、大好きな家族の身も心も温めることで、その温もりは永遠に消えないはずだ。
最低の終わり方
主人公の底抜けの前向きさに共感できないものの、途中までは普通に観てました。
ちょっとジーンとしたり、クスッとしたり。
しかし、あの終わり方は最低だと思います。みんなでお風呂に入っているシーンを観て、まさか、と思いましたが、炎の中に足が見えた瞬間ゾッとしました
母親、妻、あるいはただの知り合いの女性、をみんなで燃やす。そして、その炎で沸かしたお湯に浸かって談笑、なんて気が狂ってる。ただのホラーです。
愛でもなんでもないです。気持ち悪い。
俳優陣の力技!
納得の125分
とにかく泣いた……
母ちゃんの生き様、ホントにカッコ良くて…魂揺さぶられました。
宮沢りえさんをはじめ、キャストの演技が最高です。
愛に溢れる母ちゃんに、ダメダメなんだけどすご〜くいい奴な父ちゃん。
こんな親に育てられたら、子ども達は真っ直ぐ正直な素敵な大人になるんでしょうね。
母ちゃんにとっては、血の繋がらない娘達だけど、あれだけ情熱を持って向き合えるって……ホントに素晴らしい。
感動し過ぎて涙止まらなかったです。
そして、ラストがまた斬新で驚きました。
でも、すごく良い!
タイトルの意味がわかりました。
オダギリジョーと杉咲花
天晴れ、宮沢りえ!
宮沢りえと杉崎花の役者魂がまっこうからぶつかり合う。
それは、衝突ではなくて、抜群の相乗効果。宮沢の気合が杉崎の熱気を呼び、それに応えるように宮沢の迫真の演技が昇華されていくようだった。
オダジョーのダメ親父っぷりも、むしろ心地よい。
宮沢演じる双葉の人柄が、他の人々の心を揺さぶっていくのがよくわかる。もしこんな人が身近にいたら、僕だって引き込まれるもの。
全編にわたり、双葉の想いが溢れすぎている。
安澄と君江が会うシーンなんて、「あとで役に立つから」って言葉のせいで、そこにいない双葉の姿が、涙があふれた僕の瞼に浮かんできてしょうがなかった。
何より、ベットでの演技は秀逸。目を疑うほどに驚き、唖然としてしまった。宮沢自身が母を癌で亡くしており、その経験が生きているのであろう。
ラストに、タイトルの意味がわかる。久しぶりに震えるようなオチだった。
その、とても常識外れの行為に、涙、涙。
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