亜人 衝動のレビュー・感想・評価
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アニメ亜人vs実写亜人
実写版を観たので、いつぞや録画したアニメ劇場版も興味本位で鑑賞。
TVアニメシリーズより先に製作された3部作の劇場版の第1部で、『亜人』の“最初”の映像化らしい。
原作漫画やアニメを見てないので実写版は実写版でなかなか面白かったが、アニメ版をこうして見てみると、かなり改変されていたのが分かる。
まず、実写版ではほぼ同年齢だった永井と佐藤だが、本来は永井は高校生、佐藤は初老の男だったとは。
永井の母親も登場し、実写版では健気だった妹は兄を“クズ”呼ばわり。
そして、海斗という旧友が。永井が亜人だと分かっても味方で、永井の逃走を助ける。
まあ、海斗が実写版には未登場なのは致し方ない。
と言うのも、尺の前半は永井と海斗の逃走に割かれる。
実写版はそのエピソードは丸々カットされ(永井が交通事故に遭って亜人だと分かるシーンも回想で)、永井はいきなり拘束されていて、残酷な人体実験を受け、永井と佐藤の接触から始まる。
その一点に絞り削ぎ落としたエンタメSFアクションにまとめたのは潔いが、やはりドラマとしての見応えはこのアニメ劇場版の方がずっとある。
永井の葛藤。合理的で冷たい面も。(妹に“クズ”と言われる所以)
綾野剛の怪演も見事だったが、表向きは物腰柔らかだが本性は冷酷さが垣間見えるアニメ版の佐藤の方がインパクト残る。
中村慎也って誰? ドクター・オグラなど知らないキャラも。
謎もまだまだ沢山。
こりゃ2時間弱の実写版に収めきれねーや。
…いや、逆に、一応は収めていてスゲーと思う。
画のクオリティーはさすがジャパニメーション!
それから、泉役の川栄李奈はビジュアルをよく似せてたと思う。
家庭用ゲームのような内容!!
原作は以前読みましたが、当時は「東京喰種」や「ヒト喰イ」等似たものが多かったせいもあり、あまり印象に残りませんでした。画面が若干眩しくてボーっとしていて、家庭用ゲームのムービーシーンのような絵柄なので深夜に観ると眠くなると思いますが、突然鈍い打撃音が鳴るのでビビります。絵も話も悪い意味で家庭用ゲームのような内容で、劇場映画ではなくてPSPで出せば良いのにと思います。
同じ素材を使った異なる話の序章
原作未読、テレビシリーズ鑑賞済。
テレビシリーズを見るまで亜人はあまり興味を惹かれなかったんだけど、いざテレビシリーズが始まって見てみればあれよあれよと言う間にハマり劇場版を観なかった事を後悔して、ようやく第二部公開前に観れた劇場版はテレビシリーズで後々の展開を知っていても面白かった…。
亜人だと知られ追われていく中で、常人とは違うひたすら合理的な考え方の主人公の性格や異質なIBMが、物語をただの逃走劇や対立構造に終わらせないエッセンスとして上手く働いてると思う。
第二部は是非劇場で観たい…
テレビゲームみたいな動画を映画で流す必要性があったのか
原作に沿って場面が進むのでストーリーは悪くないけど、テレビゲームのムービーパートや外国アニメのような少しカクカクとした2DCGのぎこちない動きが不満。
終盤はそこそこスリルはあるけれど、序盤で圭が着ていた白Tシャツ(下着)が途中から着てないことになっていて、原作と描画に差異が出ているあたり、原作への思い入れが少ないスタッフ達なのかなと。
大興奮!2部も期待度大!
瞬きするのを忘れてしまうくらい観入った。
死ぬことに慣れる、とは。
特に、亜人の"声"に注目して欲しい。
声優さんたちの迫真の演技に、感情移入できました。
まだまだ謎、多いですが、2部にも期待!!
深くてスリリングな世界観。亜種が暴き出す人間の本性。
【賛否両論チェック】
賛:予備知識は不要。迫害される亜人の姿を通して、人間の醜さ・浅ましさを痛感させられる。
否:グロシーンが多いので、苦手な人には絶対不向き。主人公のどこか達観した人格も、賛否両論ありそうなところか。
〝死なない”というだけで自由を奪われ、研究の対象として理不尽に殺され続けなくてはならないという〝亜人”の存在を通して、マイノリティを排除しようとする人間の醜さが如実に描かれているようで、胸が痛みます。同時に、ある日突然自分が〝亜人”であることに気づかされ、世界中から追われる身となってしまった主人公が、苦しみ悩み、傷ついていく姿にも、人間の浅ましさを改めて痛感させられるようです。
そして、そんな主人公を健気に守ろうとする親友や、拿捕して徹底的に研究しようとする研究者達、さらには自分達も亜人でありながら、主人公の力を利用しようと暗躍する者達の存在等、息もつけないスリリングな展開が続いていきます。
ただ、何といっても3部作なので、自動的に次回作も観る必要があります(笑)。グロシーンもかなり多いので、世界観が気に入った方でしたら、是非チェックしてみて下さい。
次も楽しみ!
今回も簡単な予告だけで観ようと決めていた。もちろん原作は一切 見たことはなかった。が、ストーリー展開や一筋縄ではいきそうにないキャラ設定など、とてもよく出来た作品だと思う。デスノート、進撃の巨人を初めて知った時の衝撃を思い出した。
若い女性客が 多かった理由なのか、画質は細くて繊細な印象。なので残虐な殺しや拷問のシーンは迫力に欠けた。特にバイクの疾走シーンはあからさまな手抜きCGのようで、躍動感ゼロ。もう少しチャンとして欲しい処だ。
第1部は約2時間、続きがあることはわかっていたが、観ていてイキナリ終わったって感じ。
随所にさまざまな伏線が散りばめられており、第2部以降 どんな展開になるのか、期待 大だ。
願わくば実写版も是非 公開して欲しいものです。
まずは1作目
3部作と聞いていたので、長くて1時間作品かな?と思っていましたが、1時間40分もあり、充実した内容でした。
気になっていたCG部分は、それ程気にはなりませんでした。これはシドニアで慣れたからかも。
次回も楽しみにしています。
面白い。初見で予告編以上の知識無し。若干キャラ画が他作品とかぶる面...
面白い。初見で予告編以上の知識無し。若干キャラ画が他作品とかぶる面も有るけど物語の個性で引っ張ってる。黒いアレは怖さが有って良いね。次作公開の5月が待ち遠しい。
いい作品で面白いと思うが話は嫌い
キャラもいいしアニメーションも申し分ない。全てにおいて評価されるべき映画。ただ話自体、個人的には好きになれない。嫌な話だけど、恐らく3部作全て見るんだろうと思うし、そういう衝動にさせるからこそまたこの作品の評価に繋がるんだと思う。
差別とか殺戮とか戦争とか、そういったものを、体験するのはイヤだけど、興味は尽きることはない、良くも悪くも─だからこそ、醜悪な事柄は世の中から消えていかないのかもしれない。
いわば、自分の中にある嫌なところをこの映画でまじまじと見せつけられているような思いがして、それ故に好きになれないし興味が尽きることがない。
何とかベストとか、好きな作品とかには上げることはないだろうけど、一生心に残る映画であることは間違いない。
原作に忠実
内容は原作通りで、必要な部分が抜けてないから内容がわかりやすく面白かった。
全てCGな作りなのが、不自然さを生んで少し残念。もっと綺麗な絵で、IBMの戦闘のみCGとかの方がよかったような気がした。
総合評価的には、内容が素晴らしいから高めに設定。次回からもっと内容的に面白くなってくるから2部が楽しみ。
20151129 かなりエグいけど…
原作は数年前に途中まで読んだことがありますが、ほとんど内容を覚えていなかったので、ほぼ初心気持ちで鑑賞しました。なかなか、リアルに描いていて、動きも時々んん?と思うことはあっても、黒い影同士のバトルシーンはすごく迫力がありました。ただ、若干エグいシーンが多くて、ちょっとキツいな…と思うことも(涙目)原作よりは、ゆるめだそうですが…。それでも、スピード感ある展開には圧巻です!
技術面のごり押しがかえって.....
作画ではなくCGでやるにはハードルが高い内容の作品が故に、そこに
チャレンジした姿勢は評価できると思う。
しかしこの作品こそエフェクト的な部分以外は割り切って作画で完結させるべきだったんではないかと感じた。
CGのクオリティーが低いとは言わないがやはり中途半端な印象...
CGの違和感の印象が強くストーリーにあまり引き込まれなかった
プロモーションにかなり費用をかけている印象があるが、技術的な部分にもっと予算配分を置くべきでは?
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