天使が消えた街

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天使が消えた街

解説

「イン・ディス・ワールド」のマイケル・ウィンターボトム監督が、イタリアで実際に起きたイギリス人留学生殺人事件を題材に描いた社会派ドラマ。容疑者が若く美しい女性だったことから事件の本質とは異なる部分で国際的に注目を集めた同事件の闇を、ひとりの映画監督の視点から重層的にあぶり出していく。2011年、イタリア・トスカーナ州シエナの街で、4年前に世間を騒がせたイギリス人留学生殺人事件の控訴審が始まろうとしていた。事件を映画化するため現地を訪れた気鋭監督トーマスは、大衆向けにスキャンダラスな報道を繰り返すメディアの実態を目の当たりにし、被害者とその遺族に寄り添った映画をつくろうと決心する。主人公の映画監督トーマス役を「ラッシュ プライドと友情」のダニエル・ブリュール、取材に協力するジャーナリスト役を「アンダーワールド」シリーズのケイト・ベッキンセール、トーマスの窮地を救う女子大生役を世界的トップモデルのカーラ・デルビーニュがそれぞれ演じた。

2014年製作/101分/R15+/イギリス・イタリア・スペイン合作
原題または英題:The Face of an Angel
配給:ブロードメディア・スタジオ
劇場公開日:2015年9月5日

スタッフ・キャスト

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(C)ANGEL FACE FILMS LIMITED / BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2014.

映画レビュー

0.5タイトルなし

2020年10月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

全く何が言いたいのかわからない作品。深みもなく、ただただつまらない。

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KEI

2.0天使が微笑まなかった映画

2020年7月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

萌える

2007年にイタリア・ペルージャで起きたイギリス人女子留学生殺害事件をモチーフにしたミステリー・ドラマ。
いつぞやの「アンビリバボー」か「世界仰天ニュース」で取り上げられ、見よう見ようと思っていた内にすっかり忘れ、今になって鑑賞。
尚映画では、2011年のイタリア・トスカーナに変更されている。

イギリス人女子留学生のエリザベスが殺害され、ルームメイトのアメリカ人女子留学生ジェシカとその恋人らが逮捕。(名称も実際の事件から変更されている)
実際の事件でも本作でも、ジェシカの美貌があれこれ良くも悪くもフューチャーされ、スキャンダラスで加熱な報道合戦が展開。
マスコミのゲスさは万国共通。

その控訴審が始まろうとしている中、事件の映画化オファーを受けた映画監督のトーマスは現地へ。
アメリカ人ジャーナリストのシモーンの協力で、事件についてリサーチ。
下世話なサスペンス作品ではなく、被害者に寄り添った作品を作ろうとするが…。

事件の概要が語られるサスペンス・ミステリーではなく、意表を突いた作り。
それでも事件に迫った序盤~中盤までは良かった…のだが、
中盤~後半につれ、迷走と言うか、話が見えて来なくなる。
それはトーマス自体が思うように製作が進まずを反映。
何だかこの題材がおざなりになり、シモーンと関係を持ったり、悪夢で化け物が登場したり、トーマスのイマジネーションでヘンなシーンやヘンな展開になったり、もう訳が分からない。何を描きたいの…?

監督はマイケル・ウィンターボトム。個人的に好きな『ひかりのまち』などのヒューマン・ドラマの名匠。
同じく実録事件を題材にした『マイティ・ハート』もヒューマン・ドラマ仕立てで、端からサスペンス・ミステリーは期待出来なかったのだ。

この題材と途中までの展開と、トーマスに協力する女子大生役のカーラ・デルヴィーニュの“天使”の魅力のみに。

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近大

4.5「映画」とは

2017年1月30日
iPhoneアプリから投稿

出だしから神曲(しんきょく)のようなものが流れてきて、あぁ ただ事ではない(バットエンドか問題提起してくるタイプの)作品だなと感じた

フィクションなのかノンフィクションなのか
劇中にも言及されているように2つを織り交ぜることで問題を提唱する

生と死、妻の元に戻るか新しい彼女を迎えるか、地獄から煉獄へそして天国へ

作中で監督を演じるキャラクターの理想そのものが映画になっている

最近、映画を作る側に関する映画を立て続けに見ているんですが、中でもこれが私の中ではダントツで好みでした

ドキュメンタリーのようでもあり、史実のようでもあり、でもそのどれにも至っておらず
見ようによっては中途半端な と思いもするけれど、それこそが生と死と人生なのかなと

ダンテを読んだことがないので自分の解釈があっている自身はないけれど…

地獄とは
妻を奪われ愛する娘と会うのもままならず、映画監督として新たな作品が出せていない(スポンサーの求めるものではなく彼の想う作品を出したいという思いが強いが故)という状況
また、真実を追求しようとせずうわべしか報道しないメディアへの憤りも地獄であり、煉獄への橋渡しかな

煉獄とは
真実を見つけられなくて薬に手を出し始めてから。誰も信じられなくなって真実を見つけられずに、プロットもうまくいかずに何も進まないという試練、というかままならない状況

天国とは
ここは見てたらわかるけれど、答えを、真実を求めてくすぶっていたけれど、それがわからずともダンテ巡礼の時に穏やかな雰囲気になっていたので 裁判後が天国かな
煉獄からの解放は元妻ときちんと話し合おうと決めて前に進んだこと

結局こうやってみると、事件については監督の成長?のためのファクターであって真実がどうだったかとかわかんなくてもオッケーだったんだなぁと
気になりはするけど実際 真実がうやむやな事件だってあるだろうし そういうままならないのが社会なのかな

監督の書いてるプロットが映像と一緒に流れるシーンは特に好きです
脚本から映像ってこうやって撮るんだと感動

ほんとに、起承転結 答えを必ず求める人にとっては「だから 何がどうなった????」って映画なんだけれど、キャラクターの語る「撮りたい映画」「映画とはこうあって欲しい」と思うように物語が進み スポンサーやオーディエンスが求める「商品」ではなく 映画としてあるべき形で映画ができていて素晴らしいと感じた

なかなか 映画業界も大変(日本はそうだけど海外はどうなんだろ?)で 売れるものを作らなきゃスポンサーにもついてもらえない。でもそれが果たして映画のあるべき姿なのか。
その問題提起がいちばん感じられて、自分もそう思うところがあるのでいい作品だなと感じた

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☆

3.0まあまあ

2016年8月10日
iPhoneアプリから投稿

少しストーリー展開が理解できないとこもあるが、結局事件の真相もわからず、ただ監督のダンテの引用といい、わしには理解できんが深い気がする。女優は可愛い。

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素子

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