サバイバーのレビュー・感想・評価
全13件を表示
再就職した007と一般人に扮したアリス。
一人の女性を殺すのに真っ昼間から他人を大勢巻き込む爆破テロを起こしたり、螺旋階段の照明ワイヤーを伝いながら射撃したりと、やたらとやることは007時代同様派手なのに結局ターゲットの女性一人殺せない。挙句の果てには逆に殺されてしまうなんて、これが年老いたジェームズ・ボンドの末路とは。
でも相手がアリスだから仕方ないか。って、今回のミラジョボはただの外交官でしょー、というツッコミを入れたくなりながらもテンポよく最後まで見られた。
ミラジョボはもはや普通の人は演じられない。彼女が冒頭バイクを降りた瞬間から、あー、アリスだ、これは強いに違いないと感じさせられる。だから本作はご都合主義でも何でもないのだ。アリスなんだから。観客はきっとそれを前提に観てる。本作であれだけうまく立ち回っても観る側にあまり違和感を感じさせない。
にしても最後にアメリカは9.11以降54件のテロを防いだという能天気なテロップが出るけどテロの種をまくようなことをまずはやめるべきでは。
アボットって、ピッチャーの?
外交官としての任務はアメリカ本国へテロリストが入国しないようチェックすること。12月29日という年の瀬にビザ申請された医者に不審な点があったため保留。ほどなくして、古株の同僚ビルの誕生日を祝うために集まっていたレストランで爆破テロ。ケイト(ジョヴォヴィッチ)は運よくプレゼントの買うため席を外していたおかげで軽傷で済んだ。しかし時計屋(ブロスナン)から執拗に狙われ、逃亡劇へと変わる。しかも、警察からもテロ犯だと疑われる。おまけにビルまでもが彼女を殺そうとし、逆に撃ち殺してしまい、映像もニュースに流れてしまうのだ・・・
信頼できるのは友人リサと大使館の上司であるサム・パーカー(マクダーモット)と車いすのサリー(フランシス・デ・ラ・トゥーア)だけ。他のすべての人間が信じられなくなるのだが、その間にもテロ犯はニューヨークで新年を祝う100万人の前で爆破テロを起こそうとしていたのだ。
緊迫感がずっと持続。ミラ・ジョヴォヴィッチのスーパーウーマンぶりが発揮される!これで外交官かいってなくらい。ビザを扱う映画なのに、終盤、いつの間にかニューヨークに到着しているブロスナン。屋上でもみ合って勝つんだから、ちょい興ざめ。
単純明快
ジョボビッチ好きかも。ジャンヌ・ダルクもアリスも強くて一人で戦う女がよく似合う。この映画でも武術や拳銃はいつ身に着けた? そんな謎もご愛敬、今までの役柄の影響か許せてしまう。
テロ集団の犯人像がイマイチで面白くない点、殺し屋ブロスナンの最後がつまらない点を除けば、展開のテンポも良くて楽しめた。
ミラならできるかも
爆発物関係に詳しいビザ申請審査官ケイト・アボット(ミラ・ジョヴォヴィッチ)が不審な化学者のビザ発行を止めたことから暗殺のターゲットとなる、テロに見せかけた爆弾で仕損じたら銃で殺そうとするがそれなら最初からそうすればいい、ケイトはとにかく強運でたまたま店を出ていたので爆死を免れるし、最強の闇の暗殺者(ピアース・ブロスナン)に何度も狙われても何故か助かる、たまたま車の中で年越しイベントのニュースを見て犯行場所を察知するなどたまたまが多すぎる。
友人や仲間に手助けされるがロンドン警察もまるで悪の味方、大使も政府機関もお粗末すぎる。
強運なたった一人の女外交官によって100万人の命がたまたま救われたでは心細すぎてニューヨーカーは怒るだろう。流石に心配させ過ぎたと思ったのかエンドで「政府機関はニューヨーク市で9.11以降53件のテロ攻撃を未然に阻止した」とクレジットが表示された。
只管、ハラハラさせることしか頭にないプロットだがゾンビをやっつける不死身のアリスならかっこつけのピアース・ブロスナンなんぞ敵じゃないって読めてしまうから役のイメージは怖い、とはいうものの主役がミラでなかったら成立しなかったかもしれない。
何故か強い外交官
ミラ・ジョヴォヴィッチが何故か強すぎる
バンバン敵を倒していく外交官はミラ・ジョヴォヴィッチしかいない。
目潰しのミラ・ジョヴォヴィッチ
そして、陰謀というか誰も陰謀してないのに、勝手に悪役になっていく。
理由はミラ・ジョヴォヴィッチが強すぎるからだ。
ここまで強ければ世界も救えそうな気がしてくる。
普通の外交官なら、余裕で暗殺されてジ・エンドだろう。
エンタメ映画ならまあいいんだけど、映画としてのクオリティは低め。脚本が微妙。
サブ主人公のテロ科学者がイケメンアサシンにワンパンで殺されてるのは草だった。
早く捕まっておけよと思わざるを得ない。
裁判が起こる頃にテロが起こって犯人に仕立て上げられ、それをなんとかしてく法廷サスペンスのほうが見たかったかな。
テロの理由もかなり浅く、感情移入できなかった。
地味ながらテンポが小気味いい佳作
在ロンドン米国大使館の査証担当官ケイトは大使館に訪れた不審な査証申請者に気づいたことから殺し屋の通称”時計屋”に命を狙われる。職場の仲間と食事中だったレストランを爆破され1人生き残ったケイトは爆破テロリストとして大使館とイギリス警察の双方から追われる身になるが、ケイトがマークしていた不審者全員に査証が発行されていることを知り、大規模テロが実行間近であることを確信、逃亡しながら単身テロ犯を追う・・・というB級臭に満ちたかなり地味なサスペンスですが、これがなかなかテンポのよい小気味いい作品。
ミラ・ジョボビッチは万能なヒロイン役ばかりの印象ですが本作では至って普通のお役人さんを熱演、”時計屋”は最近こんな役ばっかり演じている感のあるピアース・ブロスナン。ボンドを演じていた印象がなかなか消えなくて苦労しているのか、もうあきらめているのか判断に苦しみます。
女性版ジャック・バウアー大活躍!!
・ストーリーはなかなか良かったと思うが、強引過ぎる展開は残念…。
・殺し屋はカッコいいけど、全然最強ではない(笑) ミスしてばかりならクビにして他を雇えばいいのに、逆に何故あんなに大金の報酬を雇い主は払うのか…。
・ラストのバトルもあっけなくてちょっとガッカリ…。
・ジョヴォヴィッチの熱い演技を堪能出来て良かった
平均評価よりは良い
平均評価が3の割にはまぁまぁ良かったと思います。
はやりこの人が主人公だと、バイオハザードを見てる気分になるのは否めません。
テロ組織にうまく使われ犯人扱いにされながらも、見事殺し屋からアメリカ国民を守り、サムも生きていてよかったです。
よかった
面白くてよくできている映画だったんだけど、破綻もなく、なんか普通というか印象の薄い映画だった。イスラム国っぽいのがテーマであること、イギリスが舞台であることなど、頑張って記憶にとどめようとしないと忘れてしまいそうだ。ミラジョボはどんなピンチでもあまりハラハラしない。
有り得ない
こんなに仕事をしくじりまくる殺し屋いるか!とツッコミたくなりました(笑)最初の失敗でこの人自身消されても仕方ないのでは?というくらいのミスだと思うのですが…建物爆破ですよ?その後も殺し損ねまくり。
ミラの役も外交官なのに何故こんなに強いの?機転が利くの?おかしすぎ!殺し屋と乱闘の末勝ったり、肉体労働のオッサンに後ろから襲われて乱闘の末勝ったり…有り得ない。そりゃMilla Jovovichですけども!(笑)
展開は単純で分かりやすくて良いんですけどね…現実離れし過ぎてて途中から白けてしまいました。
全13件を表示