東京無国籍少女のレビュー・感想・評価
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監督者の心象風景
ビューティフル・ドリーマーを観た時は、非現実から現実に戻れなくなった
世界観が斬新で、すごい監督がいるんだと思ったけれども、
その主題が気に入ったのか、監督の作品はどれも傾向がよく似ている。
アヴァロン、実写版の赤い眼鏡、少し世界観が違うがパトレイバーやなども
廃墟の風景とともに戦闘シーンの描き方などがそっくり。
結局、監督の心象イメージを追いかけているだけなんだろう。
この作品でも、非現実から現実に戻れなくなった主人公を描いている。
戦闘シーンは監督の好きな近接戦闘。
この作品は戦闘中の野戦病院という設定だけしかない、
ストーリーも何もないイメージだけで組み立てた映画だろう。
押井守のファンなら楽しめる(ファンじゃないとダメ)
押井守作品
兵士の少女の見た夢だったとさ
はじめの一時間ははっきりいって無駄。ラスト15分の清野菜名の校内の格闘銃撃戦だけが見所。銃剣を使って容赦なく撃ちまくり、総合格闘技ばりの間接技とアキレス腱を切りまくるナイフさばきに惚れ惚れした。
あとヌードデッサンのモデルがヘア出しだったのは不意をつかれて驚いた。
またやっちゃった。
ラストは確かに衝撃、もう少しまともなストーリーなら尚良かったのですが
確かに謳い文句通り、ラスト15分は衝撃でしたね。
そこに関しては、間違いなく期待していたものが見れました。
この15分間の清野菜名の超絶アクションだけでも、十分見る価値のある映画だったのではないでしょうか。
唐突すぎて意味不明なところもありましたけど、まあ血しぶき飛び散る清野菜名ショーを見たと思えばね・・・。
しかし動きがキレッキレで惚れ惚れしますね、しかも無駄な動きがなく実戦的なアクションなのがまたいい、今の日本では1、2を争うアクション女優と言っても過言ではないでしょうね、武田梨奈と共にこのジャンルを盛り上げていって欲しい逸材です。
ただ、それまでの70分間が少々、いや、結構退屈だったかも。
これと言った説明もない中で、ストーリーも大した展開はなく、感情移入させられるところもなかったですし、単調な音楽に乗せられて、思わず睡魔に襲われそうになりましたよ。
ラストの爆発へ向けて意図的にこんな作風にしたのかもしれませんが、いろいろと伏線を織り交ぜながらだったにせよ、もう少し何とかならなかったものか。
元になった短編は見てないので憶測ですけど、正直無理に引き伸ばしただけにしか思えなかったですね。
しかも衝撃の超絶アクションの後に、まさかあのオチが待っているとは・・・。
今の時代、絶滅危惧種に認定されているあのオチが、まさかここで見れるとはビックリです(苦笑)
でも押井守監督作品と考えれば、何となく納得ではあったりもするのですが、好き勝手やり放題やってこれかよ~。
もうどうせなら、とんでもなく強烈なラスボスとか用意してもらって、もっと清野菜名のアクションを堪能したかったなぁ。
そうじゃないと、このオチでは満足できません!
と不満はありつつも、何だかんだで楽しめた気がするのは、やはり清野菜名の存在感とノンストップアクションに尽きるでしょう。
長々とした前菜は、映画ではなく清野菜名のPVを見てるぐらいのつもりでいれば、それほど苦痛には感じないかもしれませんね。
それと清野菜名をいじめる役の田中日奈子の力強い目力もなかなか印象深くて、今後要注目だなと思わされました。
この2人のバトルがもっとあったら更に楽しめたのにねぇ。
和製ジェイコブス・ラダー
前半の学園の閉塞感からガラッと変わリ邦画ではあまり無い激しい一連の...
こ、これは
これは酷いと観てるときは思うんだよ。
「アニメだったら、この間はもつかも知れないけど、実写だときついなあ」とか。「《5つ数えれば君の夢》観た押井さんが『俺も女子校ものでクラシックBGMでやりたい!』って思っただけかなあ」とか。
ラスト近くでようやくアクションが始まんのね。闘う清野菜名が観たくて来てたんで嬉しいんだけど、清野さん素手のアクションは流石だけど、銃やナイフを使うアクションはまだ今一つなの。まあ、それでも「清野さん頑張ってはるわ」と思って、アクションシーンは良かったかな。
ラストは清野さん軍服着て夕日に照らされる感じなんだけど、良く似合ってた。《図書館戦争》も清野さんがやったらいいのに。
観終わって「まあ、こういう映画踏むのも、映画鑑賞の醍醐味かな」と思って映画館でたんだけど。基本はアイデア一発の作品だから、ネタばらしまでのフリは、もっと短くて良かったんじゃないかなあとか思いながら。
で、帰り道おもいかえすと、なんでか解らないけど、観終わった感じは悪くないの。
アクションシーンからラストまでの清野さんが良かったのが原因かなあと思ったんだけど。あとは伏線がきっちり回収されてるから、そこが心地よかったのかな。
映画館でお金払ってみると高過ぎる気もするけど、DVDだったら途中で絶対観るのやめるし、やっぱり映画館で観ないといけない作品かな。
見る側次第で良くも悪くもなる作品
寝れる
超退屈なストーリーが、全てラスト15分への伏線。
毎回押井監督のトーク込みで観たい作品
上映後の初日舞台挨拶二回目、
登壇: 押井守監督、清野菜名 田中日奈子、吉永アユリ、花影香音、司会:プロデューサー
押井監督のぶっちゃけ?トークや、清野さん、女子高生の3人の話で撮影や作品が知れて楽しめました。
予告映像観ただけの知識だったので、前半は、どうなって予告のアクションになるんだ、ともんもんとしていました。
監督も言ってましたが、前半オチル人がいるかもしれないけど、最後15分ぐらいのアクションはスゴイ楽しめます。失礼ながら清野さんのこと知らなかったのですが、アクション女優としてもポテンシャル高いな、と思わされました。空手使い系女優さんとはまた違う魅力があります。
観た後、ホント押井監督たちの話をセットにしてもらいたいw
金子さんがフジロックフェス出演中で舞台挨拶出られなかったのは残念でした。
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