orange オレンジのレビュー・感想・評価
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切ないけど温かい作品
原作未読。ある日、10年後の自分から未来を変えて欲しいということが書いてある手紙が届きます。高宮菜穂は、未来を変えるため疾走します。SFチックなのですがキラキラした青春やたくさんの思い出を作るチャンスがある高校生活が描かれています。クスッと笑える所もあるけど泣ける所もあります。ほっこりしました。命の大切さを教えてくれました。面白かったので原作を買って読んでみようと思います。
二人の秘密がみんなの秘密に
あの手紙が来た時点で未来は変わるのは間違いないから、変化の起こるのを見ているしかない。
それにしても、友達みんないい奴すぎんだろ。
あんなに露骨に関わられたら、苦しくなっちゃうだろう。
でも演出過剰のラブコメよりは自然に見られる。
多少、「あれ?」と辻褄の合わないシーンもあるから途中不安になるけれど(笑)
のんびり観て、第3者目線でドラマを楽しめたら良いと思います。
なんのかんのと言いたい事はあるけど、大切に想ってる友達が死ぬかも?と思って、「死ぬ奴は死ぬ」と放っておける人は居ないからラストでは感動させられてしまう(笑)
ただし、原作ありきだから、比較してしまうが、漫画のコマでの演出を実写映画にするとこうなってしまうのは仕方ない。
ぼろぼろ泣いた!
映画でこんなボロボロ泣いたのは初めてかもしれない。
原作ファンで、待ちに待った実写化。
映画として綺麗に再構築されてて本当に良かった!
原作の、特に表情が本当に素晴らしいと思っているんだけど、映画も役者さんの演技が本当に素敵。特に笑顔が最高だった…!
原作で苦手だった息子の名前も映画ではなくなっていて、それも好印象だった。
良いんじゃない?
他のレビューにも多いように、確かに突っ込みどこ一杯のSFだけど、心が動かされた気がする。
設定的に、母親が亡くなる日やら理由やらに無理があるけど、制作者のメッセージは「生きること」への執着なのかな、と思った。
土屋太鳳のベタに見える演技力も彼女の幅の広さと捉えた方が良いのかな。
感動
dvdが発売されたということで久々に見たところ、今まで忘れていたものが全て思い出し映画見に行った時以上に泣きました( ; ; )
青春純愛ラブストーリーですが、
親の大切さ 友情 命の大切さ がとても伝わる映画だと思います。
いくらパラレルワールドの菜穂たちに翔を救うように手紙に記しても10年後の菜穂たちの元には翔は戻ってこなくて、でも、もしパラレルワールドが存在するならば、その世界の翔には生きていてほしい という思いが伝わり涙するシーンが多かったです。
原作のファンとしては残念
原作の大ファンです。
原作の優しくて切ない世界観だとか、
主人公のなほちゃんを始めとする
みんなの翔への強い想いとか、
本当に大好きで泣けてしまうのですが、
正直ちょっと残念でした。
まずなほちゃん役の土屋太鳳さんが、
何となくイメージに合わなくて、
ずっと違和感を感じてしまいました。
翔役の山崎賢人さんも何かが違う…
翔の儚さだったり弱さだったり
みんなと笑っていても一抹の闇を
抱えている部分だったり、
そういうものが描写されていなくて
とても残念でした…。
結末的には原作と同じような形で
まとまったのですが、
そんな簡単なものじゃないんだよー!
これじゃただの友情ストーリーじゃ
ないか!と思いました。(笑)
映画の2時間弱で細かい部分を
描くのは難しいのかもしれないのですが、
それなら原作のイメージを崩すのは
やめてほしかったです。
10年後の自分たちへ 10年前の自分たちより
相次ぐ少女漫画実写化の中でも、本作は興収30億円超えの近年最大のヒット。
見てらんないものもあれば「俺物語!!」のように愛着沸くものも。
本作は後者であった。
10年後の自分から手紙を受け取った菜穂。それには、恋心を抱くようになる転校生の翔が1年後に死ぬ事、それを救えず後悔している事が書き記されていた。手紙の助言に従い、翔を救おうとするが…。
あらすじから分かる通り、本作にはタイムパラドックスのファンタスティックな要素が含まれている。
青春×タイムパラドックスは好編が生まれる事が多い。アニメ版「時かけ」は名作。
本作も例に漏れず。
少女漫画実写化として見ても、思いの外悪くなかった。
好感持てたのは、主役二人だけのベッタベタなラブストーリーになってない点。
勿論少しずつ距離を縮めていく二人の恋模様も描かれているが、見終わって感じたのは、主役二人を含む男子3人女子3人の友情と青春ストーリー。
運動会のリレーやクライマックスの運命のシーンなど、なかなかホロリとさせられた。
やはりこういう作品は、等身大の青春ストーリーをキラキラ瑞々しくホロリと切なく後味良く爽やかに描いてこそ。
今年になってから連作されているドSのイケメン王子のアホ設定は何なの、あれ。
好感持った点もあれば難点も。
この手の作品を見る時はいつも、主演の女の子が目の保養となり、相手役にケッ!となるが、本作は違った。
ある陰と苦しみを抱える山崎賢人の演技が意外と良かった。(今公開しているドS王子は予告見るだけでも辟易するが)
土屋太鳳は無論可愛い。が、拙い演技といい子ちゃんぶってるような上ずった声が…。
親友たちは適材適所。
また、翔に猛アプローチする真野恵里菜先輩がイヤミなくらい圧倒的に可愛い。出番はちょっとなのに、困った事に。
中盤明らかになる翔の死の真相。
その悩み、苦しみ、悲しみは一人では抱えきれないほど重い。
一人で抱える事ないのだ。
だって傍には、こんなに心配し、思ってくれる親友たちが居るのだから。
タイムパラドックスとはややこしいもので、過去を変えたからと言って手紙を送った未来が変わる事はない。
つまり、その未来では、翔は死んだまま。
が、ここがまたタイムパラドックスの不思議。そこが分岐点となり、幾つものパラレルワールドが生じる。
その中には、親友たちの思いが届き、翔が死を留まった過去があり、新しい未来へ続く世界も。
それを確認する術は無い。
が、それを信じる事は出来る。
10年前の自分たちへ送った願いは、10年後の自分たちへきっと届く…。
泣けます
タイムパラドックスものでここまで泣かせますか。
ラストは想像出来ちゃうんだけど分かっていてもウルっときちゃいますね。
誰しも後悔があります。
あの時あーしておけばとか…
そんな思いがみんなの心にはあるので一層感情移入させてくれるのでしょう。
映画的には土屋太鳳さんの演技ちょっとへたかもって思ってしまう。
恋愛より友達との絆を大事にしてるのはいいところ。
原作読んでみたくなりました。
最後のシーンが、学芸会みたい
土屋太鳳ちゃんの声が不自然だし、最後の友情のシーンは学芸会みたいでした。
でも、泣けちゃいましたが…
俳優陣はみんな素敵だし、話の内容もとてもいいのに、とても残念。
土屋太鳳ちゃん、とても素敵なのにどうしてあんな声で…?不思議でたまりません。
何回も泣かされた
初めて映画館で5回以上泣かされた。
素晴らしい映画だった。
最後の方とか特に切なすぎる。
涙が止まらなかった。
これは土屋太鳳ちゃんの透き通る、可愛らしい声が全体的に切なさを倍増させてた気がする。
あと、山崎くんのお母さんとのシーンのところで泣く演技にも感動させられた。
いやー、本当によかった。
何回見ても同じところで泣きそうです。
せつない感じがいい
高校時代のせつない感じが、よく描かれていていました。あの時、どうしたらよかったのか、わからないけれど、どうにかしたら救えたのではないか、自分にもあるそんな後悔が思い出されて泣けました。
未来からの手紙というとSFの範疇に入るのでしょうが、もっと身近な、本当にありそうな感じに、うまくまとめられていて、すんなり感情移入できました。
人生に後悔はつきものだから、泣けてくる。
予告編のみの知識で鑑賞です。
原作漫画にはあまり忠実ではないようで、
従来ファンからは酷評のようですね(笑)
2時間超えの尺でおさめたり、
監督の意志が入るので、
なかなか難しいと思いますが。
1本の映画として、フラットな感想です。
「10年後の私」からの手紙という設定で、
「時をかける少女」のような、
ワクワクするファンタジーだと思ってました。
だから中盤から涙が溢れ出してきたのは、全くの不覚。
テーマの軸がしっかりしてます。
誰だって人生に後悔はつきもの。
そして苦い経験は、
オトナになる前の思春期に集中してる。
あの日、ひとこと言葉が出ていたら、
少しでも勇気を出して行動していたら、
違った結果になっていたかもしれない。
そんな誰もがもってる切ない想いが蘇って、
胸にジンジンと響いてきます。
男女織り混ざった友情もので、
おざなりな恋愛話じゃないのもよかった。
お互い助け合い支え合って、
仲間を救う気持ちがキラキラ輝いていました。
10年という時間を戻って
パラレルワールドが進行するギミックも、
映画ならではの醍醐味に溢れてます。
解決がいちいちリンクしなかったのも、
段取りくさくなくていい。
展開や脚本も、
この尺ではよく練られていましたね。
ちょっと意外な重めの設定も、
ストーリーに深みを与えてます。
山崎賢人くんは感情を押し殺して、
微妙な気持ちを上手に演じてましたね。
ダチの竜星涼さんは、戦隊系出身の人なんですね。
いい奴オーラ出てましたけど、高校生に見えませんね(笑)
この二人はサッカー部のエースなのに
全く日焼けしてないのが、
妙に気になりましたけど。
ヒロインの土屋太鳳さんは、
目が強くて印象的でした。
けどアニメ声で感情移入できず、少し残念。
清水くるみさんは、「桐島〜」の時同様
ナチュラルな演技が上手いですね。
存在感ありました。
漫画のキャラは分かりませんが、
おのおのに個性があって、
良いキャストだったと思います。
特筆すべきは、
松本の美しい四季の風景。
照明やカメラ回しが、すこぶる良かったですね。
CGで桜や紅葉は足してるけど、
実写にこだわったリアリティが素晴らしい。
田舎の高校生が、羨ましくなりました。
オレンジが印象的なラストも、
素敵なシーンでしたよ。
中高生は、
一度きりの青春時代に仲間の大切さを感じ、
オトナは、過ぎた日の後悔に、ほろ苦くなる。
いろんな世代にいろんな感情を抱かせる、
良作だと思います。
全体的にはキュンキュンする映画だったかな!
【前売券での鑑賞】コミックは、最終巻だけまだ読んでいなくて、結末が分からなかったので、終盤は、翔がどうなるのか、ハラハラした!
驚かされて泣かされた
僕自身あまり恋愛モノを見ないので
とにかく驚きでした!
この作品はただの恋愛だろう と甘く見ていた自分が恥ずかしかったです笑
山崎さん演じる翔はあることが原因で心に深い傷を負っていてそれをみんなで助けようという話です。
恋愛モノなのでしょうか?僕が疎いのかな?あまりキュンキュンはしませんでした。どちらかといえば後半は華厳の滝状態でした笑
カップルでよりも仲のいい友達同士で見ても面白いと思います!
#crimson
漫画も読みました
漫画も読んだ後で人物像が出来上がってる状態だったので、女性役の主人公への違和感がすごくありました。
タケル役はなんとなく似ていて良かったと思います。
ストーリーも細かく再現されてて良かったですが、何故過去から来た手紙に切手が貼ってあるのだろうの疑問や、所々違うのは仕方ないと思いますが、漫画の作品が好きで見に来ていたので少し残念でした。
でも運動会のシーンや、タケルが引かれる前などすごく漫画に近く書かれていてとても号泣しました。
久しぶりに映画でこんなに泣いたなぁと思います。
DVDになってからももう一度見たい作品だと思いました。
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