エクス・マキナのレビュー・感想・評価
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何度も観たくなる傑作
素晴らしい
エヴァは、「メアリー」でもあり、「イヴ」でもあるのか?
女性的な造形で人工知能を搭載したロボットとなると「オートマタ」を思い出す。あちらは、地球の存在自体がすでに末期を迎えていて、人工知能搭載ロボットは人間社会に欠かすことのできない道具となっていた。こちらはまだ、開発最終段階。しかし驚くことに、このロボット・エヴァは感情を持っているのだ。そのせいか、主人公ケイレブの心情は、人工知能OSに恋をした「her世界でひとつの彼女」のセオドアに近い。テストをする側として選ばれたケイレヴなのだが、もしかしたらテストを受けているのはケイレヴのほうなのかも?と、疑心暗鬼にさせられる心理操作は、この映画の上手いところ。エヴァがキョウコに何と耳打ちしたのかサイレントにしておくのも、秀逸。まるでこちらまで、エヴァの手の内に嵌められてしまったような気分だ。
映画の中でも「メアリーの部屋」の話が出てきたが、おそらくエヴァも知識として人間社会の存在は知っていた。だけど、それを体験することで得られる喜びを感じた。それは、感情があるからだ。
いずれ、エヴァ自身が、エヴァの複製か、もしくは同等の人工知能搭載ロボットを造って、それが人間よりも大勢を占める時代が来るのか?そのときこそ、ネイサンが言っていたように、人間は原始人として扱われるのだろう。ロボットは、自分が「機械」であることになんのためらいも不安もなく、それがごく普通のことと思うのだ。今、人間が地球上にこれだけ生存していることも、ごく普通のことだと思っているように。
あり得なくもないだろう、恐竜からしたら、こんな地球、想像もつかなかっただろうから。
なんかエロい
diabolus ex machina…
雑誌記事で知り、手帳にタイトルをメモしてちょうど一年、待った甲斐に十二分におつりと、お土産まで来た一本。
4体の人間と機械による密室会話劇が、無機質なビジュアルと非常にマッチしていて美しい。
緊張感と硬質感、そして艶めかしさ。
観終えて決して爽快ではない展開もイジワルで、非常に好み。
AIでも人間でも、本当に恐ろしいのは…
決して世紀の斬新さ、という作品ではないが。
仕上げが恐ろしく丁寧でまるでこれこそが「機械仕掛けの」と思いたくなるような作品。
追記:
映画人生史上、間違いなく一番行くのに労のかかった劇場にての鑑賞。
電車を二回、徒歩とバスを乗り継いで。
視覚効果賞とはいえアカデミー受賞作、それがこの公開規模(作品の内容にもかかわらず)。
日本の映画を取り巻く環境に、いろいろ考えるところが多いな。
怖かった!おもしろかった!
多少寝た
寝不足の自分が悪かったことは間違いないけれど、青い若者が見事に手玉に取られる単純な展開に何度も落ちた。
自然の絵は雄大に美しく捉えている割に、室内で展開される絵は全く惹きつけるものがなく、見た目にも面白味に欠ける。もしかしたら対比なのかなとも思いつつも…落ちた。
ナチュラルなCGはまったく違和感ない。もはや質のいいCGそのものは映画の売りには成り得ないと認識した。表現のための強力なツールでしかない。作品の表現がよくなければ、せっかくの力の入ったCGもさらりと見過ごされる。
なんとなく想像がついたエンディングではあるけれど、その描き方は悪くない、というよりかなり気に入った。特段新しい表現ではないけれども、無機質な中でも美しい表現というのがまさに人工知能という表現に合っているのかなー。
人間とはなにか?
落ち着いたウエストワールド
おっと〜?
AIにしびれました。
独特ですね この感じは
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