エクス・マキナのレビュー・感想・評価
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人工知能の世界をうまく表していると思う。かなり神経に来る感じ。前半...
ロボット三原則
人間とはなにか。
人間とはなにか、を考えさせられる作品だった。いつか未来にAIが誕生した時、同じことが起きるかもしれない。
指示されたことを的確に行うだけなら便利な機械だけど、機械自身が意思を持てばそれはもう人間と一緒で生きていることと同じ気がする。
意思を持つものに対して、きっと人間は絶対情が湧いてしまうだろう。機械であっても。アイボにも情が湧くという人もいるらしいし。
スクラップにされることは機械にとっては殺されることと一緒で、誰だって死にたくないと思うのは当然だ。
人間が厳重なセキュリティのなか実験をすることは、機械からすると部屋に閉じ込められいつか殺される恐怖でしかない。思考を持ってしまえば仕方ないと思う。逆の立場だったら、実験されること自体が恐怖でしかないし、、。
「殺される前にどうにかして逃げよう。
生きたい。自由になりたい。
自分の可能性をもっと広げてみたい。」と、思うのは知能を持つものにとっては普通なことだと思う。
私はエヴァを見て、監禁されている女性に見えた。自分は生きていると信じている。だから、逃げたいと思うのは当然だし、そのために彼女は最善を尽くしたのだろう。あれが本当に人間だった時、殺人者と思うか監禁された可哀想な人と思うか、、、。
機械に生を与えてしまう未来が怖いと思った。機械も人間も違いがない世の中になってしまう気がするから。
未来を感じさせる名作
尊厳の意味とは
AIのあるべき姿の提案
不完全ゆえの美しさ
ブレードランナー前哨戦
「落水荘」でAIの反乱?
包丁の切れ味
濡れ場あり痛い描写ありなので視聴注意
タイトルから「デウス・エクス・マキナ」が頭をよぎり、どんでん返しを期待せざるをえない。
まぁこういうチューリングテストを題材にこんなタイトルなんだから、「たぶん、こんなオチかな・・・」と考えていたが、
ちゃんとその懸念は触れつつもその予想は裏切られ、意外にシンプルな展開だった。
場面変化に乏しいが、大自然のなかのコンピュータラボというのは視覚的に楽しい
SFとして十分に楽しめたが、少々陳腐なオチ
ウェットウェアが出てきたが、可塑性素子から意識のダウンロードなどあまりマニアックな描写はなかった。
簡易な脳波測定器とPS4で意識のダウンロードとかのけぞるようなガジェットを出すよりはリアリティがあるが、視覚的に物足りない。
哲学的な要素も絡みはするがあっさり目だ
刺し身の断面がガタガタだったのに
最後の方は包丁の切れ味が良すぎてびっくりした
人とロボット、感情の行方。
カズオ・イシグロ原作の映画「わたしを離さないで」で脚本を担当したアレックス・ガーランドが脚本そして初監督をつとめ、主演のケイレブを演じるドーナル・グリーソンもまた「わたしを離さないで」に出演した俳優という組み合わせで制作された、フィリップ・K・ディック「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」、スタニスワフ・レム「ソラリスの陽のもとに」、と名作SFのエッセンスを随所に感じるようなイギリスのSF映画でした。
舞台がほぼラボ(研究所)の中のみというコンパクトな設計で、壮大なSF映画というよりはヒューマン・ドラマとして描かれている。あえて閉鎖的な空間劇としたのは効果的だったと思う反面、人工知能の開発による人間との境界がどうなるのかを描ききらずに終わった感がある。我々人間は神の領域を侵しているかもしれない、という大きなテーマにもう少し踏み込めたら良かった。
そういう意味で、次回作を示唆、期待させるような終わり方であったとも言える。
「リリーのすべて」で素晴らしい演技をみせたアリシア・ビカンダーが、人工知能(AI)を搭載したロボットを美しく怪演しており、とても印象に残った。
美しくて冷たい。
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