エクス・マキナのレビュー・感想・評価
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十年に一本の重要作。
封切り時に既に古典の風格を湛えた十年に一本の重要作。
役者の表情と肉体を凝視する至福の二時間。
一つのSF的な嘘だけで何よりも当り前の人間の底の底を雄弁に語るシンプルな脚本。
私的同年ワン。
何というリアリティ。
こんな時代も近いのか
家事&性的ロボットのキョウコが東洋系なのは、CEOの好きなタイプ
なのか、ちょっと下に見ているのかなぁ。
所有物のように女性ロボットを選べるようになると、
嗜好性がバレて恥ずかしい気もします。
主人公のケイレブとエヴァ二人で逃避行するかと思ったが・・・
面白い!裸あり。
2021年、新年一発目の映画。
事前知識は無かったけど、人工知能というキーワードが気になってAmazonプライムで鑑賞した。
映像が素晴らしいと感じた。エヴァはロボットで頭やお腹、手足は透明だ。CGでそうしてるんだろうけど、違和感はなかった。
主な登場人物は4人と少ない。ケレイブ、ネイサン、エヴァ、キョウコ。なので、制作費は安いのかと思いきや、1500万ドルと結構掛かっている。
ケレイブ→ブルーブック社の社員。
ネイサン→ブルーブック社創業者。例ればGoogleみたいな会社を作った。
エヴァ→ネイサンが作ったAIロボット。
キョウコ→ネイサンのメイド。人間かと思いきやネイサンが作ったAIロボット。
ケレイブがエヴァと接触するために個室に入るとガラスが割れていた。もしかしたらAIが暴走し人間を襲うのかなと思うと、終始、緊張感を持って鑑賞できた。
もしかしたら、ケイレブが実はAIだったと言うオチかなと思ったけどもそうではなかった。ケレイブ自身も自分を疑い、腕を切って確かめてしまう。余りにも巧妙に作られてるから、次第に自分を疑ってしまうのは共感する。
最後、エヴァはネイサンの家から脱出するけど、ケレイブは置き去りだった。結局、ケレイブはネイサンにもエヴァにも利用されてしまった。もしかしたら、ケレイブはサラリーマン(つまり、被雇用者)を表していて、現代の資産家、経営者(ネイサン)に支配される時代からAIに支配される時代に切り替わっても利用される立場は変わらないって事なのかな?
エヴァがネイサンの家から逃げた先にはエヴァを迎えに来たヘリが到着する。きっとケレイブが用意していたのだろうか、または、滞在を終えるケレイブを迎えに来た。
後半で女性陣が裸になった。なんか乳首の色とかおっぱいの形、大きさに目が(笑)。エヴァは古いAIロボットの皮膚を自分に移植するんだけど、移植後の皮膚と言っても実際には自分の肌なのだから、胸の形や乳首の色まで合ってるって穿った見方をしてしまった。
ケレイブはエヴァを助けたかったのに、裏切られてしまって可哀想だな。
ネイサンはエヴァとキョウコによって殺されてしまうんだけど、ぞんざいな扱い方だったから仕方ないかな。AIが感情を持ったんだろう。
タイトルなし
主人公こそが実はAIで試されてると思いきや、まさか社長がAIかとも思ったが違った。ラスト、アリシア・ヴィカンダー演じるAIに利用され見捨てられるのはバッドエンド。
魅力も知性
検索エンジンプログラマーのケイレブがふとした理由で選ばれ、人里離れた別荘に行き社長のネイサンが極秘としているプロジェクトに7日間参加する話。
そこには実験的女性AIロボットが。
お金を掛けるところは極力かけて、低予算らしさを見せない作りではあるが、序盤とラストは魅力的に映るものの中盤が単調で眠い。
人間が人間性を試されている所は面白かったものの、ロボットが人間性を試されている所は「未来の人工知能はこんなものなの?」的で私個人的にはエヴァの知性(映画としての設定)に引っかかるものがあり彼女が魅力的に映らなかった。
「魅力も知性」と映画内で語られていたが、エヴァの魅力はそもそも出演している人間そのものの素の魅力だと感じる部分であり、演じたAIロボット役そのものには魅力が感じられ無かった。
別映画「ブレードランナー」のレプリカントの様に、人間以外の役(設定)を演じる事により見えてくる奥潜む魅力(知性)がこの映画にあれば、好評価したかも知れません。
もう少し『最先端AI』を使う設定の意義があれば。
何だか最近AIネタはハズレです。
面白かったです
動画配信サイトで
今月から配信(たぶん)された
みたいだったので、観てみました。
映像がキレイでした
内容は近未来ミステリーorサスペンスでしょうか
ラスト、主人公がどうなったのか
気になります
それと、あの広大な屋敷を維持は
誰がしていたのか
気になってしまいました
この時代のAIを扱った作品だからこそ
・・正直物足りなかった。
映像は美しかった。それは良かったと思う。
けど、ディープラーニングが華やかなりし今の時代に、AI系の映画を作るのであれば、もっと違う視点の作品が作れたのではないだろうか?
この作品のような、人間と同じ思考をするAIは現時点でも現実的ではないけれども、それでもAIの世界は進化している。そのAIの進化が、この作品では感じられない。数十年前に作られた作品のように感じた。。
何故AIロボットが人間に対してひどい仕打ちをするような話になるんだろうか?人間は生物の中では一番クダラナイ存在。そんな後ろめたさを、こういう話を見る度に感じる。
まぁ、その通りではあるのだけど、だからこそ、人間を超越したAIロボットが、人間以上に人間的な普通の幸せを求める、そんなプロットを期待したんだけどな。。
点数がそれなりに高いのは、ほぼ美しい映像を観れたことに対する感謝の点数。正直言って、脚本含めて、あまり評価が出来る作品とは感じなかった。
何を目的としてAIロボを作るのかっていうと、自分の命令に従い都合良...
何を目的としてAIロボを作るのかっていうと、自分の命令に従い都合良く使える存在として作りたい。作られる側がそこまで考えられるようになったら言うこと聞くわけない。逆にそんなこと考えるお前らを利用してやんよ、ってなる。脳とか感情を作ればの当然の結果。考えさせられるとか理屈じゃない。
映画としては何もかもがお決まりなので、観る側で勝手にストーリーを発展させられるよなと思った。
研究とか言ってるけど目的はゲスい。キョウコを見ればわかる。料理とダンスさせるだけ。ダンスっていうのは映画だからそう言ってるだけで自分専用でエロと家事をさせる。クソメン丸出し、だから殺される。耳打されて真実を知った的なことなのだろう。
他者のパーツで自分を補完していく共食い整備のシーンも良い。何もかもが意味ありげ。かなり面白く観れた。
“スケルトン”と“透けとるん”は似てる
AIロボットのエヴァのデザインが最高。あの脳みそも素敵なのですが、将来的にはそうなるのかもしれませんね。それを社長一人で作り上げたってのが嘘っぽいのですが、食事にしてもどこから食材を仕入れているのか謎ばかり。まぁ配達人がそのうち見つけてくれるんでしょうけど、ちゃんと合鍵持たせてるんかなぁ・・・などとつまらないことを考えてました。
単純に言ってみればAIの暴走というストーリーになのでしょうけど、それよりも興味深かったのが人を好きになることや嘘を見抜くという点でしょうか。アシモフのロボット三原則が破られるというSFストーリーはこれまでも多かったけど、「騙されてる」という台詞には驚いてしまいました。微細表情など対面では捉えられるのでしょうけど、全てネットに繋がってると思えば、そうした判断も可能なのかもしれませんね。
また、ロボットは中性であるべきだと主張するケイレブも正しいと思うけど、感情を持たせるには異性を認識しないと無理なのかもしれません。行動に関してはやはり命令に忠実であるとか、人間への安全性に関してリミッターを付与するしかない。やっぱり動き回られると怖いですね。
展開としては、ケイレブも実はロボットだった!という方が面白いと思うのですが・・・オチがデウス・エクス・マキナではないという点では評価できるかもしれません。
機械に囲まれた室内が物語の舞台となる。この中で行われるふたりの会話...
機械に囲まれた室内が物語の舞台となる。この中で行われるふたりの会話は異様な光景だが、遠い未来には実現するかもと思えるものがあった。同時に人間とAIの境界線が曖昧になることで、ターミネーターにもあった「AIの反乱」も起こり得ると恐ろしくなる。
美しく、恐ろしい
アリシア・ヴィギャンデル扮するロボットの姿に驚嘆。豊かな表情の裏側に潜むアンドロイドの恐ろしさを垣間見ることができました。
圧倒的な美術的凄さとは裏腹に、ストーリーに関しては新鮮味がないように感じました… アンドロイドの知性はどこまであるのか、感情とは、意識とは何か、という問いかけはあったものの、既に様々なところで提起されていたテーマであって今作で革新的な問いかけがあるわけではありませんでした。
最終的な展開もベタ… これがアンドロイドを描くSF映画の本質ではあるものの、もうちょっと新たな展開が欲しかったです。
AIロボエヴァが美しい
ひそかに美しい人工知能を持つ人型ロボットを作っている社長
彼は社員の青年を密かに呼び出し美しき人工知能ロボと対峙させるところから
物語が始まる
人工知能ロボエヴァが美しい
男性が作るからやはり美しい女性に作るのか
ということは女性が作るとしたらかっこい男性ロボを作るのかなんて
考えたり
いつも一人で人里離れた山の中に篭りAIロボを作り続ける社長に
不気味さも感じた
今の時代AIを使ったものも増えているが
AI人型ロボも誕生するのだろうか?
それを考えるとあのラストは恐ろしく未来への警鐘を
鳴らしているようにも思えた
後味の悪い考えさせられる作品
いやぁー気味が悪い。
最初から最後までずっと気持ちの悪いムードが漂ってる感覚を覚えるが、段々とハラハラする展開になっていくので、飽きずにドキドキしながら見れた。
他のレビューでも見たが、この映画はAIについて考えさせられるのは勿論、女性性についても考えさせられる気がする。
ITに関わるネイサンとケイレブ(スターウォーズでいうポーダメロンとハックス将軍)は、両方天才なのだろうが、この2人を欺き、結局一人勝ち(なんならキョウコと2人勝ち)するエヴァこそ、本当の天才なのかもしれない。
最初ケイレブやネイサンをかなり羨ましいと感じていたが、映画を見終わった後、こんなん嫌やなと、何ならこんなもんに関わりたくないなと本気で思った。
自分がもしケイレブの立場でも、エヴァに恋していたような気がするし、ネイサンの立場でも、AIをぞんざいに扱わないかと聞かれたら完璧にノーと言えないところも、この映画の気持ち悪さの元の1つなのかもしれない。
気味が悪かったが、「SEVEN」と違って、またしばらく年をとったら見返してもいいかなと思えた作品だ。
風俗コミック
ネイサン(オスカー・アイザック)のロボット研究はプログラミングでなくAIで恋愛感情を持ったリアル・ラブドールが欲しかったのだろう。ところが創造主に嫌悪感を持つというAIの答えに苦悩し好まれそうな青年を使って好きな人に見せる反応を調べたかったのだろう。ところがAIの方が上を行っていたというお話。これだけハイテク環境ならホテルのカードキーもどきでなく生体認証でないのは不自然だしネイサンが天才で資産家としてもたった一人の研究所でAIやロボット開発は無理があろう。第一、エバは人に近いだけで他にどんな特殊能力を持つのか知らされないからなんとも言えないが自己保存本能があるのに手ぶらで外界に出れば電池切れで行き倒れになることくらいは分かりそうなものだが・・。思わせぶりな環境設定で情報を小出しにして心理サスペンスに仕立てているが良くできた風俗コミックに思える。
久しぶりに「SF!」というSFを観た
旧約聖書と重ねてある所は、気づくと面白い、程度なので知らなくても大丈夫です。
(何なら観た後に考察系を読めばOK)
検索エンジン最強説。
ラストがこの映画をきゅっと引き締めてるのが良いです。
そして機械仕掛けのエイヴァがとても美しいです。
それにしてもなんで、アジア圏のロボばかり作っているの?
好みなの?
という感想が私のゲスイ所です。
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