ブリッジ・オブ・スパイのレビュー・感想・評価
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意外と眠くならなかった
俳優、監督、脚本に惹かれた作品。
最初はそんなに期待はしてなかった分、面白かった。
冷戦時代、アメリカとソ連が互いにスパイを送り合い、情報戦争となっていた。そんな中で相手国のスパイを弁護する必要はあるのか。敵国のスパイを弁護することで国内からは批判を受け、家族にも危険が及ぶ。それでも尚、権利を護り抜き、さらには有益な交渉までも取り付ける凄さ。戦時中という非情な環境において敵味方関係なく人権を護る強さがかっこよかった。
レンタル開始したらもう一度見たい。
何故にこんな昔の話を?
スピルバーグもいい仕事してるし、脚本のコーエン兄弟も「らしい」仕事してるし、とってもいい映画なんだが、「なんで今さらこんな昔の話を映画化するのか」。そこが分からない。シニア層にしかアピールしないこんな地味な映画にけっこうお金使ってる(製作費は4000万ドル)。スタジオ的には、オスカー狙いに行ったんだろうね。
しかしまあ、この映画に「オデッセイ」に「レヴェナント」に「ブルックリン」にって、オスカーの作品賞候補4本も出ちゃって今年は大漁ですね、FOXさん!と思ったら、「ブリッジ・オブ・スパイ」はアメリカの配給はディズニーでした。ディズニーのオスカー作品賞狙い実写案件ってことならまあ理解できます。
作品賞は無理だと思いますが、ソ連のスパイを演じたマーク・ライランスは助演男優賞有力ですね。対抗のスタローンが強敵なんですけどね。それにしても、ライランスは遅れてやってきた実力派って感じでなかなか良かったんじゃないでしょうか。次のスピルバーグ作品も決まってるし、クリストフ・ワルツみたいになるかも知れませんね。
生きる勇気をくれる。
ニュースの裏では、私たちが知らない世界があって、裏ではこういうやりとりが成されている。
静かに事が進んでいくので、好きな人は落ち着いて観ることができます。しかし静かすぎて物足りなさも感じてしまいました。
自分の正義感や仲間への信頼の情は厚く、まっすぐさが伝わり、主人公に対しては共感を得ました。
誰かを助けたい、役に立ちたいという思いが強かったから、どんなに危険が伴おうとも乗り越えられたし、相手の背中を押すことのできる人間になれた。
主人公は立派です。
実話かぁ。
会話がかっこいい
中盤まで少し難しくて入り込めない感じもあったけど会話のテンポがよく、アベルとのやりとりが何よりかっこいい。
アベルの演技もすばらしく表情に引き込まれた。
信念を持つ事、自分の中に1本、細くても太くても何かしっかり持っている人々の強さを感じた。
最後本当に本当にアベルが幸せになっている事を願います。
保険
2016年劇場9本目。
この題材をキッチリ解りやすく娯楽作に仕上げてくるスピルバーグはさすが。
被せの演出は狙いすぎてて好き嫌いが別れそうだが、個人的にはそれでこそ映画だと思うのでやはり良かった。
俳優陣の演技もお見事。
いまのところ今年一。
僕の体はスピルバーグでできている
なかなか映画館に行けない昨今、やはりスピルバーグだけは劇場で見たくなる私。
見終わった後の真っ正直な感想は、「あぁ、映画見たなぁ!」でした。
なんだろ、確かに超弩級ってほどでもないのに、確実に映画をちゃんと観た気持ちが残るんですよね。それで思ったのが標題。そう、私の体はスピルバーグでできてるんですよね。そのリズムが体に刻み込まれていて、ただその中に身を浸せば、それが映画だと分かってしまうっていうね。
最近の邦画でも、このスピルバーグ、カミンスキー的な絵が多いんだなぁと観ていて思ったのですが、果たしてこれほどまでに体に浸透してくるかどうか…
改めて自分を確認する映画になりましたですね。
正義と信念に基づく男はかっこいい!
アメリカ国民としての心情から弁護に乗り気ではなかったドノヴァンが,それでも弁護士としての職務を全うしようとする姿には,心から敬服します。そんなドノヴァンの信念を貫く姿を,トム・ハンクスがみごとに演じていると思います。また,彼と同じく,ソ連スパイとしての信念を貫くアベルが,確かな存在感を発揮しています。マーク・ライランスの演技が,それをしっかり支えているように感じました。そんな二人のやりとりのおかげで,いつのまにか作品に引き込まれていました。
普段はこの手の映画を劇場で見ることはなく,もっぱらテレビ放送を待っています。本作もDVDでも十分に楽しめると思います。ただ,劇場での没入感があったほうが,冷戦当時の緊張感や東ベルリンの雰囲気は味わえると思います。
あとで,先日見た「杉原千畝」を思い出しました。正義と信念に基づいて,自分に与えられた職務を全うする姿は,やっぱりかっこいいですね。反面,自分の意に反する行動をとる人に対して,誹謗中傷や攻撃的な態度をとることの醜さも感じました。攻撃に出る前に,相手を理解しようとする思いが少しでもあれば,世の中から争いごとがずいぶん減るだろうにと思わずにはいられません。
てっきりトム・ハンクスがスパイ役の スパイ映画かと思いきや。 実話...
てっきりトム・ハンクスがスパイ役の
スパイ映画かと思いきや。
実話に基づいた、アメリカとソ連に
捕らえられたスパイを
無事に交換しろという任務を
課せられた弁護士ドノヴァンの話。
ベルリンの壁が造られる場面など、
その時代をありありと感じた。
前半のテンポに比べて後半はセリフが多く、
字幕を読んで理解するのに精一杯。
しかし、ドノヴァンとアベルが
お互いになんとなく信頼しているのが
伝わってきて良い。
無知なので時代を感じる作品は
ものすごく難しいけど、
理解しながら観れるようになりたいなぁ。
BRILLIANT
I thought that the story was almost the same as some previous films about the time during WWⅡ but completely different in fact , it's approximately 2 hours long but it came to an end really quickly because of really focussing on it till the end also it's based on a true story , which was the most brilliant film about during the Cold War !!! want the Blue-Ray
枯れた味わい
まず特筆されるのはマーク・ライランスの存在感。無言で進む冒頭のシークエンスで早くも引き込まれていくのだが、それは彼の表情が無表情なのに深みが感じられるから。そして踏み込まれてからのとぼけ方もカッコいいよ。
自分は40代だがスピルバーグという作家の成長、成熟の遍歴をリアルタイムで観ることができることの有り難みをあらためて今作で感じた。オッサン達が信念を貫くために硬軟織り交ぜて難題に立ち向かっていく姿は観ていて胸がすく思いだし、またそれを良い映像、良い本でこのようにガッチリとまとめ上げる手腕は相変わらずである。もちろんコーエン兄弟の本が素晴らしいのは言うまでもなく。
この作家の作品群を振り返っても今作は「まさに」という内容であり、コーエン兄弟もおそらくは意識して「らしさ」を散りばめたのではないかと思われる。
スピルバーグという作家はやはり個人の独自性だったりスタンドアロンたりえるかを提起し続けているわけで、それは彼自身の体験が背景にあるのは知られている通り。そして今作では主人公であるドノバンが捕虜になり非難されていたパワーズに対して次のようなセリフを言わせている。
「自分が確かなら周りのいうことは気にするな」
スピルバーグが言うんだから染みてくるセリフだ。
The Standing Man !!
冷戦下で秘密裏に行われた米ソのスパイ交換交渉の実話を基に描かれた作品。
国家の思惑と、己の信念と、家族と…。
トム・ハンクス演じるドノバンという男の生き様がとにかくカッコイイ!!!
とても面白かったです。
ちなみにスパイ物ではありません(笑)
うーん・・・ つまんなくはないけど、単調。 アメリカってこんな寛大...
うーん・・・
つまんなくはないけど、単調。
アメリカってこんな寛大なんです!!!
ってことが言いたいの?っていう感想。
最後の子供が遊んでるシーンでの皮肉はよかったかな。
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