「東西冷戦という戦争」ブリッジ・オブ・スパイ グッドラックさんの映画レビュー(感想・評価)
東西冷戦という戦争
冷たく乾いた緊張感。堂々とした、見応えのある作品でした。
東西冷戦という戦争の話。28年の長きにわたり東西分断の象徴だったベルリンの壁建設当時の異様な緊張を、時折少々オフビートなタッチの笑いで息抜きさせてくれて、じっくりと堪能できました。
東のスパイの乾ききった穏やかさと、対峙するアメリカの弁護士との会話が味わい深かったです。
演じるマーク・ライランスとトム・ハンクスの円熟味が光っていました。
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