「『正義とは何か?』を問いかけます。」ブリッジ・オブ・スパイ Michiさんの映画レビュー(感想・評価)
『正義とは何か?』を問いかけます。
当該作品は、スティーヴン・スピルバーグ監督と名優トム・ハンクスによる
サスペンスで、東西冷戦下の1960年に実際に起きた、
ソ連によるアメリカ偵察機撃墜事件『U-2撃墜事件』(1960)の舞台裏を描いています。
(当時は、米国とソ連の間には、ミサイル・ギャップと言われる技術格差があり、
技術力で劣る米国は大変焦っていました。)
ちまたでは、米国アカデミー賞オスカー最有力候補と言われていますが、
実話ベースの作品は、昨年の"American Sniper"の例もあり、
最終的には選定されない傾向にあります。。。
しかし、
そう噂されるだけのものはありました。
教科書で習う「三権分立」ですが、司法が行政の影響を受けてしまう事があります。
最近では、韓国の「産経新聞問題」や「慰安婦問題」などがそうでした。
その中で、当該作品は、次の事を言いたかったと思います。
『良い仕事"Good Job"とは、
Mission Completeの様に、言われた事を完璧に行う事だけでなく、
正義に基づき行動する事が重要なのだ』
お薦めの作品でした!
Michi
[追伸]
高高度偵察飛行する戦略爆撃機としては、当該作品のU-2に加え、
最近では、北朝鮮の水爆問題で朝鮮半島に来た米国機のB52が有名です。
コメントする