ちはやふる 上の句のレビュー・感想・評価
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原作の世界観は壊さず上手く実写化
原作とアニメを見ている40代の中年男が観た感想です。(笑)
原作が漫画の実写映画作品は、過去何度泣かされたり
怒りを覚えた事でしょうか?そんな気持ちと予告編を
見て映画館へ。
原作重視ファンの方から見ると、話の繋げ方と小学生時代の
ストーリーの端折り方が気に入らないかもしれませんが、
充実に再現すると3部作にでもしないと映画館では
見続ける事は難しい事からバランス的には良いと感じます。
千早役の広瀬すずさんはドラマや映画に引っ張りだこの
女優さんで原作と比べると印象はかけ離れていますが、
彼女の演技力で上手くカバーしていると思います。
この辺も原作通りに演じると、主人公のがさつさが
際立ってしまう可能性があるので、個人的には許容範囲です。
脇役も原作とかけ離れている方も確かにいますが、大江奏役を
演じた上白石萌音さんの演技力が光っています。
下の句への繋ぎ方が多少、出来過ぎではあるものの、
期待感を持たせている点では合格ではないでしょうか?
みんないい子
古典に彩られた粋な世界観。笑って泣ける青春ドラマ!!
【賛否両論チェック】
賛:競技かるたを通じて絆を深めていく主人公達の爽やかな姿に、期せずして感動させられる。百人一首の1つ1つが、物語を巧に深く彩っていくのも、粋でステキ。
否:終わり方は、かなり出来すぎ感がある。百人一首に興味がないと、かなり退屈かも。
「競技かるた」というちょっと特殊な世界に飛び込み、何度も壁にぶち当たりながらも、仲間を信じて乗り越えていく千早の姿が、非常に爽やかに描かれています。広瀬すずさん、そのキャラクターもまた、とってもキュートです(笑)。
そして、そんな千早を温かく見守りながらも、彼女が新を想い続けていることにどこかで嫉妬し、その心の傷を背負い続けている太一の葛藤や、そんな2人を想いながらも、家族のために別れる道を選んだ新。主人公を取り巻く幼馴染み2人の絶妙な三角関係も、青春ドラマに欠かせない重要な要素になっています。
また、大会までバラバラだった「かるた部」が、実戦の中でぶつかり合い、やがて1つになっていく辺りは、ありがちだと分かっていても、感動してしまうところです。特に、人一倍かるたとは距離を保っていた〝机くん”が、何度も挫折しかけ、その度に成長していく姿は、なんだかすごくカッコイイです(笑)。
それから何といっても、劇中で登場する
「ちはやぶる 神代(かみよ)も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは 」
や
「このたびは 幣(ぬさ)も取りあへず 手向山(たむけやま) 紅葉の錦 神のまにまに」
なんかが登場するように、主人公達の絆が百人一首によって繋がっていく描写が、とっても粋ですね。個人的には、
「もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし」
の解釈のシーンが、とっても印象的でステキでした。
ラストはやや出来すぎていて、思わず
「いやいや~(笑)」
とニヤけてしまいそうですが、それでもなお感動してしまうくらい、とっても純な青春ドラマに仕上がっています。「下の句」抜きでも楽しめると思いますので、是非ご覧になってみて下さい。
一生懸命は楽しいぞ!
ちはや!!!
好感の持てる仕上がりになっています。
映画『ちはやふる 上の句』を見てきました。私にとって、ちはやふると言うとどうしても落語の『ちはやふる』(人気大関の「竜田川」が吉原へ遊びに行った際、「千早」という花魁に一目ぼれした。ところが千早は力士が嫌いで振られてしまう(「千早振る」)。振られた竜田川は妹分の「神代」に言い寄るが、こちらも「姐さんが嫌なものは、わちきも嫌でありんす」と、言う事を聞かない(「神代も聞かず竜田川」)、という珍解釈)を思い出してしまうのです。
本作の物語は、競技かるたの世界を描いていますが、展開自体はほとんどスポ根ドラマと一緒です。本編の上の句では東京都大会で優勝するところまでを描いていますが、下の句ではおそらく全国大会が描かれるということでしょう。
広瀬すず以外の若い役者さん達の頑張りもあって、好感の持てる仕上がりになっています。 太一(野村周平)が「青春かけたってあいつ(綿谷新のこと)にはかなわない」と弱音をわくところで、國村隼が「そのセリフは、青春をかけてから言いなさい」と諌めるシーンは良かったですね。評価は、広瀬すずが主演なので、少し甘めのところがもありますが星4つです。
ごめんなさい
ホントに感動
おー
ちはやふる 上の句
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