ちはやふる 上の句のレビュー・感想・評価
全362件中、181~200件目を表示
昔風の単純な学園物語
やたらと不自然に映像を加工してるのはかえって不自然 寄せ集めの初心者がいきなり大会で優勝もやらせっぼく続編も苦戦しながら最後は結局・・・ 主役は死がない的な先が読める展開だか実年齢役の広瀬や若手陣の清々しさに今後を期待!
広瀬すずの身体能力が高い
前半導入部、広瀬すずが可愛いところ以外はかなり辛い映画なのでは…と心配しているところ突然の「バンッ!」という大音量に驚かされる。そういうのはグッと心掴まれちゃうね。
弱小チームが頑張るスラダン系スポ根定番ストーリーではあるものの、ドローン撮影や競技かるたをダイナミックなスポーツとして美しい映像に仕上げているところに驚愕。団体戦で10人が同時に同じ動きをするところなんかは魂が震えた!
まあなんか広瀬すずと清水尋也をのぞく若者たちの演技がやや気になるというか肉まんくんに限って言えば画面から飛び出してくるんじゃないかというウザさがあった。良いんだけど。
良い意味で上の句だけで完結していて、いろんな意味で下の句は家で観てもいいかなと思ったりした。
「ごめんなさい」と言わせられるか?
前半の千早の過度な情熱、あり得ないほどのクサい台詞のオンパレードに見た事を後悔した。見ているこっちが赤面しそうな、壁ドン系少女漫画の実写化が相次ぐ中、この作品は一味違うかも!?という期待をしたが、これも同じ轍を踏んでしまったか…
だが、全国大会出場をかける東京都大会でその様相が一気に変わる。取った札がスローで飛ぶ、競技中に突然素振りをするなど、過剰な演出は前半同様、いかにも漫画的であるが、前半の描き方が漫画的であるからこそ、そのような過剰な演出も寛容できる。ベタな青春スポ根モノであることに変わりはないが、競技かるたというマイナーな種目を取り扱うことで、なかなかユニークな緊張感と迫力を楽しむことができる。
この手のマイナー競技を映画化する上で大事なポイントは主に2つあると思う。一つは如何にその競技をカッコよく魅せるか?ということ。そして、もう一つは如何に観客にその競技を“知ったかぶり”させられるか?ということである。上述の通り、前者のポイントは漫画的、且つ大胆な演出、更に広瀬すずの瑞々しく、時に凛々しい演技も手伝って、及第点は超えた。だが、後者のポイントはどうだっただろうか?ポピュラーな競技と違い、観客は映画を通じて、その競技のルールや魅力を知ることが多い。故に前半のもっと早い段階において、練習試合などで競技の説明が必要だったのではないだろうか?原作ファンには譲れないところかもしれないが、前半のハチャメチャな部員勧誘などに割いた時間が悔やまれる。
正直、中高生が喜ぶレベルの作品だろうと甘く見ていたが、やりすぎな少女漫画感にガッカリした前半に比べて、後半のかるた大会のカッコよさは意外にも、もっと見てみたいと思わせたくれた。とりわけラストの運命戦の緊迫感はなかなかの見応えがあった。さて、甘く見ていた私に“ごめんなさい”と言わせられるかどうか?勝負は下の句までお預けということで、現状では☆2.5、いや、次への期待を込めて☆3つで様子を見よう。
これぞ邦画って感じ
良い意味でも悪い意味でも。。。
もっと早くにこの映画に出会えていたら、百人一首の授業も楽しく受けられていたのかも。
爽やか王道青春ストーリー!
競技かるた、面白そう。競技人口増えそう。「ちはやふる」見て、競技かるた部作ろう!と思う高校生とか多そう。
それにしても、「スーパーアイドルの妹」という設定はいらない様な。現実味薄くなるだけでは…?
テンポも良く面白かったけど、続編への繋ぎが見え見えすぎて、下の句も映画館に見に行こうとは思いませんでした。残念。
競技かるたとスローモーション映像の融合が生む軌跡
「かるたって競技なの?」って思われる人が大多数を占める現代で、かるた競技で奮闘する学生を描いた大人気コミックを映画化したのはアニメファンが多いとはいえチャレンジだったと感じ取れる。
映画化するにあたりアニメファンと競技かるた初心者、双方の心を掴むのは競技かるたの存在意義だ。本作、上の句では部活創設から都大会までを描いているが、競技かるたが本格的に始まるまで見所は特にない。広瀬すず、野村周平など今が旬の俳優陣を揃えたものの粗削りな演技が目立つ。その中でドラマ色が強い前半を見せられても説得力に欠けるのは至極当然のこと。
本作が本格的に面白くなってくるのは部活のメンバーが集まり真剣にかるたに打ち込むようになってからだ。畳を叩く音や句が読み上げられる瞬間の反射神経に「競技」の真意が伝わってくる。なぜ、彼らは走り込みをするのか。なぜ、素振りをするのか。かるたのイメージは古風で紳士的なイメージだったがこれは一捻りに覆される。これらを上の句だけで成功させた演出と構成は実に素晴らしい。
では、どこに工夫が施されていたのか。目立つのは今やハリウッドでも多く使われているスローモーション映像だ。競技かるたとスローモーション映像の融合は映像に軌跡をもたらしたといっても過言ではない。静寂な場に激しく叩きつける音と飛び交うかるたを一連のスローモーションで演出することによりリアリティある空間へと変化する。自然と迫力も伝わり、部活に奮闘する演者たちも前半の退屈面からは考えられないほど見方が変わってくるだろう。
加えてアニメーションディレクターも参戦させることにより細かい部分でも楽しめるのは、漫画では表現できない映画ならではの特権だろう。「ちはやふる」という言葉が何を示したいのかを、言葉の交し合いだけでなくアニメーションにより一工夫されている面でも魅力を感じる。
涙
凄く良作な青春映画であった。
広瀬すずのネームバリューが先行しがちかと思っていたが、なんのなんの、しっかりとサイドストーリーを盛り上げてくれてた。
とてもとても、ハートフルで丁寧に紡がれていく皆の気持ちをずっと追える。
恋と
直向きさと
悔しさと
切なさと
努力と
笑顔と
涙と
原作の良さもさる事ながら、広瀬すず自身の魅力も加わり、いつしか、涙が溢れてた。
マイナスは朴訥さが足りなかったと思えた事。新は…アニメの雰囲気を塗り替えられなかった。残念だとは思ったが、下の句では、さらなる成長を遂げているのかもと思える。
広瀬すずも良かったけど、和好きのお嬢さんが、非常に上手く、広瀬という太陽に照らされる向日葵のような…決して霞む事なく堂々と咲いていた。
広瀬すずの魅力を堪能する
まあとにかく広瀬すず。「海街diary」のあの衝撃的身体的躍動感をさらにパワーアップさせた魅力全開の一品。特にハイスピードとクローズアップにこれだけの力のある魅力を捉えることができたヒロインは日本映画にそうそうない。そして予告編の松岡茉優がまた良さそう。
脇もメガネの男も非常に良かった、というようにステレオタイプ(特に前半)の物語から全てが俳優の魅力で上回った奇跡。
邦画ならでは!
邦画ならではの魅力が出せている。
競技かるたの緊張感、特に運命戦のピリピリした雰囲気が伝わってきた。
小倉百人一首の解釈で楽しめるのも良かった♪( ´▽`)
ストーリー展開も割と王道で、見ていて満足感が高い(*^^*)
下の句も楽しみです♬
映像と音楽の使い方が◎
映像と音楽の効果によって漫画の緊張感や空気感がよく再現されている。広瀬すずをはじめ若手の俳優も胡散臭い芝居になってなくて違和感なく見れた。まあなんといっても広瀬すずが可愛い(笑)
新人女優の初主演作として及第点
そんなに期待していなかったが、観て良かった。
つい「セーラー服と機関銃ー卒業ー」と比較してしまう。「セーラー服・・・」は
雑に作られた印象。橋本環奈の人気にあやかっただけの残念な映画だった。
女優としての資質は現時点では互角と言っていい。個性も違うのでそれぞれが
適役を演じて成長して行って欲しい。
こちらの方が脚本がしっかりしているし丁寧に作られた印象。
題材、世界観が新人女優に相応しい感じがする。広瀬すずの魅力もある。
「バクマン。」に通じるものを感じたのは人気漫画が原作というのと
友情・努力・勝利が描かれているためか。
競技かるたの部員それぞれの個性が上手く出ていたし見せ場もあった。
最初の方で、一ヶ所だけ不自然な描写があった。現実なら問題ありとか
余計な事を考えてしまった。
いい意味で期待を裏切られた!
マンガ原作、テレビ局製作、前後編もの。これらの要素が揃うと、失敗した前例が多いだけに「どうせ駄作だろう…」と思ってしまう。
しかし!今作はそんな偏見を吹き飛ばす快作!
広瀬すず、上白石萌音を筆頭に若手俳優陣の見事な演技、主人公ちはやだけにフォーカスせず、サブキャラクターにもきちんと焦点を当てる脚本、王道のど真ん中を一歩も踏み外さない青春映画の傑作!
下の句も絶対観よう。
まあまあ
原作読者です。映画でよく原作改変が批判されますが、この映画に関しては原作セリフをそのまま持ってきた部分が一番上滑りしていて、むしろキャラクター的には一番改変されているであろう肉マンくんが俳優さんの力もあってか、青春映画に一番らしい役になっていたように思います。
太一役の役者さんは、前半どうかなと思いましたが、後半にかけて上手になっていった感がありました。
メイン5人の役者さんの、熱を持って語る早口と叫びの演技がイマイチで(ない役もありますが)、原作読んでないとあんまりキャラが印象に残らないかもしれません。
音楽とOPEDの華やかさは好みでした。
もともと高くはなかった期待度をそれほど裏切らなかった点とこれからを担いそうな若い役者さんたちがみられたので☆3という評価にします。
えーっと...
レビューで意外と評価の高いものが多かったので一応観てみたのですが、うーん...はっきり言ってクオリティ低いです。
おそらく面白いと感じる部分は、すべて原作の良さであると思います。
まず、確かに広瀬すずさんは可愛いですが、やはり千早のキャラには合ってないんだと思います。頑張ってはいますが、無理して千早のキャラで演じてる感じがして、ミスキャストで彼女も苦しんでる感がしました。
映画はやはり、脚本の次にキャスティングが重要で、あまりにも役者さんのキャラとはかけ離れたキャスティングをした上に、きちんとした演出で時間をかけて役柄へのアプローチと関わりを繋げていけない限りは、役者さんが苦しむだけです。
また、主要キャストの面々の関係性の構築がまだされていないのか、台詞のやり取りの空気感が楽屋落になってました。いかにも演技をしてる感が全然抜けてなかったです。
そしてこれは技術的な面なのですが、撮影も稚拙で、やたらと光を飛ばして淡いコントラストの低い絵にしてたのですが、その手法が全然昇華されてない。逆光で撮るのはいいですが、ある程度の台詞があるカットで登場人物たちの顔が微妙に暗すぎる...意図的に陰影を出すカットというわけではなく、単に素人がやってしまうような逆光の時のライティングとか間違えてしまいました的な絵になってました。
他でも書かれてる方がいらっしゃいますが、サウンドに関しても、まるでバラエティ番組かと思われるレベルのSEの入れ方で、いくら千早が試合後に白目むいてぶっ倒れる面白いシーンだとしても、明らさまに大音量でホラーみたいなSEを入れられてもドン引きします。いわゆる単にビックリ系のサウンドです。
日本では有数の制作プロダクションであるROBOTさんが作っているのに、随分とレベルの低い感じだなーという印象でした。
人物描写についても、短時間でいろいろ表現しなければいけない制約はわかりますが、なぜ千早がカルタに没頭していったのか、なぜそこまでカルタは魅力なのか、千早と新と太一がなぜそこまで太い絆で結ばれた関係なのか、そういう大事なところがイマイチ伝わってきませんでした。
要するに、原作の一番大事にしているポイントを外してしまっている感じです。観た人が適当に面白いと思える線だけで作った感じなのです。
そんなの2時間の映画では無理だよと言うのなら、映画化しないことです。
結論としては、単に興行収入だけを目論んで大ヒット漫画を映画化しただけ、という映画でした。広瀬すずさんは才能のある若い女優さんだと思いますが、こういう適当な形の仕事でダメにしていって欲しくないものです。
はっちゃけ すず!
広瀬すずの 明るいはっちゃけ演技は初めて観ました。
こういう彼女もいいですね。
しかし 野村周平はいつも片思いの役ばかり(笑)
真剣佑がもう少し出番があるかなと思ったのですが 残念
下の句に期待します
友達と一眼となって 戦う姿は 心を打たれます
青春映画は やはりいい!
おばさん 感激です!!
全362件中、181~200件目を表示