64 ロクヨン 後編のレビュー・感想・評価
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なるほど!こーゆー締め方があったんだ!という納得の結末。良かったで...
なるほど!こーゆー締め方があったんだ!という納得の結末。良かったです(๑•̀ㅂ•́)و✧
オリジナル部分はいかに
終盤に差しかかかって、映画オリジナルの部分に入って行き、ああ!それ以上は止めてと言いたくなって、やってもたとという感じ、三上を犯罪者にしてどうするんだよ。やはり犯人を一発殴らなきゃ気が済まなかったのかなあ。三上の刑事としての意地に力点を置いた作品になってます。
後編は、わかり易かった
前編での相関図を復習しておいたからか、前回より頭を悩ませずに見れた。
だけど見応えは相変わらずで、最後まで飽きることなく楽しめた。
被害者の苦しみと執念、加害者の結末、警察内部の大人の事情、そして役者さん達の熱苦しい演技!!(←褒め言葉)
わかり易いと言ったものの、警察内部のしがらみは相変わらず難しく、中村トオルの立ち位置や、滝藤賢一のイラつきの理由なんかは、よく分からなかったから、そっとスルーしやした(笑)
大人の映画
期待していた以上に良かった。大人の鑑賞に耐えうる大人の映画だった!是非、前後編通しで鑑賞する事をお薦めする!それにしても満員の観客の大半はおじいちゃん、おばあちゃん、おじさん、おばさんで多分平均年齢は60歳!(ちなみに「ちはやふる」の場合は女子中高生が大半で平均年齢はたぶん15歳!)
親の心情を描こうとしているが、後半は冗長
横山秀夫の長編ミステリーの映画化です。昭和64年の少女誘拐殺人事件「ロクヨン」を模倣した誘拐事件が発生し、情報を隠蔽しようとする刑事部に対して警務部広報官の三上が自らの役割を果たそうとするストーリーです。原作にない疑似誘拐のその後が描かれていますが、広報官三上の行動としては違和感があり、蛇足という感じがしました。子供を失くした親の心情を中心に描こうとしていますが今ひとつ伝わって来ず、前後編にしたために後半が冗長になってしまった感じがしました。
柄本佑 涙目。
〈あらすじ〉
昭和64年に発生し、犯人が捕まらないまま迷宮入りした少女誘拐殺人事件・通称「ロクヨン」。事件から14年が過ぎた平成14年、新たな誘拐事件が発生する。
~良かった点~
・前編のラストで新たな誘拐事件が発生し、被害者の名前や詳細などを明らかにしないことを憤り、記者クラブはさらに激化。瑛太演じる秋川も若手のくせにクソ生意気だし、新たな記者クラブがわんさか登場します。良かった点は、やっぱり二課長演じる柄本佑(柄本兄弟の兄)が記者クラブから集団リンチされるシーンがヤバかった。(笑)責められすぎて、倒れましたもんね。さすがにかわいそう。
・犯人は最初、三浦友和かと思ってたんですが、全く違ってましたw まさか、目崎だっとは。。意外でした。雨宮は、犯人の声を覚えてて、電話帳開いてあ行から一人一人かけて犯人の目崎を見つけるなんて、凄いと思いました。
~気になった点~
・幸田が吸っていたヘリウムガスが切れて、仕方なく、声を裏声で、電話で目崎を指令するくだりが、どうしても声が大山のぶ代さん時代のドラえもんの声に似てました。(笑)
・記者クラブがめちゃくちゃうるさい。
~まとめ~
原作は未読ですが、なかなか良かったです。物語の始まりから最後まで、終始ピリピリモードだし、前作よりも緊張感がありましたし、これぞまさしくTHE・邦画!
ただ、ポスターに「映画史に残る傑作の誕生」と書いてありましたが、個人的にはそうでもありませんでした。でも、感動はしました。
前後編にする意味があるのか
公開初日初回にて観賞してきました。
原作とは違う演出そしてエンディングでしたね。
原作での緊張感溢れる記者との戦いがサラッと終わってたのは残念だし一番の見せ場がこれだけって感じです。ここはもっと掘り下げて欲しかった。
命をかけて戦うそれぞれの立場。そこのところをもっと作り込んだ方がいい。
そして現代に64を引きずり出すという緊迫した司令車の中での攻防もあっさりとしたもの。
ただ素晴らしいと思ったのは緒形直人さんの鬼気迫る演技。これはすごかったです!
僕的には主役の佐藤浩一さんより周りの演者たちの演技に引き込まれました。
主役は僕的にはキャスティングミスにも感じられる。
映画自体はラストを含めてガッカリ感がありました。
ストーリーや演出を複雑にし過ぎてる様に思います。
その方がウケがいいのかなぁと思わずにはいられないし泣かせればいいのかって思わずにはいられない演出。これは最近の傾向なのかなぁ…
ストーリーだけど原作読んでるので主人公の娘がなぜ家出してしまったのかとかその辺の描写が薄く感情移入しづらい。とても残念。
この作品で前後編にする意味がない様に思うのは僕だけでは無いはず。
もっとそぎ落としてちょっと長くなっても良いので一本にまとめて欲しかったですね。
前編で期待値上がって
後編がこれでは。
まったく台無しにされた感じ。
原作未読、NHKのドラマも見ていませんけどこれは劣化版映画なのだろうか?
映画史に残る傑作
自称するのは勝手ですので
お子様をお持ちのご家族は必ず一度見てみてください。
事件が犯人つかまってよかったねというような普通に解決した感覚ではなく、事件にかかわった人たちに安堵感や謝罪や責任などの気持ちなどそれぞれの人物に何かが残ったような感覚が残ったし、映画を観るお客さんにも何かがグサっと心にくるような気持ちになる作品と言えるかもしれません。
後編はいろんな見どころシーンがあり考えさせられるシーンがいろいろございました。
64事件の真犯人ではる目崎は私がもし事件の被害者だったら絶対許しません。後編のメインである64事件を模倣している少女誘拐事件では自分の娘は必死に探して見つけようとはしているけども、他人の娘は平気で殺していいのかって思ってしまうほど許すことはできません。
事件の真相を知り三上の目崎とのクライマックスシーンで警察に連行されていくとき目崎と遠くから見ている目崎の子供のシーンは心にグサッときました。地上波のドラマではあまりないシーンだと思います。あれは子供にとっては悲いそうでもあるしショックだと思いますよ。
そして64事件の被害者である雨宮さんの犯人を捕まえようとする執念は素晴らしかったです。事件のときやらかした警察もしらない犯人の声を頼りに公衆電話の電話帳を片っ端からかけ続けて犯人の声と似たような声を探し当てるという執念は素晴らしいし並大抵の神経とあきらめない心があったこそだと思います。
警察の対応も許せなかったも許せなかったですね。
私はこうしたいしもうすぐ定年だし責任取りたくないしという考えだからこれを隠せなど自分が良ければよいという上層部の気持ちが許せません。
被害者と加害者だけではなくまわりの家族や警察関係者64事件をきっかけに警察をやめた人、真実を知った時そしてすべてが終わった時、何か残っていたものが解放されたり、一歩前進できるような気持ちを持った人などいろいろあります。
三上広報官も犯人を見つけたけども、周りの人の人生をメチャクチャにしてしまったという公開の面があるかもしれませんが、捕まえてくれてよかったと感謝する人もいる。
皆さんはこの作品を通して何かを感じとれたでしょうか?
足し算ではなく、そぎ落として欲しかった!
原作未読でNHKドラマは観てません。
もちろん前編は観ましたが、
尻切れ感なだけに期待してました。
原作の結末は知らないけど、
みんなが怒っているから、
かなり改変されているようですね(笑)
けど、オリジナル作品としてなら、
割とすごい映画です。
若干、佐藤浩市劇場的だった前編に対し、
様々な日本屈指の役者たちが、
自分の立ち位置でMAXな仕事を
見せつけてくる。
後編は、それが顕著でしたね。
特に永瀬正敏さんと緒形直人さんの
身を削った芝居は壮絶。
絶望的なディテールがすごく繊細だから、
大スクリーンで映えますね。
見事に打ちのめされました。
2本作なのに、
間延びせずに緊張感を持続してるのは、
役者力のケミストリーですね。
それだけでも劇場で観る価値は、
十分にあると思いますよ。
原作のエンディングは知りませんが、
サスペンスとしての終わり方も、
まぁ良かったです。
テーマは親子愛なんだけど、
違った視点の様々な愛情を、
収束させたのも納得感があった。
けどねけどね、
こんなに成功の要素が詰まってても、
この先名作と呼ばれないだろうなぁと
思ってしまうのは、
2本構成の悪でしょうね。
前編のレビューでも書きましたが、
全体にはかなり無理があって、
歪みが否めません。
シナリオが甘く詰め込みすぎて、
テーマの本質がボヤけてるのです。
だから演出家のカタルシスも、感じない。
意味のないだろうシーンが続くのは、
辛い時間でした。
興行的に稼ぎたくても、
長尺になっても、役者を削ってでも、
1本に集約させるべきでしたよ。
思うに、
すでに世の中に出てしまってる素材には、
足し算しちゃいけない。
そぎ落としていくことで、
映画としての独自メッセージが、
生まれるのですよ。
そもそもNHKや原作本と
比べられることすら、
映画としてはナンセンスなのですから。
あぁ素材も役者たちもいいのに、
シノプシスも悪くないのに
勿体無さすぎて、ホント残念!!!
試写で前後編一気に観ました。 しっかりしたミステリーを丁寧に映画に...
試写で前後編一気に観ました。
しっかりしたミステリーを丁寧に映画にしてあって、面白かった。終始唐沢劇場。瑛太と綾野剛という個人的に最高のキャスト。
豪華な俳優陣の中で、個人的にグッときたのは三浦友和。さすがっす。
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