ヒメアノ~ルのレビュー・感想・評価
全243件中、201~220件目を表示
好みが分かれる
冷たい熱帯魚が無理だった私には耐えられない後半戦のグロ描写の連続で気分が悪くなりました。でも役者さんたちの演技は自然でそれでいて狂気や切なさを感じて不覚にも泣きました。そんなに長くない映画なのに胸がいっぱいになって感情が消化不良になるような映画でした
全てが期待以上
古谷実原作ということで原作未読ながら鑑賞。
前後半の入れ替わりの演出やリアリティのあるゴア表現、そして森田剛の演技が圧巻。濱田岳やムロツヨシの演技もいいアクセントとなっている。
少しばかりご都合主義というかリアリティの薄いシーンもあるが、それでも最近見た映画の中では一番でした。
めっちゃ面白い。
ムロツヨシさんの笑えるパートもあり、森田剛さんの残虐なパートもあり、
どの場面も飽きがこずに最後までつまらないと感じた場面がなかったです。グロイとかエロいだけじゃなくちゃんとストーリがしっかりしていました。最後が衝撃的でした。エンドロールが終わり映画館の明かりがつくまで席を立つことを忘れました。素晴らしい映画でした。
森田の狂いっぷり、そして
思ったより暗くてグロくてエロくて胸くそ悪くなったが、そこがいい。
原作漫画では古谷タッチによってやわらいでいた部分が、グッチャグチャに炸裂している。
それが理由かはわからないが、途中で退席してしまった人がいた。
壊され、狂ってしまった森田。
決して許すことはできないが、森田もまた被害者である。
だからこそ、ラストは涙が出た。
『みんな』が無責任にモンスターを作り、放置した。
そして、無関係になってからも、モンスターの苦しみは長年続く。
適切な治療を受ければ、彼は救われたのだろうか?
彼が救われない限り、ハッピーエンドはどこにもない。
そんな森田役を演じたのは、同姓の森田剛。
自然な演技が物凄く良かった。
また、あいちゃん、わぐっちゃんの彼女などの脇役が、原作と瓜二つでなんだか嬉しくなった。
全体的に救いようの無いストーリーだからこそ、考えさせられる。
だが、無責任な『みんな』側タイプの人や、現実から目をそらして無知のまま楽しく暮らしたい人、複雑な感情のわからない子供は、観ても何も学べないんだろうな。
世界観!
面白かったです!
世界観出てました。この手の作品はR指定あるし、好き嫌い分かれて当然なのですがこういった残酷、残虐なシーンに批判をしたい方は見るべきではないです。
それらの表現を含め、この作品は完成しているものですから。
森田剛くん、濱田岳くん、ムロツヨシさん、この三人の演技の素晴らしさ!
今回、森田剛くんに対する演技力を初めて知った気がしました。ジャニーズがどうのとかもう関係なくて良い気がしましたね。実力がある人はどんどん出たらいいと思いますね。
この作品は日常と非日常っていうのかな、光と闇というのかな…
岡田と安藤さんの笑えるやり取りとユカちゃんと岡田の可愛い恋愛が描かれたシーンとは一転、本編始まって半ばもいい頃のタイトルバック!かっこ良かったですねぇ。そこから違う映画が始まったかのような森田の殺人鬼と化した観客をまたまた違う気持ちで引き込むような切り替え。
見た後の気持ちの落ち具合は要覚悟!
何が悪で何が正義なのか。とても切なくなりますが
見ていて、あっという間の映画…つまり面白い映画だということです。
また見たい作品です!
素晴らしいバイオレンスサスペンス❗
これは、R15指定を最大限生かした内容で非常に面白かった。
エログロの迫力満点である。
ただ苦手な人には苦痛かもしれない。
さらに、濱田岳さんやムロツヨシさんを起用しているので笑える部分もありそこがギャップとなって後半のバイオレンス部分がさらに生かされている。
そのバイオレンス部分は、V6の森田君が同じ名前の森田を演じ妙に名前がシンクロして違和感がない。
さらに精神異常者を見事に演じきっており素晴らしかった。
そんな本格的なバイオレンスサスペンスは、邦画では珍しく「冷たい熱帯魚」を思い出したがそれよりは見易いので安心して欲しい。
まぁ好きな人にはたまらない作品である。
森田剛凄い!
濱田岳、ムロツヨシの役者としての実力は知ってるけどまさかあの森田剛がそれを超える程の演技力を発揮!
ジャニーズじゃなくて生田斗真や岡田准一同様もう立派な1人の役者だよ。
学校へGOの時のふざけた森田剛はもういないんやな…
予告編観てるだけでも面白かったけど
本編はほんとに前半コミカル恋愛映画、後半サイコパスって感じでギャップがやばい。
そしてタイトルコールの入り方がすんげぇかっこよかった。
余談やけど
濱田岳が彼女に色々聞くシーンはすんげー俺と似てるって思ってたら
一緒に見てた彼女が耳元で「似てる(笑)」って言ってきて笑いそうになったのを映画館なので必死に耐えたぜ。
壮絶でした
剛くん岳くんムロさんと誰一人として下手な役者さんがいませんでした。お互いの演技に引きずられて更に高みに行っている感じ。99分とは思えないくらいのスピード感、前半後半の全く違う映画?と思うくらいの高低差に良い意味で翻弄されました。タイトルバックの入り方が最高にカッコイイ。内容の過激さに瞳孔開いたまま帰宅しました(^-^ゞ
森田剛最高
感覚的には30分くらいで終わった感じ。
それくらいヒメアノ〜ルの世界に引き込まれた。
大根が誰1人いなかったのも素晴らしい。
何より主演の森田剛がすごい。
森田正一という人の人間性、狂気、過去の魅せ方がたまらない。
DVD化されて家で見るのはちょっと躊躇うような話だから、もし、見るのを迷っている人がいるなら絶対に今、映画館で見てほしい。
一本で二本分の面白さ
凄い映画だった、今日五本の映画を見たけどデッドプール以上の残酷さで最後に見て良かったです。最初に見ていたら後の映画が霞んでしまったでしょう!しかし森田剛の演技は今年の演技賞を何かしら取るんじゃないかなぁ?良くジャニーズが許可したよなぁ!ある程度覚悟がいる映画です。どうしようか迷っている人は見て下さい。ジャニーズだからといって敬遠していたら損をしますよ!
これだから映画は止められません!!
喜劇と狂気
いやぁ、後半怖かった~❕❕
前半は、ムロツヨシと濱田岳の掛け合いが面白くて
笑えました。
が、後半から森田剛の狂気の世界です。
ジャニーズの、V6の、森田剛ではありません。
ひとりの役者としての森田剛でした。凄い役柄をこなしてました。これから役者としてやっていくのかな。
悪役だけど、幼い頃の孤独感も伝わってきてリアリティーありで本当怖かったです。
絶望と狂気と。
昨今隆盛を極め映画制作の主流になりつつある漫画原作系の作品です。
本編ではシリアルサイコキラー森田正一の絶望と狂気と破滅の物語が二部構成的に語られます。
前半は笑えるシーンも比較的あるのですが、後半はかなり残虐な描写が連続します。
観てわかるだけで13人程の命が犠牲になります。
しかも、皆凄絶な最後です。
性暴力の描写もかなり生々しく、男性でも免疫がない方は観ていられないレベル。
ただ、この映画の伝えたいことは最後の最後に用意されています。
観終わった後でほんの少しでいいので考えてみるのもいいかもしれません。
凄絶なイジメによって精神を病んだかのような描き方は、原作イメージとは異なるところですが、実体社会を反映した結果だと思えば、ある程度の折り合いは付くのではないかと思います。
そこらへんにあるかもしれない笑いと怖さと憎悪と悲しさ
短い間に感情があちこちへ揺り動かされた
最近あった現実の事件を思ったりもした(許すかどうか、ではなく)
日常のそのままの大きさで広がる光景が心を一層しんどくした
原作知らず
せつない…
キャスティング的に「 絶対おもしろい!」と、にやにやしながら観るんだろなーと想像して行きました。
予想通り+しかも深い!
考えさせられるし、
なるべくしてなった森田くんのクレイジーなキャラクターも愛らしく感じました。
こういう中身のある映画は好きです。
心に残ります。
和やかさ半分、エグさ半分
予告を観て、気になり観ました。
主人公が、あることで女の人と知り合いになり、2人が恋をしていく話だと思っていました。
実際,話の半分はそうでした。
しかし、もう半分は全然違い、サイコパスな主人公がメインの話。
2人の恋の話は。心が和やかになりますが、サイコパスのほうは、やばいです。
思っていた以上にグロいシーンが出てきてエグイです。
森田さんと濱田さん、2人の演技はすごいなと思いました。
怖いけど、面白かった
濱田岳とムロツヨシをみに行きましたが、
演出がよくて、二人のコミカルな場面と、森田の狂気がいい具合に進行。
クライマックスには、森田もかわいそうな人だったなと思わせるほどに、人物背景も描かれて分かりやすく見ごたえがありました。
でも森田の狂気はすごすぎて、ちょっと謎が残ります。
タイトルの出方、最高
これは邦画史に残る大傑作!
犯行を重ねていくドライブ感の半端なさ。即物的な描写だけでなく生理的にキツイのを畳み掛けてくるその容赦なさ。この森田の殺人鬼像は凄い。ああいう人っている…というリアリティも感じさせつつ内面は暗黒で見えないという。いやぁ凄ぇ。
中盤でのあるシーンのカットバックは鳥肌モノ。こんな恐ろしい演出ができる監督いたとは…!
シリアルキラー物としては世界にも対抗できるレベルかと思います。
全243件中、201~220件目を表示