ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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楽しくて可愛くて切ない。
ポップで可愛いお話かと思いきやラストは思いがけず切ない展開。
「秒速5センチメートル」(私はこの作品も好き)みたいなラストだなって思った。
セブによるミラとの幸せな未来ifのイメージが相まってすごく切ない。
でもミュージカルみたいな演出が楽しいし、1カット1カットがお洒落で可愛かった!
序盤にミラが着ているたくさんのカラフルなお洋服たちもすごく可愛い。
風景の切り取り方と色彩が素敵だったなー。どんなカットにも差し色みたいにカラフルな色が配置されてて。
音楽もまた素敵だったなー。この監督さんは前作「セッション」も観たけど音楽を物語の核に近いとこに置いて、効果的に取り入れてる。サントラ聴きたくなった。
出逢わないよりは。
たとえ、幸せじゃなくなろうと。
たとえ、一緒になれなくても。
たとえ、ひどい毎日だろうと。
たとえ、つらい別れだったとしても。
出逢わないよりは、出逢って去られたほうが良い。
人生の彩りは、人との関わりの深さで描かれる。もう二度と会わない。もう二度と会えない。戻れない過去でも、振り返る過去として、美しく輝き続けてくれる。
だから、前に進めたんだと、生きていられるのだと。あなたと出逢えたから、こんな自分になったんだ。たとえ、この先の人生で交わることがなかったとしても。たとえ、二度と会えなくても。
出逢わないよりは、出逢って去られたほうが良い。
つまらん。実につまらんかった。
開始から5分がピークであった。
あの壮大なシーンは、劇場で見ることに旨味があるといえよう。
筋書きは非常に退屈で、キャメラワークを楽しむほかなかった。
バアレスク、シカゴにもいえることだが、ミュージカル要素をちりばめたくらいでチープな筋書きのままいけると奢りなさるな。
スクールオブロック、ヘアスプレーのやうなオーソドックスかつ普遍的なストーリーテリングを見習うべきである。
ピュアなふたりに、憧れと共感
ミュージカルと、映画と、脚本が、すべて一本で繋がっていて秀逸!今まで観たミュージカル映画は、脚本とミュージカルの表現が、点と点のままに映画でまとめてあるような形だったので、それはそれですが、なんというか、2時間が喉越しなめらかにツルンと飲み込めてしまったかんじ。<たった2時間>に感じる、心地よさです。
ストーリーに関しては、友達から事前に「大学で経営でもなく法でもなく、語学や芸術を学び、就活をしたりしなかったり、働いたとしても銀行や保険屋には絶対に就職しなかったような、私たちのような人間は観るべき」と聴いていたので、まぁたしかに言ってること分かるな……が観終わっての感想。(笑)
序盤は、本当は出逢ったときからお互い恋に落ちていたのに、少しずつ形になっていく二人の関係が、胸をくすぐってキュン。タップダンスのリズムと鼓動の高鳴り、プラネタリウムで空に上がっていく、そして光るスターになる、幸せな二人だけの世界。
中盤は、それぞれの夢と現実のギャップにも共感しつつ、二人の関係性にも共感。恋人だけど、ライバル。自分と同じ志があったから恋に落ちて、恋人だから助け合って高め合えて、だから成功して欲しいけど、本当は自分だって成功したい。夢を追いかけてる姿に恋したけど、それだけじゃ飯は食えない。恋って夢だし、夢は恋なんだなぁという気持ちが、決してチープにならず、ロマンチックに描かれています。
終盤は、切ない。恋も夢も、現実では永遠に続かないということ。夢が仕事になったとき、恋が終わってしまう。あるいは、夢の成功を手に入れたから、恋が犠牲になってしまったのかも。だけど、過去が幸せな思い出になって回想されるとき、恋って現実では終わりがあるけど、夢の中では永遠なんだって思いました。
ジ・エンドだったけど、本当はこれでハッピーエンドなのかもな〜と考えちゃったりしたりしたりしました。
ああ、、、セブかっこいい。もう一度観たい!
ジャズの素晴らしさは、耳だけじゃ分からない。目でみないと。
映画「ラ・ラ・ランド」(デイミアン・チャゼル監督)から。
大きなタイトルを獲得したミュージカル映画と認識しつつも、
冒頭「車の上で踊るシーン」に違和感を覚えて観始めた。
(いくら演出と分かっていても・・)
メモが増えたのは、ストーリーとは関係ないのかもしれないが、
主人公のひとり「セバスチャン」が、「ジャズ」について、
滔々と語るシーンである。
「サッチモは、与えられた曲を演奏せずに、どうしたと(思う)?」
「(彼は、曲を作らず)、歴史を作った」と胸を張る。
「ジャズは、ニューオーリンズの安宿で生まれた。
言葉の違う人たちが会話するための唯一の方法がジャズだった」と
その発祥地を誇りに思いながら、その醍醐味を伝える。
「ジャズの素晴らしさは、耳だけじゃ分からない。目でみないと。
例えば、彼をみろよ。サックスは今、曲を乗っとってる。
皆が自分の思いどおりに曲を解釈して演奏する。
今度は、トランペットの番だ。そうやって、音をぶつけ合い歩み寄る。
だから、演奏するたびに新しい。たまらなく刺激的だ」
そういった視点で、ジャズを聴いたことがなかったので参考になった。
このフレーズを確認するために「ジャズ・バー」行こうかなぁ。
何度も観れるクオリティ
最初の高速道路でのシーンから、ハッピーに終わる映画だと思わせておいて、とても切ないラスト、、、。
あのとき素直に受け入れていたら、という後悔が、ラストシーンを盛り上げている。もし普通にハッピーエンドだったら、せっかく凝った作りのミュージカルシーンも心に残らなかったかもしれない。
この結末だからこそ、何度も観たくなる映画だと思う
もっと早く観ればよかった
IMAXでようやく鑑賞。
主題曲のノリが好みで、オープニングでグッと盛り上がる!
イケてない二人が近づいて人生が二転三転していく展開も舞台脚本のようで、生のお芝居を見に来ている感じ
ラストの、もう一つの人生を振り返るシーンは、思わずため息がでました
セブよ…!
車まで送っといて「お前はタイプじゃない」とか言ったり、プラネタリウムで浮いちゃったり、ドアの向こうにミアを見つけて超嬉しそうにしちゃったり、挙げ句の果ては、お前男の子が欲しかったのかよ!!!
どんだけ大好きか!
最後に次の曲を始められたから良かったね。
どんだけ欲しがりなんだよ!!
最初のフラッシュモブのシーンで、これはアタリ映画かもと思い、アメリカ版ミルキィホームズのパフォーマンスでアタリ確定と思った。しかし、物語が進むにすれ、ちょっと引っかかる部分が出てきて、最後の空想シーンで、その引っかかりが怒りに変わった。
あの振り返りを、『現実はこんな風になってしまったけど、あの時こんな風に過ごせていれば理想だよね』ということと解釈したのだが、ちょっとまて、お前らが後悔している日々自体が、現実離れした夢みたいでそこからさらに望むのか?
なんだ、あのミアのバイト!トイレ掃除のシーンまでもは求めないが、せめて水仕事しろよ。そしてバイトのくせになんでプリウスに乗ってやがる。金のための仕事をするのなら、カフェよりもっと金になる仕事あるだろうが。映画が途中で終了したから、ロケ地に行って続きを二人でやるだと?初ライブがなぜか満員で大盛況?いやいや受けた雑誌の写真家が超一流?
これまで、どんだけ、現実離れした生活を送ってきてさらに求めるか?90点の人生で100点を夢見ているようで。でも普通の人は90点すら取れないというのに。
なんだか、小学生の頃読んだ、少女漫画のような世界だなと思った。
ほろ苦エンドと感じた。
前半の高速道路の長回しのシーンや、ミアの家での壁を無視したシーンなどで歌と踊りの明るい映画なのかなと思わせておいて、結局はミアとセブが分かれるというほろ苦エンド。
宣伝も2人がくっつくような流れだったと思うし、ミュージカルはハッピーエンドという先入観があったのでそのギャップにやられた。
ただ、お互いが自分の夢のために別の道を行く事は不幸な事ではないし、ある意味現実的だと思う。嫌いな終わり方ではないと感じた。
また、街コンに行った折に、この映画の話が出ることが多く、とても助けられた事を付け加えておこう。
せつなさでいっぱい…
見終わったあとに、複雑な感情で胸がいっぱいになっていました。
とくにラストシーンには“せつない”気持ちで胸がギュッとしてしまい、ちょっぴり泣いてしまいました。
ちょうど高校生の頃に初めてみた“ローマの休日”のラストに、どうしても納得いかず「何故?どうして!?」と言っていた感じに似ていました。
色々な意味で、素敵なミュージカルを世に出して下さった事に感謝します。
世間の評価ほど良さはわからず、、
決して面白くなかった訳ではなかったのですが、正直世間の評価とは程遠い「良い」の感覚でした。
なんて言うか、「普通」でした。
オープニングのワクワク感がピークでそこを超えないまま終わってしまいました。
最後らへんの、トップスターになるきっかけのオーディションにあそこまで必死になって、迎えにまで行って受けたのに別れる事になった事に心が腑に落ちないまま、いつの間にかスターになり結婚していて子供もいて、、。店の名前も彼女を引きずってるのかと思いきや最後の表情。(これでよかったんだ的な)←なんとなく腑に落ちない。。。なぜこんなに評価が高いのか疑問が残る映画でした😅
良かった。
良かった。
良かったと思う。
「ラ・ラ・ランド」は映画館で観た方が良いと思う。
批判もよく聞く。
「夢」について考えさせられる。
泣いた。
3回程泣いた。
オーディションの連絡を図書館前の家まで行ってするところ。
オーディション。
ラスト。
観終わってから、分析すると、この映画の武器が何だったのか、分からない自分がいる。
何だろう。
映画全体として良かった。
最後にグッと
初めはミュージカル感になかなか馴染むことができなかった。
しかし、5年後に再会するシーン。こんな未来もあったのかと想像する主人公にぐっと来ました。
そしてこれでいいんだと言っているかのような微笑みに幸せを感じ、幕を閉じました。
まるでおとぎ話、美しいがせつない
始まりの圧倒的なミュージカルで完全に引き込まれました。あの人数あんなところでよく撮れたものです。興奮しました。
ラストはまさかでしたし、せつなかったのですが、それで良かったと思える二人の笑顔が素敵でした。お互いがお互いにお互いの道を応援し最終的に二人は成功し、でも交わることはなかった。それでも同じ人生を生きても同じ選択をするんでしょう。二人とも美しくかっこよかったです。
ラストの空想?妄想?はニヤニヤしてしまいました。
始まり級の心が躍るミュージカルが最後もう一回見たかったのが正直なところです。
挑戦ということの素晴らしさが改めて身に染みました。
夢の世界
最後はせつない終わり方だが…
題名がララランドと言うだけあって夢のような話だった、どちらに転んでもハッピーやないかい!!と思えた。
映画なのだからとことんハッピーでいいんじゃないか、現実ではそう簡単にはいかないもんだからねw
2017-07
淡く、儚く、ほろ苦い。
二人は結ばれないんだっていう驚き。
それが淡く心に沁みて、ほろ苦い。
たぶんこの「淡さ」というのがこの作品のキーであって、『シカゴ』みたいなぐわぁ~~っとした腹の底から歌う歌い方ではなく(そういうところもあるけど)、囁くようにしっとり歌うのが新鮮で、情緒が溢れる。
冒頭からテンションあげあげなUSA!って感じのノリだったので、ハッピーエンドで行くんだと思ってましたが、いい意味での裏切りでした。
エマ・ストーンが終始可愛くて、表情豊かだった。
スクリーンどアップで、こんなに可愛い28歳、なかなかいないのでは。
ラストの出会いから振り返るシーンでじーんと来ちゃいました。
万人受けではない映画で、賛否どちらのレビューを読んでも納得しちゃうのですが、一見の価値ありです。
舞台の上の舞台
エンドロール、トラフィックダンサーの名前の列を見て、この列に入る事を目指す人がどれほどいるのか…と。そして列に並んでる人はミアを目指しているのだと…。
映画を見てこのダンサーの顔を何人覚えているか…。世界って広いですね。
才能の話をするなら、それは、周りに認められる力だと思うんです。
夢の話をすると、それは周りに貶されながらも持ち続ける力だと思うんです。
おかしい。矛盾している。
周りに貶されるのに、認められないと夢が叶えられないのでしょうか…。
……こんな馬鹿みたいなこと言いたい訳じゃないんですよ。
夢を叶えるなんて、全員が出来ることじゃないから、映画があるの、って思って生きてます。素敵な映画でした、ありがとうございます。
ミュージカル好きなんですよ。ミュージカル好きだから最初から楽しいし、1番魅力的なシーンはパーティー行く前の4人でした。
舞台で出来ない事をやる、お見事…。
映像だから見せられる、ダンスとカメラのコラボレーション!
普段は舞台ばっか観てるので、うーん、こっちも素敵だな、好きだなぁ、って思っちゃった。
音楽も、王道な感じで、ストーリーも文句無し。大衆受けするミュージカル映画でしたが、何か足りない…。
なんだろう、何が足りないんだ??
演技、歌、ダンス…演技、歌…。
ミュージカル映画だし、もっとミュージカルっぽくダンスしても良いんじゃない?
いや、すっごい踊ってるけどね!
主役がピアノマンと女優だからかな?
雨に唄えばと比べちゃいますね…。
主役がピアノマンだからこそ、音楽のピアノが栄えててそこは素敵でした。
最後、微笑んだところは展開として読めたけど、そうしてくれて良かったってところでした。
エマストーンの髪の毛真似しようかな。
理想的な終わり方
映画を見る前にいろいろ評判を聞いていたので気になってみに行きました。
外国版タラレバとはまさにララランドのことでしたね。 夢と愛を両方とも叶えてしまうのではなく、
お互い夢を叶えるために別れ、それぞれ実現させてからの再開にどきっとしました。
夢を支え合ったからこそ素敵な思い出にできたのだと思う。
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