ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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最初と最後が秀逸! オープニングの渋滞のシーンのミュージカルはそう...
最初と最後が秀逸!
オープニングの渋滞のシーンのミュージカルはそうそうこういうのが見たかった!という感じ。
中盤はそこまでミュージカル調はなくストーリーが続く。
恋人同士になった主人公たちだが生活のすれ違いで別れることに。
そして映画の終盤、何年後かに別のパートナーと結婚した彼女が彼に再会し、彼の音楽を聴きながらもしあのとき結婚していれば…の別の未来図が映像として流れる。
人生は選択の連続。あのときこうしてればということってありますよね。
最後見つめ合いながらお店を後にしているしーんは切なかったなぁ。
賛否両論あるのも分かるが
前半は正直、「え?こんなもん?」感がすごかった。
期待して見ただけに、演技と歌が合っていない部分などに目がいってしまい「この映画ハズレなのかな…」と思っていた。
でも中盤から一気に惹き込まれた。
自分を貫き夢を追うか、自分を捨てて成功するか。
結局どちらもハッピーエンドかよ!ってなる人の気持ちも分かるが、実際はどうなのか分からない。
もしかしたらお互いに夢を叶えずにあのまま一緒に居た方が幸せだったかもしれない。
最後のもしも2人だったら…の映像に胸が締め付けられた。
何が1番大事なのか。
二兎を追う者は一兎をも得ず って事なのかな…。
序盤の歌のシーンは、なんだか物語を軽く見せる原因になっている気がしたので無くてもいいような?(^^;
主演2人の表情がとても良かった。
夢の勝ち
ざっくりネタバレも見つつ今更ながら視聴。
シンデレラストーリーと言うほど受け身ではなく、ミアは努力していたし、愛する人と添い遂げるよりも夢を選んだ。叔母を慕い、自分の描いた夢追い人を貫いたと思う。ガッツあるね。
最後の『もしも』の世界にふたりが飛び込むシーンは思わず泣けました。もしもふたりの時間がもう少し違っていたら、存在したかもしれないささやかな未来。オーディション落ちてたらこうなってたかな。オーディション落ちてもミアは一旦底まで沈んでまた這い上がってたかな。
空白の5年間、きっと何処歩いてもミアの広告があって、セブは忘れることは出来なかったよね。結婚も妊娠もニュースが勝手に入ってくるよね。でもお互いに夢を叶えて再開して、笑顔で終止符を打てたことは充分ハッピーエンドだと思う。すごい爽やかでした。
内容、音楽ともに最高👍
この映画は誰が見てもいい作品と言えるのではないか。その理由として、内容、音楽、ハリウッドによって作成されたことによってのキャストの豪華さ、演技、全て良かったと思う。
音楽が心が弾むものが多く、見てて楽しかった。
ミア役のエマ・ストーン、セブ役のライアン・ゴズリング二人の恋愛の話であり、夢の上手くいくいかないの食い違いなどで色々なことがあったにもかかわらずお互いの夢をしっかり歩んでいて感動した。
ラストのシーンでミアがまたセブにくっつくのかなあと思ったが今の夫にいったのはよかったと思う。
2人が出会い、別れた時の音楽は今も頭の中に響き渡っている。
「夢みていたあの頃」を揺さぶられる
文字におこすと凄く陳腐になってしまいそう。この映画のレビューは難しい。
映画館で鑑賞した日。終演して隣の友達を見ると、俯いて黙りこくっていた。期待しすぎてつまらなかったのかな?と思ったら、コインロッカーまで戻ってきたときに突然、「いじわるー!!」と泣き出した。そして「こんなのやだよー!」と人目を憚らず号泣。
びっくりして大笑いしつつも、それまで、胸にたまったはち切れんばかりの切なさを一生懸命こらえていたのが瓦解して、結局私も涙が溢れて止まらなかった。
友達がいうように、カサブランカやロミジュリのような「どうしようもない状況で別れざるを得ない二人」ではないからこそ、こんな結末を用意したチャゼル監督はまさに「いじわる」なのかもしれない。
そういう私は、失恋の切なさよりも、封印していた「夢見ていたあの頃」を揺さぶられて苦しくなった。
どこかの机の引き出しや物入れにそっと眠っている、捨て切れなかった高校時代の書きかけの小説やへたくそなイラストたち。日々のなかで、それらがうっかり目に入ったときに、かさぶたをめくられたような痛みを感じる。
自分へのふがいなさと、「夢が叶う人は少ない」という言い訳をしてきた人生に。
夢を抱いた結果がどうしようもないお粗末なものでも、夢といえるものを追ったことのある人なら、彼らの姿に自分を重ねるんじゃないだろうか。特にミアのオーディションでのシーンには。
だからこそ、夢を叶えた代償に失った二人の「時間」が、見終わった後にじわじわ胸を締め付けるのである。
セブが見上げた天井の染み、不本意なバンド参加、ジャズバーの名前、そしてラスト怒濤の「タラレバ」。 どうしようもない感情を鍵盤にのせて奏でるセブ。
夢は叶えたのに、隣にいるのはあなたじゃない。
書きながら切なくなってきたぞ…!
貧しくても一生夢を追っている方が幸せなのか、一緒に夢を追った人がいなくても成功することがいいのかなんて、比べられない。
それこそが恋という熱病に似た「夢」というものを見させてくれるハリウッド(ラ・ラ・ランド)の甘さと辛さなのだろう。
振り返ると、二人の破局の予兆は色々な台詞や描写で表されていた。初キスをした映画館は閉鎖し、昼間見る展望台はミアの目には色褪せて見えた。
女は現実的で、男は女との思い出を糧に生きる。
きっと旦那はパリに行ったときのプロデューサーに違いない。安定な生活と堅実な男を選んだな!などと勝手に妄想しミアに悪態をつきつつ、よせばいいのにサントラを聴いてまた切なさに浸る。
溜め息が出るほどズルい映画である。
期待しすぎた
金曜ロードショーで観た。
リアタイ映画館で見たというセンスのいい友達が絶賛していたので期待していたが、しすぎていた感が否めない。
物語導入の一番有名な音楽・振り付けのシーンはたしかに見応えがあって惹きこまれたが。
とにかく男のキャラが受け付けなかった。
自分は理想に固執してるだけ、契約の約束は破る(しかも常習犯!反省してるようにも見えない)、なんの努力もしていないガキに見えてしまってダメだった。
だから、女主人公の道が切り開けていくきっかけのオーディションに男が連れて行こうとするシーンがどうにも滑稽に見えたというか、「お前が言うな」としか思えなかった。
ミュージカル映画としてなら、歌ってるシーンは十分あったし映像も綺麗だったけど、ストーリーが軽い。
見惚れるような色合い
画面の中で使われる色合いが本当に美しく、一眼 見ただけでどういう部屋なのか、建物なのかがすぐに伝わります。
たくさんの色を使いながらも、絵面をうるさくしない画面構成が勉強になりました。表情が生き生きしていて、俳優さんも楽しそうに演技ができているんだと伝わってきました。
音楽もすごく良くて、たくさんの音を扱う中で、肝心のメロディはきちんと際立たせ、他の曲に埋もれさせなかったのが鮮やかでした。
ストーリーに関しては、個人的に観るのが とっても辛い内容でした。こういうの凄く好きですが、物語の中頃に2人が愛し合ってしまった時点で、もうその先を観るのが怖くなってしまいました。
カップルで観るのはよした方が良いと思います。鮮やかで明るい分、皮肉にも見えてしまうんです。一瞬の煌めきでしかない と言われた気分になります。
まぁ、ネタバレ設定にするので、この忠告は意味なし ですが。
私が最も嫌悪感を持つタイプの、感動の押し売り映画
そのむかし劇場公開中に観に行って、あまりにも期待外れすぎて失望し、レビューも書かずにいたわけですが、先日テレビで放送されツイッターなんかでもまあまあ話題に上がっていたので、改めて私が期待したこと、感じたことを書いてみたいと思います。
私は生涯で観た映画の中での最高傑作を聞かれれば瞬時に「ダーティダンシング!」と答えます。
ダーティダンシングこそダンス映画の醍醐味を凝縮した最高傑作!なぜか日本ではもうひとつヒットしなかったわけですが、私の中では唯一無二のベスト映画なのです。
ほか「フラッシュダンス」なんかも印象深い作品のひとつだったりして、その流れで意識してダンス映画やミュージカル映画を漁っていた時期もあったのですが、琴線に触れるものはなかなかなく、ジャンルまるごと大好きってわけでもないのですが、やはり評判のいいダンス映画なんかは気になっちゃうわけですね。
そういうこともあって、日本公開前からアカデミー賞候補!と大評判だったラ・ラ・ランドはとても期待値が高く、公開とほぼ同時に観に行ったわけなんですが・・・
まあ観た人にはわかると思うんですが、序盤を除けばまったくそういう映画ではありませんでした。
それでもクライマックスには最高に痺れるダンスシーンで絶頂の盛り上がりがあるのだろう、という微かな期待もあったのですが、そういうこともなく。
違う意味で楽しめる映画であればまだ良かったのですが、まあ過ぎたことをくよくよと感傷に浸り、雰囲気を盛り上げて泣かす、という私が最も嫌悪感を持つタイプの、感動の押し売り映画だったことで、深く失望しました。
まあひとつ自分なりに反省すべき点としては、ニューシネマパラダイスを彷彿とさせるような映画である、というような事前の情報はキャッチしていたにもかかわらず、期待してしまったことです。
先述の「過ぎたことをくよくよと感傷に浸り、雰囲気を盛り上げて泣かす、という私が最も嫌悪感を持つタイプの、感動の押し売り映画」とはつまり、ニューシネマパラダイスがその典型的な象徴例だったのです。
そこで気づくべきだったかもしれない。
そしてこれらの映画を観てゲロを吐きそうになる私は、人格的に問題のある人間なのかもしれませんね。
でも、率直に言いまして雰囲気で感動を押し付けるタイプの映画は本当に偽善的で不誠実な作品だと思います。
あーそうなのか、こういうのが映画通には評価されちゃうのか、ふーむ・・・と、考え込んでしまうのでした。
懐かしくて新しいミュージカル!
通常スクリーンで鑑賞(字幕)。
女優の卵と駆け出しジャズ・ピアニストの恋物語…
夢。挫折。葛藤。すれ違い。若き日に誰もが経験する出来事が詰まっていて、めちゃくちゃ共感出来ました。
ミュージカルはストーリーが二の次になりがちですが、本作はそこをきちんとしているなと思いました。
冒頭のハイウェイでのシーンから、ぐいっと物語に引き込まれました。無条件に胸が高鳴り、心を鷲掴みにされました。
「Someone in the Cloud」など、名曲揃いでした。
リズムに乗って動きたくなるような歌があれば、しっとりと聴き入るような心に染み入るような歌もあり、「これだ!」と云うのを選べない。全ての曲が素晴らしかったです。
細部に散りばめられたハリウッド映画への尊敬とオマージュが素晴らしい。ハリウッド黄金期に製作された数々の華やかな映画たちへの憧憬が籠められていて、とても感動しました。
クライマックスのシークエンスは、まさに往年のミュージカル映画を彷彿とさせるようなセットと演出で、リアルタイムで生きていたわけではないのに、何故か懐かしさを覚えました。
ですが物語の舞台は現代。普遍的な男女の恋愛を軸にしながらも今風にアップデートされていて新鮮味も感じました。
これまで観て来たミュージカル映画の数は少ないですが、どれも最後はハッピーエンドだったような気がします。
セブとミアが選んだ道は切ないものでしたが、お互い夢は叶っているわけで。嗚呼男女の機微。人生は選択の連続だ。
[以降の鑑賞記録]
2018/? ?/? ?:Blu-ray(字幕)
2019/02/08:金曜ロードSHOW!
※修正(2024/01/22)
キャッチーなタイトルであると同時に
さすがに持ち上げられすぎて、期待値が上がりすぎたんじゃないかと思います。
良い映画だと思うし個人的にはすごく大好きだけど、大衆受けはしない内容です。あの終わり方は所謂王道ではないので…
ミュージカル映画と聞いていたけど、曲やダンスは思ったより少ないと感じたし、正直それに関しては冒頭の渋滞ダンスがピークに思えました。
あの空を漂う合成のようなCGは戸惑いました。夢をみているという具現だとは思うのですが…!
ただ、現実ってこんなものだよねって腑に落ちる感じは、寂しくてもどこにでもあるようなお話。
別れてしまうことは、誤ちでもなんでもない。
テーマの中に女優になる、など華やかな世界との現実の対比も良かった。
歌やダンスシーンのある映画は、映画館じゃないと!
ブレてないですか?
ラスト、結果的にライアン・ゴズリングはささやかながらも自分の夢を実現してるわけで、内心はともかくそれなりに幸せそうに見える。
つまり、対比が効いてない。
もっと無残に見えないと、あのオチでは泣けないんだろうなーと。
現実ならアリだけど、映画なら劇的にしないと。
ただ、この手のハリウッド残酷物語って山ほどあって、ほぼやり尽くされるんでしょう。
ミュージカルなとこだけが目新しくて、切れ味は今ひとつ。冒頭はアガる。
正直、これでアカデミー受賞はピンと来ないけど、その後のエマ・ストーンが次々いい作品に出ていることを思えば良かったね、の一言。
とても良いミュージカル映画
とっても良いストーリーのミュージカル映画でした。
二人がそれぞれ夢を叶えた後のラストシーンは、とても切なくホロリとさせられた。
ある曲が重要な役割であり、この曲も切なくてとても良い曲だった。
期待しすぎた
エマ・ストーンに惹き付けられた。まず、青と黄色のドレスが似合ってた。あと、踊りとか表現がキリッとしてて、且つ女性らしかった。他にもミュージカル映画出てるなら見たい!!
ただ…映画の内容としては、期待しすぎました。
てっきり2人でハッピーエンドで…と思いきや、別の相手とくっつくというなんとも言えない終わり方。
昔の映画にありそうな展開だけど(現実的なのかもしれないけど)、どこかスッキリしない。最後のもしも2人だったら的な描写が余計にモヤモヤさせた。残念。
個人的には好きではない
付き合わないからいい、という意見が多くて、確かにそうなんですが私は付き合ってほしかったなーと…。
主人公2人の性格がどうも苦手なのもあって、あまり好みな作品でないです。
1番有名な曲と、主人公と友人たちがパーティーに繰り出すシーンで流れる曲が好きです。
夜空の下でダンスするシーンも。
自覚のある者だけのマジホラー
甘いファンタジーだと思って敬遠し続けてたけど、宅配レンタルで気紛れに届いたので、よく寝れそうだと思って見た。最初からおかしいな…と凄い異質感。ヒステリックなポジティブオーラ満開。デフォルメされた女優の顔。定番の夢を追うヤツじゃないの?とぎこちない進行にヒヤヒヤ。
ほら、やっぱ普通に上手くいくんじゃん、と運が向いてきた時に語られたミアの叔母の完全に壊れてる精神。あーこれ比喩とかじゃないよね、スルーするとこじゃないよね、だって精神障害者ならリアルな話だもん。
最後は良く医学的な症例本などに出てくる妄想やカラフルな偽物の世界。
やば〜い!私らの頭が覗かれてる〜!医者よりちゃんと分かってるみたいに。解ってもらえて嬉しいです!…とはとても言えない。
リアル世界で順応している方々にはさぞかしつまらん映画だったろう。映画のタイトルは現実剥離を意味しているとか。
狂気に満ち満ちた映画でした。興奮してまた不眠だわよ。
浮世
ミュージカルは苦手だった。歌って踊っとけば観客は飽きないだろう、そう感じてしまって嫌厭していた。ファンタジーならまだしも現実世界を舞台にした作品で歌って踊るという非現実がどうしても唐突に思えてしまっていた。だから、LALALANDもずっと見ていなかった。、
けれど見てよかった。主演2人が女優志望とピアニストだったのもあってか、歌って踊るのを自然に受け入れることができた。中盤の宇宙に舞う演出とラストシーンの長まきはわざとらしかったけど、、
本当はあったかもしれない幸せを想像しながら別れる2人は切なかった。最後のライアン・ゴズリングの表情がなんとも言えない。
2人の夢は叶った。結ばれなくとも2人の愛は形を変えて永遠に続くのだな、とおもえばハッピーエンドなんだと思える。だが、やりきれない。タイミングって本当に大事なんだなあ。
叶えた夢と叶えられなかった夢
2人はお互いの夢を叶えるために出会って、夢を叶えるために別れたんだな…人生を感じた。演出も良かった。
音楽が頭から離れません
みなさんの言うようにミュージカル感は少なめだと思います。
吹替で観ましたが、歌は英語です。個人的には日本語で歌って欲しかったです。笑
最初は話題作の割には…って感じで観ていましたが、ラストシーンが凄く心に残りました。
最初は2人で夢を追っていたのにすれ違い、最後はお互い夢は叶っているのに別々の人生を歩んでいる…ラストが何とも言えないくらい切ない気持ちになりました。
映画を観た後もしばらく余韻がつづき、音楽が頭から離れませんでした。
前半は盛り上がりに欠けますが、ラストシーンが印象深く音楽も素敵でいい映画でした。
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