ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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本物の挫折を間近に見てる者には・・
映画の技法の話が最初に来るけれど、それって見る側にとってどう重要なのかが私には不明。
どう作ろうが、嘘でも本当でもそんな事はどうでもよく面白ければ面白いし面白くなければ面白くない。ので、
カメラの長回しとか一発録りとか私には意味がないのである。
そしてこういう類の話は苦手。
心地いいバッドエンド
それぞれの夢を目指すカップルの行く末をミュージカルにした映画。ドキュメンタリー的なところもあり、映画的な展開を期待した人はがっかりしたかもしれないが、僕は心底楽しかった。登場人物に感情移入出来るか否かで評価は大きく割れそう。
圧巻
言葉だけじゃ伝わらないから"歌"という技法を使う=ミュージカル映画、という本来のミュージカルや音楽の意味を感じることができた。
黄昏てる音楽も素敵。1人で涙を流しながらみる映画にピッタリ。
今の私には、切ない、人生ってこういうものなんだ、、悲しい悲しい。とばかり思ってしまうので、もう少し大人になったらまた鑑賞したいと思った。
ミュージカル感薄め
それほどミュージカル要素がないので見やすかった。
けど、主人公のピアノが下手すぎる。
ハッピーエンドというよりは、何となくもやもやして終わる。
評価が高かったので期待しすぎた感は否めない。
たらればだよ、わかってる
それにしても切なすぎる。
切ないって言葉がぴったりくる、そんな映画。
涙がぽろぽろ出てきてしまった。
ミュージカルとしてっていううくくりでは、歌えるようになってしまった歌がないので、わたしの中では残ってない。
音楽は良かったけどもね。
映像も綺麗だった。色彩の使い方が好き。
コントラスト強め、ビビットできらきら。
そんなことより、切ない…
パリに行って、女優として成功して、子供を産んで。
もうあの頃の彼女ではないし、あの頃の彼もいない。
わかってるけど、どうしてもあの人生の方が完璧にみえる。
あの時、私もパリに行っていたら。
愛することはすべての土台
『ミッション』が好きで注目していたが、一変毛色が違うミュージカルで食わず嫌いになっていた。ただ、元々ジャズドラマーだった監督としては、自然な流れだったんですよね。
ミュージカルに苦手意識を持っていたが、映画音楽っていいなと思わせる気持ちが上がる曲と演出でとても観やすかった。
夢に挫折しかけた男女ふたりが、お互いに惹かれ合ううちに挑戦する活力を取り戻していく。やりたいことをやることの大事さと、それ以前に誰かを、そして自分を愛することの大切さを気持ちよく伝えてくれる作品。
アカデミー賞はあげすぎかなとは思うけど。
作品賞を取れなかったのが何となく分かる
ラ・ラ・ランドはデミアンチャゼル監督の前作セッションから一貫している、というかこの映画を見てこの監督のテーマ性がわかってきた。セッションを見たとき主人公の成長(変化)を肯定的にも否定的にも描いていない、と思ったがそうではなかった。
この映画のテーマは「何者かになるには何かを捨てねばならない」ということである。
この映画のテーマは二つの場面で語られている。セブがミアを誘ってジャズを見ながらジャズについて語るシーンとミアがオーディションで叔母について語る独白シーン。この二つがこの映画の肝である。
しかしこの映画、何か女性への未練のようなものを感じるのだ。これを往年のミュージカル映画の演出で見せるので映像は華やかなのだが鑑賞後にジメっとした後味が残った。そしてこの映画のセブはおそらく監督本人だろう。
デミアン・チャゼル監督の映画を鑑賞すると登場人物は輝かしい成功を成し遂げているのにどこか悲しい気持ちになる。それは登場人物達が理想とする自分になったときに、何か人間性や幸せのようなものを捨てて成し遂げているから。ウィキペディアからの抜粋で申し訳ないが、ラ・ラ・ランドとは「現実から遊離した精神状態」を指すとのこと。この記事を読んで腑に落ちた。
「現実から遊離した精神状態」=夢追い人=狂人
なのだ。
セッションと共通するがデミアン・チャゼル監督の登場人物達は既に能力を持っている。その能力がいつ発現するか?それは何かを捨てて狂人になったときだ。
しかし、世の中には何かを捨てても何者にもなれない人も、何も捨てないで何者かになれる人もいる。
成功と喪失。何かを得るためには狂人となり何かを捨てなければならない。
デミアン・チャゼル監督にとっての成功とはそういうものなのだと思う。
クライマックス、彼らはあったかもしれない二人の幸せな未来をわざわざ見せている。
見せなくてもいいのに。あれは一体、誰が見ているものだろうか?
私はセブが曲を弾きながら思った光景だと思う。ミアではない。
何者かになるには代償を払わねばならない、最愛の人と結ばれない代わりに成功がある、という何というか断ち物の願掛け神社のような話なのだが非常に未練たらしい。本当に彼女を愛していたら、成功を祝福していたら、あのクライマックスのような幻影を思うだろうか。
またラストは監督にとっての夢追い人の哲学のようなものも感じる。主人公達二人が理想とする自分を目指すために狂人となった。再会した瞬間だけ別の人生を見る。しかし、すぐにまた狂人(ラ・ラ・ランドの住人)となって現実に戻っていくのだ。(わざわざ高速の路線を変更させている。あったかもしれない人生の分岐として)
ミュージカル映画にしたのも夢追い人が見ている現実と捉えているのかもしれない。
私は恥ずかしながらこの作品を未見だった。勝手に往年のミュージカル映画の良作と思い込んでいたのでラ・ラ・ランドが作品賞を取れなかった時に驚いたが納得した。
ミュージカル映画のラッピングに包まれた歪なテーマと未練感情を見抜かれたのだと思う。
ただ本当に惜しい。ミュージカル演出は最高に素晴らしい!セブ(監督)の器が大きければ最っ高の映画になっていた。
思ってたのとは違かった
ミュージカル映画っていうのとタイトルから、もっと明るいストーリーかと思っていました。確か、観た時結構病んでて、楽しい映画ないかなって思って観た気がするする。
結論から言うと結構切なくて、いい意味で期待を裏切られました。余計病んだ(笑)
まぁでも、人生は上手くいかないっていうのが上手く描かれていたような気がする。
ただ、最後はすこし「ん、んん?」ってなった。
個人的には、騒がれている作品は結構期待しちゃうから観た後に「う〜ん」ってなってしまうんです。
ただ、OPの『Another Day of Sun』はとても良かった。歌詞も本編とリンクしていて、元気を与えてくれるような曲でした。何より人々が楽しそうに踊っているのがいい。
超良かった!という感じでは無かったけど、暇があれば観てみてもいいと思います。
ラストシーンに割と驚いた
中盤までは華やかでコミカルなミュージカル恋愛もので、イメージ通りだなと思ったけど、
ラスト付近の展開に、バットエンドなのかハッピーエンドなのか観る人によっては違うし、観客に解釈を任せる最強の映画だなと思った。
どちらかというと女性受けしそうな内容でした。 一言で言えば大人のラ...
どちらかというと女性受けしそうな内容でした。
一言で言えば大人のラブロマンスミュージカルです。
が、夢を追いかける主人公男女2人の苦難な壁や夢と恋との両立の難しさといったリアリティある生き方なども精密に描写されています。色々考えさせられました。
私のお気に入りシーンは二人きりで踊るプラネタリウムのシーンです。本当にロマンチック!アレは惚れ惚れした~。
他に、男性主人公のジャズを愛する熱い気持ちからジャズに興味が沸きました。かじってみようかと思います。
今回は星4で!
ストーリーはベタもベタ ストーリー評価するやつはどんだけ映画見てき...
ストーリーはベタもベタ
ストーリー評価するやつはどんだけ映画見てきてないのってくらいアホ
5年後までは楽しかった
ただ最後の最後にこの終わり方はまじでいらん
リアルなのはこうなるだろうけど急にここでリアルはまじでいらんな
あー楽しかったで終わらせろよボケ
ミアのクソっぷりに胸糞エンド
そりゃ売れれば結局そうなるだろうけどそんな人間の汚さというか醜さというかリアルさいらんわ
5年後からの展開で、それまでずっと楽しかった映画が胸糞悪くなったしガッカリした
序盤から中盤は…
最後の10分は本当に良かった!
ありきたりなハッピーエンドになると思っていたけれど
お互いの夢をかなえたけれど、それぞれの道を歩んでる
もし、一緒になっていたら…たらればだけれど
とても楽しそうで幸せそうで、私まで幸せな気分にさせてもらえた。
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