ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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さすがのデミアン・チャゼル
まず、本作がセッションに続いて2作目の作品ということには本当に驚き。監督としての才能は素晴らしいと思います。
ストーリーは、女優を目指すミア(エマ・ストーン)と、自分の店を開きたいジャズピアノ奏者セブ(ライアン・ゴズリング)の夢追う2人のラブロマンス。
曲は素晴らしいです。少し大人っぽくほろ苦いジャズミュージックはとてもロマンチックで素敵だと思います。
またダンスシーンは1番最初の車で踊るシーン程派手ではありませんが2人が夜明けにダンスするシーンなどは楽しく見られました。
また、映像がとても美しく、ララランドというタイトルに相応しい色鮮やかだけどギラギラしすぎてない感じの色彩感も好きでした。
あとララランドの注目されているオマージュシーン!
見ていて楽しかったです。いろんな映画がオマージュされていて監督の過去の偉大なミュージカル映画への尊敬が伝わります。
ただ、私が一つだけこの映画で苦手なところはやっぱりすこし切ないエンドなところです。
終盤、2人の夢がなかなか上手くは行かず、互いの心もすれ違ってしまいます。結局2人は別れてしまいますが、互いの夢は叶い、ミアは大女優になり、セブも自身の素敵なお店を持つことができます。
互いがいたからこその成長であり、成功であるのは互いにが1番よくわかっている………でもこの2人が結ばれるということにはなりません。
クライマックス、たまたま出会ったセブの店でもし2人が結ばれていたら……??みたいなシーンが流れるのですがそこはいやらしいなあと思ってしまいました(笑)
でも最後2人が互いにを認め合い会釈をするシーンにはじーんときました。私たちはこれで間違ってないと自信を持っているようにも見えつつ、どことなく切ない表情に見えました。
完全に好みだと思うので、こういう最後が好きな方からしたらすごく感動的なエンドなんだと思います。
総評してこの映画がすごく評価されてる理由はわかります。細部までの監督のこだわりが伺えます。
まぁ本当に個人的にですが、スッキリしたハッピーエンドを望んでたので星はすこし下げました……(笑)
ストーリーとしてはありきたりでどこにでも転がっていそうな設定だが音...
ストーリーとしてはありきたりでどこにでも転がっていそうな設定だが音楽とシーンの描写の連動が素晴らしく引き込まれる。
それほどミュージカル映画に興味のない人でもこれくらいサラッとやられたら気にならないかも。
映画を観終わってから日を置いてこの映画のサントラを聴くとやる気が出ることうけあい。
夢を追う若い男女に特に観て欲しい作品。
どのへんが『ラ・ラ・ランド』なの?
う〜ん、イマイチ。
曲は良いし、ミュージカルになった時の非現実的な世界観とかは好きなんだけど、キャラ造形に共感が持てなかった。
何より、ライアン・ゴズリングのキャラが好きになれない。自分の好きなモノに対して、一歩も譲れない性格なんだろうけど、観ているコチラからすればただの『時代遅れ・世間知らずのワガママ野郎』にしか見えない。車のクラクションで呼び出す行為が良い例で、そこがとってもイケスカナイ。
あと、エマ・ストーンのいた女の子グループも好きになれない。まぁ、私はSATCのような人達が好きではないので、そのせいかな? はじめの印象が良くない。
(世間の方がズレているので)『世間に認められない』と思っている2人が、お互いのキズを舐め合っているうちに、アドバイスをしあって、少しずつ世間に歩み寄っていく、というストーリー展開はわかりやすくてよい。ラストの『もしかするとあったかもしれない未来』を描くシーンは感動すらする。
でも、
やっぱり、主人公2人のキャラ設定が気に入らないので、本作を高評価する気にはとてもなれない。
残念。
期待し過ぎた
グレイテストショーマンのような感情爆発的な歌とダンスを求めて見てしまった。抑えた表現でありながら、色や影にこだわって美しい映像の演出は、酒飲みながら観てたからか眠くなってしまった。それでもラストに驚いて、もう一度見直した。しかし感動が今一つで、その答えを探しながら見た。あのラストに向かっていく物語は、もっともっと、盛り上がっていて欲しかった
最初が一番好き。
やっぱりミュージカルって言ったら歌&ダンスです。
元気の出ましたが1番良かったのは最初の出だしかと思います。
また見たいって風には感じないかな。
やっぱりオペラ座の怪人とバーレスクが好き。
なんだろ、、、
グレイテストショーマンを映画館で見てめっちゃおもしろかったから、ララランドもミュージカル調だし、きっと面白いだろうと思ってみたんだけど、
ダンスとか色彩がすごく綺麗だけど、
なんかストーリーが単調とゆうか、、、まったく面白いと感じなかった、、、
色使いが綺麗なのとジャズミュージックはよかったので星は2こつけときます。。。
新しい映画
ミュージカル映画は、近年下火だったが、
また注目を浴びるきっかけになったのではないかと思う。
曲は良いし、映像の綺麗さも飽きが来ない。
ストーリーが薄いのが勿体ないが、上手くまとめた感が、観る人の幅を広げてると思う。
しかし観終わったあと、映画としては好きか嫌いかだとどちらでもないという感覚になる。
曲メインなのだと思う。
終始退屈な映画。 期待しすぎたのかもしれない 伏線の回収はわかりや...
終始退屈な映画。
期待しすぎたのかもしれない
伏線の回収はわかりやすい
気になる点は何点かあった
最後の回想シーンはエマの考えた脚本だと俺は思う(これが一番の伏線回収)最後のただただ幸せなシーンを脚本と思うのもありだし、そのシーンを本当だと思いそのまえのを脚本だと思うのも良い
共感してくれる人いたらいいな
派手ではない映画
ミュージカル映画なのに、地味な印象。
話はよくある、夢を追う男女の話。
いつの時代の話なのか、パッと分からず
すぐに話に入り込めなかった。
映像の色味や、登場人物たちの服装から、
少し前の時代なのかな?と思わせておいて、
でもプリウスやスマホは出てくるから現代の話!?となり、無駄に振り回された。
1つの画面にいくつかの絵が同時に映し出される映像の作り方(ネオンサインが次々と出てくるシーンなど)は、レトロで良かった。
パーティーの帰り道で店から漏れ出てくるピアノの音にミアが気づくシーンの、赤い照明で縁取られたミアの絵面が良かった。
グラデーションの空の色や、LED照明らしい街頭の明かりも特徴的。
特別音楽がいいわけでも、衣装が可愛いわけでもない。
この映画で1番良かった曲は、a-haのTake On Meだ。
歌が無くて踊ってるだけのシーンが長くて眠くなる。
上記のTake On Meのあと、I RANをリクエストするが、その時のミアの表情を見てると何故か共感性羞恥になる。
「ウエストサイドストーリー」や「天使にラブソングを」「サウンド・オブ・ミュージック」「マイ・フェア・レディ」などのような、
歴代の名作と言われるミュージカル映画には程遠い。
アカデミー賞作品ということで、見る前の期待値が高すぎた。
アカデミー賞にしろ、芥川賞にしろ、音楽のコンクールの「1位無しの2位」のように、その賞に値しなければ無理に選出しなくていいと思う。
クセになる
ミュージカルとして出だしからラストまで全て最高です。デミアン・チャゼル監督はセッションでも素晴らしかったですが、あれはこの作品の前座だったのでしょうか。先にサントラをヘビロテしていたので、本編が始まった途端、鳥肌が立ちました。その後何度も何度も観ています。主演のライアン・ゴズリング(リアルなピアノ演奏が素晴らしい!)とエマ・ストーンもはまり役。これからもミュージカルの名作として残っていくと思います。それにしてもテクニカラーの発色がとても印象的。ラストの続きを想像するのも楽しいですね(笑)
なんと言っても最後のシーン *ちょっとネタバレ注意
ミュージカル映画だということで、単純に男女2人が幸せになって終わる頭ハッピーセットものだと勝手に勘違いしていた。
最後のSEB’S Barでの演奏と空想シーン、”もしも2人が別れなかった場合”のタラレバストーリーを作品全体をミュージカル調で再度振り返る。この表現を可能にするのがミュージカル映画のオリジナリティであり真骨頂なのかなぁと感じた。セバスチャンの演奏後、ミアが店を後にする際にセバスチャンがいるステージの方を振り返った。そして2人が微笑みあったあのシーン、お互いの選択が正しかったものだと言い聞かせ、”もう1つのハッピーエンド”であることを理解し合った。
もう一度観る必要があるのでまた観ます。
ジョンレジェンドの出演にも驚き桃の木山椒の木
それにしてもエマストーンのドレス姿…あぁ愛しきかな(そしてわたしもあんなに白シャツが似合うジェントルマンになりたいものです。)
ミュージカルを見ているよう
前情報がダンスシーンくらいで鑑賞したので、音楽とダンスに感動しました。
特にエレガントなダンスが素晴らしくミュージカルを見ているようでした。
単なるサクセスストーリーではなく最後がひとひねりしてあり、涙あり驚きありで最後まで面白く見れました。
色と音楽が好き
映画の細かい内容は賛否両論あると思うけれど、
ずっとでも聞いていられる音楽ももちろん、
背景の色、人物の肌や髪の毛の色、なにより美しい服の色が映画のスクリーンを鮮やかにしていてとても心踊らされました!
微妙
ストーリーが凡庸。音楽と映像は良かったのだと思うけれど、やっぱり後半にいくにしたがって、ストーリーの凡庸さというか粗が気になった。
確かに、人生ってこういうもんだと思うけど、現実で身に染みてわかってる身としては、わざわざ映画でそれを見せられてもなあ、と虚しくなってしまった。現実から、一歩先を示してくれるような表現を求めてきまうのは、欲張りなのか。。
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