ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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いい意味で予想を裏切る、出会えてよかった映画
『 ラ・ラ・ランド』を初めて知った時、正直私は見ようとは思いませんでした。
私は海外のラブ・ストーリーはほとんど見ません。特にこれといった理由もありませんし、単に好みの問題ですが。
きっとこの映画は賑やかでフレッシュな純愛ミュージカル、途中で困難が降りかかりつつもラストはそれを乗り越えてめでたくハッピーエンド…映画を見なくとも最後は大体予想がつくものだと、勝手に思い込んでいました。
日本でも話題作となり世間がざわついていても、結局映画館に足を運ぶことはありませんでした。
さて。
ここまでの文を見て、この映画をよくあるベタなラブ・ストーリーだと捉えている方々にぜひ伝えたい。
『ラ・ラ・ランド』はただのラブ・ストーリーではありません。
甘くて苦い。まさにこの映画にはこの言葉がぴったりだと私は思っています。
特に後半からラストにかけての展開は本当に素晴らしい。実のところ、中盤辺りは少し飽きてしまったのが本音だけれど(初見の時は中盤で一旦鑑賞を止めてしまった)一気に覆される。この映画はラストが全体の質を高めていると思うくらい本当に素敵。感無量です。
もう一つこの映画の好きなところは、映画のワンシーン一つ一つにカラフルで鮮やかな色使いが施されていることです。まさに芸術。とても美しく、とてもオシャレ。
どうしてもっと早くこの映画の良さに気付かなかったのだろう。DVDではなくて映画館で見たかった。
それくらい、私の中では五本指に入るくらい大好きな作品です。出会えて本当に良かったなあと思います。
昔っぽいベタな設定とストーリー
ミュージカルは得意ではない。
この作品は設定やストーリーがベタで空を飛ぶ演出なんかも温故知新。ただ最後のダイジェスト的な所なんかはイマドキの感じで、色んな世代の人に受け入れやすい印象。
エマ・ストーンもライアン・ゴズリングもとっても良かった。
でもやっぱりミュージカルは得意ではない。
それにしてもエマ・ストーンの目の大きさ分けて欲しい。顔の半分くらいあるよね!
粋なハッピーエンド
夢を叶えることは恋愛よりも大切という想いがすごく伝わってきた。お互いに好きでありながら結ばれなくても最後に幸福感を感じるのは、ストーリーや演出が素晴らしい証。文句なしの作品でした。
これは。。。
予想外の作り。
はじめに有名な高速道路からの1どりミュージカルで始まり。
夢を見る役者と、ジャズピアニストの恋。
冬で始まり、冬で終わる。
最後が良かった。
これがあったから。
二人は別々な道で夢を叶えたけど。
二人で幸せになる道もあった。
いろんな見方が出来る。
希望が持てる。
ライアンゴスリング、エマワトソンの最後の笑顔がいい。
二人が素晴らしかった。
色使いがすごく綺麗で、作りが昔の映画っぽい、映画らしい映画だ。
2度目観賞で印象がらり
エマ・ストーンの「バトル・オブ・セクシーズ」を見て、これがけっこう面白かったのでDVDを借りて2度目の観賞です。
1回目は、
映画館でのクソみそレビューを書いてしまったが、「LaLaLand 」これ、面白いではないの!
前回のレビューは消去しました。[共感]付けて下さったどなたか、ごめんなさい。これ好きです(笑)
この印象の差は、おそらく僕が自宅DVD派になってしまっていたからなんでしょう。
映画館の大スクリーンだとどうしても色彩が薄く白けてしまい、コントラストが死んでしまうんですよ。
画面が汚くて映画館では物語に没頭することが出来なかったようです。
その点、液晶画面でのDVD再生は画面が小さいことも相まってカラーリングがバッチリ美しくなります。
⇒物語に重要な女性陣の衣装の色合わせ。街のポスターや看板の色味とその前を歩くミアのドレス。クラブの薄暗い照明とバンドの風貌。
チープなシーンもリッチなシーンも・・・
DVDだとこれらがまるで別物のように輝いて美しいんですよ。
加えてヘッドフォン使用でピアノのミュートが沁みてきます。
素敵なミュージカルでした。
現代人向きに曲のテンポも物語の展開も、主人公たちの立ち居振舞いもスピーディーで、あっという間の夢の世界でした。
でも最後に再会した二人の走馬灯のような幻影と、そして我に帰ってお互いに少し微笑んで別れる瞬間。このえもいわれぬ境地に、夢物語が一気に現実に戻る。甘くそして苦く、僕たちは現実を噛みしめる。
これが映画をしっかり〆ていると思います。
エマ・ストーンは、鳳らんのように舞台映えするお顔が持ち味ですねー。
あとジョン・レジェンドのライブシーンは◎。
物語上は「好みではない」、「一緒に音楽活動するに値しない」とミアとセブから否定されている(!)ジョン・レジェンドだけれど、あれは最高のライブでした。臨場感半端なかったです。ケチ付けられることも厭わない王者の風格って。
音楽映画でこのように↑別アーティストの絶品ライブを挟むのは、邦画「NANA・ナナ」と同じですね。そっちもオススメです。
素敵な映画
映画を総合芸術と称するなら、この水準の作品は十年に一本あるかないか、くらいのクオリティ。今よりも、もしかすると何年も先になって、この映画は本当の賞賛を得られるのでは。
映画をアートとして捉えた観点からの「映画史」のようでもある。ある種、高度なサンプリングによって構築された作品ともいえそう。そこにしっかりと統一感をもたせているわけだから、映画への多大な愛情とリスペクトがなければ成立させることはできない。(いろんな映画のワンシーンがデジャブのように重なるが、それと気付けないほどこの作品に調和している)
で、ラフな感想を。
エマストーン。これまで出演作はよくみるものの主演でこれといった代表作がなかった彼女、まさにハマリ役だったのでは。夢と現実をしる悲しげな大きな目が彼女の内面そのものを映しているようで印象的でした。
ライアンのピアノ達者ぶりも見物(ジョンレジェンド仕込み?)
どこか古典的でありながら純度の高いラブストーリーも引き込まれるものがある。儚い結末になるわけだが、最後にある「理想」を派手な演出で決めてくれる。
実のところ素晴らしいと思ったシーンを挙げ出すとキリがない。冒頭のハイウェイから、だから。(カメラワークが鬼です)
観ながら「セッション」は頭にあったわけですが、あれも凄い(ストイックさでは上)、だけどいろんな思いが注ぎ込まれているのはこちらではないでしょうか。すごく素敵な映画だと思います。
夢に恋した
モノクロ映画や古き良き時代の王道に倣った様な丁寧な作り。冒頭群舞が素晴らしい。全体的に長回し・しっかりとした間が印象的だが、キャラの心情を考えられる気持ちのいいテンポ感。前半がやや長く感じた
歌と踊りが楽しかった!!!
最初から最後まで歌と踊りが満載でした!
春夏秋冬でストーリー展開していく物語!
ストーリーの中に出てくる音楽や衣装、ダンスが凄かった!
最後は選ばなかった未来。
相手を思って選んだ道、違う意味でのハッピーエンドでした!
シーンによって雰囲気が違う!
ささやくようなシーン、ドラマチックなシーン、迫力のあるシーンなど、沢山のシーンがでてくるが、同じキャストなのに雰囲気が全然違う!
ミュージカル調ならではのやりとりなどがみてて面白い!
メインキャストの成長ぶりや、ラストがたまらない!!
クセの強い映画だなぁと思った。 前半はその独特な世界観に戸惑って楽...
クセの強い映画だなぁと思った。
前半はその独特な世界観に戸惑って楽しむ見方がわからなかったのですが、後半に近づきこの映画の楽しみ方がわかるとのめり込むように観れました。
最後のシーンは胸が苦しかった…
結果私は凄く楽しめました!
なんだかジャズを映像で楽しんでいるかのような感覚になる映画だった。
ただ好みはかなり別れるだろうなと。
この映画のクセにハマれないと観ててもきっとつまらないだろうな〜
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