ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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エマ・ストーンの表情と瞳の美しさ
ビビッドな画作りと、美しいラブストーリー、何よりもエマ・ストーンの表情と美しい瞳の奥深さは、アカデミー受賞も納得の見どころ。
誰もが共感する恋の思い出と、人生のほろ苦さをちりばめ、きらきらした往年のミュージカル映画へのオマージュを加え、こんなストレート勝負な映画は相当な自信と情熱が無ければ撮れなかったろうと思えてくる。
やっぱりいい!
皮肉なハッピーエンド
これほどまでに皮肉で切なくて圧倒される
ハッピーエンドあるんですかね
ミアが車から降りてカフェに立ち寄るシーンからセブの切ない笑顔までの畳み掛けがもう、本当に素晴らしくて。
2人には夢があってひと夏だけど最高のパートナーで
2人が出会って別れたことでお互い夢を掴むことができて
2人の関係が続いていたら仲良く過ごしていたかと言うと多分そうじゃない
再会して不倫する訳でもなく、今のお互いの成功を静かに見届けれるなんて2人が望んでいたある意味でハッピーエンドだと思いました
皮肉で切なくてリアルで、ベタな展開じゃなくて
映画って想像を超えて心揺さぶられる、まさにこれだよなって思います
こんな面白いなら早く見れば良かったと後悔しました
バンド活動?ジャズはどうした?
オーディションは?なぜ受けない?
大きな分かれ道で
鼓舞し合って夢を掴んだ2人
最後のたらればがミュージカルで終わるから美しいです。
しかもアナログなミュージカル。
グレイテストショーマンの豪華なミュージカルも凄くて好きなんですけど、このアナログな感じのミュージカルが切なさを増してくれるというか。
完璧にうまいダンス、歌じゃないけど、作り手たちの情熱を感じるというか。
観せたいのはミュージカルじゃなくて、このストーリーなんだなと感じました。
ミュージカルは、儚さや切なさを際立たせるための演出に思えました。
ラブストーリーとして楽しんだ人と
サクセスストーリーとして楽しんだ人では
印象が全く違うんでしょうね。
あのオーディションの歌が好きです。
日々正解の見えない暗闇を歩いてるような
夢を追う人に贈る作品なのかなとも思いました。
この衝撃をどうしたらいいんだろうと、後日セッションを観たんですが、これまたすごい衝撃を受けてデイミアンチャゼル、、怖ってなっています。
ファーストマン面白いのかなあ、、
見てるだけで楽しい!それだけだしそれでいい!
面白かった!最高!と思ってレビュー見たらびっくり。なるほどそう言う考えもあるのかと驚いた。
たしかにカメラワーク、音楽、ダンスはピカイチなんだけどそれだけかと言われればそれだけ。ストーリーが薄いというのも頷ける。だって話だけ言ったら20分で終わるものを歌って踊って2時間にしてるだけだから。
でもそれでいいんだよね。この映画は苦しいシーンがあまりない。強いて言うなら恋人と別れるとか夢が叶わないとかその程度。理不尽とか不条理を押し付けられることはない。だから感情移入しにくい人もいるだろうと思うし、重苦しくて社会に訴えかけるような映画が好きな人には受けないと思う。でも苦しいシーンなんか見たくなかったしそれでいいんだよ。楽しく歌って踊って、恋人と別れたくらいのことで大騒ぎするくらい歌って踊って、それが見たいんだよ。綺麗な画と綺麗な音楽、カメラがハマれば最高の映画です。
ジョーカーと対になるような映画だなと個人的には思いました。ジョーカーをめちゃくちゃに評価してる人はこの映画星1にするんじゃない?笑
ラ・ラ・ランド
まーた期待し過ぎちゃった!
評判が良くて、映像も音楽も美しそうだなぁーとどんどん期待を膨らませてしまったもんで、ハードル上げ過ぎちゃいましたね。
とにかくお話にたいしたひねりはなく。
冒頭のシーンがやたらと評価が高いなと感じるレビューが多いなと感じましたが、あの冒頭はなんのためにあったのか?今ひとつ私は理解が追いついていかないままストーリースタート。
頑張る2人を応援したくなったり、
夢を追うことの難しさをしったり、
それなりに楽しんだけれど、特別面白かったぁと思える映画ではなかった。
夕暮れ時の丘に2人がいるシーンはとても美しかったですね。
若い2人が、夢を見て、切磋琢磨する。
挫折を味わったり、愛する人のために夢を諦めてしまったり。若者らしくて私は好きでした。
LAのご当地ミュージカル
LAを舞台にした夢見る男女の、出会いから共に過ごした一年間とその後を追ったメロウなミュージカル。音楽と振り付けがとても良く、大ヒットして聖地巡礼をする旅行者がいるのも肯ける。
朗々と歌い上げるタイプの作品ではなく、特に豪華というわけでもない。人生のほろ苦さを想うような、ちょっとセンチメンタルな気分になりたい時にオススメだと思った。
オシャレ
ミュージカルなんだと思ってたけど
自分の選ばなかった未来について
歌も踊りも、もっと上手い人は沢山います。でも、ライアン・ゴズリングの淋しい瞳は、それを超える魅力があると思いました。
冒頭の10分で、映画として何かを超えてくる本作ですが、わたしは、パラレルワールドのダイジェストによって、このストーリーを大好きになりました。
音楽家や俳優でなくても、自分の選ばなかった未来を妄想することってあって、でも、今を奪われるのは違う、みたいなこと、誰にもあると思います。
月9と呼ばれるドラマ枠では、出会った男女は必ず恋を成就させるとされていた中、当時珍しく竹内結子主演の「不機嫌なジーン」では、主人公が一人を選択し、視聴率が上がらなかったという出来事から恋愛ものの描き方の難しさを考えていた事がありました。
日本のドラマと、映画では違うと思いますが、死別以外の単純な恋人同士が別れるという作品が新しい表現でこんなに面白くて、そして流行って、前作「セッション」で表現仕切った音楽表現以上の監督のストーリーセンスに、脱帽です!
初めて映画館で2回鑑賞した作品
人生は何かを手に入れるためにはすごく努力しなければならないし、欲しいもの全てを手に入れることは不可能。「あの時ああしていれば」という後悔は誰しもが感じたことのある感情であり、ミュージカル調で描いたラストはとても感動した。
こ、これは、、、
面白いの??
ミュージカル初心者でも観れるって評価されてたけど、完全にミュージカル上級者向けでしょ。
数々のミュージカル映画のオマージュに古き良きジャズ。
それを分かった上で評価されてるのはまぁ分かるけど、ミュージカルをあんまり観ないものとしては、
レミゼラブルのほうが遥かに感動したし、
プロデューサーズのほうが遥かに面白かった。
最後の意味もわからんし。
もう普通に再会して結ばれてハッピーエンドでよかったんちゃうかな?
わからん。。。
まぁ、エマ・ストーン、ライアン・ゴズリングの演技はすごかったけど、アカデミー賞受賞作あるあるのわかる人にしかわからない映画やったな。
サラっと楽しむ大人のミュージカル
目を覆いたくなる駄作。
アカデミー賞の大本命っていう煽りに乗せられ、初日に観たのですが、え?え?え?え?え?え?って感じでした。
そもそもストーリーがまるでダメ。
並以下、それも相当につまらないレベルです。
となれば、ミュージカル仕立ての音楽や踊りを楽しむしかないわけですが、エマ・ストーンの貧弱すぎる声量と、ガラスをこするような耳障りな声質では、お世辞にも楽しめるとは言えませんでした。
ライアン・ゴズリングが吹き替えなしで挑んだというピアノ演奏も、シロウトの域を出ておらず、観客に聞かせるレベルではありません。
それにしてもデイミアン・チャゼル監督。
前作で「セッション」という圧倒的な名作を作った人なのに、どうしちゃったの、こんな駄作。
いったい何が起きてしまったのか、想像もできません。
ps. アカデミー賞、取っちゃいましたね。
なんとなく理由はわかるんです。
そもそもアカデミー賞って、投票するのは、全員、映画人なのですから。
つまり、映画業界人たちの内輪ウケで受賞しただけでしょう。
内輪ウケで受賞することを最初から狙ったのだとしたら、おそらくその狙いは成功している映画だ、とは思いますよ。
しかし、一般人にとっては、そんな業界人の内輪のノスタルジーには興味がないわけでして。
いい終わり方です。
ミューズカル好きには、昔のオマージュがたくさん盛り込まれててニヤリとしてしまう・・そんな作品です。
特に自分はジーン・ケリーさんが好きだったので、この作中のタップダンスとか観てると顔がニヤニヤしてしまう(笑)
タイトルにある、LA=ロス・アンジェルスというだけあって、ハリウッドの街並みとかもっと知ってるとさらに楽しめたんだろうな、とも感じましたね。
また、ミュージカルの楽しさをちゃんと持ちつつも、ストーリーもホロリとした苦さがある、観終わった後にそう感じられる作品です。
今年入って初めて映画館に行きましたが、良い体験でした。
また機会あれば見直して、どのシーンが何の作品のオマージュなのか、調べてみようと思います。
夢のように楽しい
それはふつう舞台でやるから、ミュージカルというものは中産階級以上の都市生活者が観る──ものだと思う。
わたしは舞台を観たことがない。舞台を誰が観るのか、知らない。
映画は好きだから、主要古典ミュージカルはおさえている、と思う。
オズやサンドオブやウェストサイドや雨に唄えばetcである。
楽しく観たというより、ミュージカルとはどんなものかを知るために観た──と記憶している。
労働階級にはrole上で台詞を歌って踊ることに対する懐疑がある。
ふつうに演じてくれたらいいのに、と思ってしまう。
が、ミュージカルには意味がある。
芸能博雅な層しか楽しめない、わけでもない。
わたしたちはダンスを楽しみ、同時に人の動きを見て楽しむ。
逃げ恥やUSAの振付を覚えた人は多い。
Bollywoodはいきなり歌い踊り出すが、インドの13億人はそれが好きなはずだ。
歓喜や平和や躍動などをあらわすのに、人々は歌い踊る。歌い踊りたくなる。それには何の疑問もない。
ただし、観る者は、ひねくれている。また、歌い踊る人々を観て、高揚をおぼえるほど、現実から離れられない。
が、小市民としては、ミュージカルを理解しないことには、抵抗をおぼえる。
好きとは言えないが、嫌いとも違う。楽しみ方が解らない──のだと思う。
しかし、この映画では、ミュージカルに対するそれらの苦手意識が杞憂だった。
ストーリーテリングがうまくて、ミュージカルの造りものっぽさが感じられない。
トムフーパーのレミゼラブルは労作なのは解ったけれど、歌い出すたびに違和を感じた。が、この映画では、ミュージカルパートを絞って、移行のタイミングをシームレスにしている。すなわち、さらりと歌いだす、に加えて、歌いだしてもおかしくないほどカラフルなのである。
カラフルでメルヘンな非現実と、現実感のある恋の行方が、いつしかミュージカルを観ていることを忘れさせた。
客席にミアを認めたセブが「ようこそセブズへ」と言うシーンにはおもわず目頭があつくなった。そこから、二人が添い遂げるIFが描かれるのは、まさに夢のような楽しさ。
ラスト見つめ合ってほほえむ、ストイックな着地にも感動した。
恋は実らなかったけれど、時が経ち、お互いの人生を歩んでいる。秋天的童話(An Autumns Tale)を彷彿とさせた。
小さな顔に大きなパーツのエマストーン。
ファンデーションごしにわかるFreckleFaceに惹かれた。
評判に頷ける映画だった。
せちがらい世の中、およそひねくれた観衆のわたしたちに夢を見させる。すごいことだと思う。
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