イット・フォローズのレビュー・感想・評価
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アイデア勝利の「しむらうしろー」映画
・セックスすると自分だけが見える白い格好した何者が入れ替わり追いかけてくる
・裸足のまま外に飛び出すシーンが度々出てくるが、よくそのまま走れるなあ
・レイプ被害者のメタファーとしての恐怖か、いや性感染症の恐怖の具現化なのか?
・怖いものを見せなくても恐怖は表現できる
・じわじわ迫ってくるのも怖かったが、唯一声を出したのはボールばん!
・プールサイドに家電並べてitを捕まえるは意図がよくわからなかった
・映像が綺麗さに目が止まった
自分にあてはめると絶望しかない
うつしてもうつしてもその人が殺されるとまた自分が殺される番になる。
見えてる人が「それ」なのか普通の人なのかもわからなくなっていく。
主人公にうつした相手は良かったよね。
彼女が逃げまくって、うつしまくってくれるから。
っていうか、殺されてSEXされるって何かのオマージュか何かなんでしょうかね?
SEXでうつるってのも衝撃だったけどw
このラストの雰囲気も好きだし、日本よりなホラーな気がします。雰囲気ホラーがお好きな方におすすめ。
おうち-47
どっちつかず。
☆☆☆★★★ 冒頭プールで寛ぐヒロインの右腕に、一匹の蟻が纏わり付...
☆☆☆★★★
冒頭プールで寛ぐヒロインの右腕に、一匹の蟻が纏わり付く。
彼女は躊躇いもせずにその蟻をプールに沈めてしまう。
この場面がその後のヒロインの立場と、クライマックスを同時に暗示させる。
ジャンル的にはホラー映画に属すると思われるのだが、よくあるアメリカンホラーとはちょっと違う。
いわゆる、いきなり《ドカン!》と驚かす場面は極力抑え、基本的にはジワジワと真綿で首を絞めるが如くに恐怖感を煽る。
だがホラー映画の定石と言える
【エッチをした男女は殺される】
…を逆手に取っているところがミソで。ある意味ではパロディー映画とも言える。
低予算によるアイデア一発勝負の映画でも有り。その為には家族関係:警察:近隣:学校等、本来最初に頼る類いの物は一切排除。
大体、人が沢山居る場所には逃げずに、友人達と人が居ない場所にばかり逃げる時点で、これはもう笑ってしまうんですけどね(笑)
(2016年1月31日 TOHOシネマズ六本木ヒルズ/スクリーン5)
最近のホラーで1番好きかも
音で驚かすだとか、そういう定番の恐がらせ方はせずに、80年代の風貌が色濃く残る上質な雰囲気のテンポで構成された珠玉の1作。まずやはりテーマは素晴らしい。ホラー映画とセックスたるもの切っても切れないとも言えるほどついて回るものだが、そのセックスを題材としてここまでの作品が作れるなんて大したものだ。こう聞くとR-15+指定と相まってポルノ的な表現を想像してしまうかもしれないが、性描写は下品に描かれておらず、作品の雰囲気を壊すことなくむしろ貢献している。「それ」の正体はおろか目的なども明かされないが、それもまた良いのかもしれない。いずれにせよ、私はすっかり本作に惚れ込んでしまった。
すっきりしないラストもなんともやりきれない。「インセプション」と同じ気持ちである。
雰囲気といい、カメラワークといい、全てが良い雰囲気だ。何度でも観たい。
主人公ジェイは恋人にS●Xである呪いを移したと告げられる。その呪い...
新鮮なホラー
期待以上に面白かったです。
評価が低い人は、カメラの長回しを冗長に感じる人が多かったからなのかな、と思いました。個人的には「何か」が追いかけてくること=followとカメラで被写体を追うフォローとをかけているんだと解釈しています。映画の空気感作りにも大いに貢献してるし。
その辺りも含めて面白がって映画つくってるなあと思えて好感がもてました。
何かが近づいてくるとポルターガイストが起こるのも面白いし、銃がその何かにしっかりヒットするところも新鮮でよかったです。
斬新なのは脚本だけではなくて、画づくりも非常によかった。ホラーでは定番の美女と結局最後は呪いが解けてない展開を踏襲しつつも、時々ハッとするような角度からシーンが始まったりする。昔流行ったウォーリーを探さないでじゃないけど、よく画面を注視させることで何かがいるのを見つけた時の恐怖感を煽るのもうまいなあ思いました。
この監督が写真集つくったとしたら、きっと不思議だけど何か不穏でカッコいいものになる気がする。
監督の宗教観なのかもしれないけど、何かがグレッグを殺す時に母親になって騎乗位をして精力を吸い尽くしてるようにも見えたのが面白かったです。エロいこと考えてると幽霊は出ないっていうし、エロとホラーってもともと関係が深いんだと思ってます。
バカ売れしなくてもいいから一部の人には刺さり続けるような面白い映画、つくり続けて欲しいです。
見ーつけた?
タイトルなし(ネタバレ)
女子大生のジェイは彼氏のヒューと車の中で一夜を過ごした後意識を失ってしまう。椅子に縛りつけられた状態で目覚めたジェイにヒューが「お前にもあれが見えるだろう」と指差した先には見知らぬ人影。翌朝ジェイは警察に保護されるもヒューは行方不明。近づいてくる人影に怯えて逃げ惑うジェイは友人に助けを求めるが友人達にはその人影は見えない。
登場人物達の立ち居振る舞い、ジェイとヒューがデートする映画館、友人達の所持品、家財道具、車。あらゆるものに違和感が漂い全編不協和音で奏でられているかのような不穏で静かな映像の中をゆっくりと近づいてくる人影が象徴するものはまさしく我々が畏れているものの象徴であり、それから逃れるために彼らが求めるものもまた我々が望んでいるものであるが、それは儚く脆い。デトロイトの街に建ち並ぶ廃虚の向こうに浮かぶ若者達の虚無感はエミネムの『8 Mile』と同じ韻を踏んでいて、映像に映っているものすなわち目に見えているもの、ではない恐怖がいつも傍にある人生で我々がなすべきことを問いかける、極めて深遠なテーマを抱えた青春ホラー映画です。
現実にあったら怖いけど
いろんな姿で現れる“それ”が若干怖いけど、“それ”に実際につかまった際の描写が拍子抜けします。
追いかけてくるのは気持ち悪いですが、全般を通して安心して見れる怖さだと思います。
1回見ればもう見ない可能性大です。
青春ホラームービー
追いかけてくる…
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