イット・フォローズのレビュー・感想・評価
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It will catch you. うーん、微妙
何だろう?発想はリングっぽいけど良いと思いますし、ジワジワ襲ってくるのも良いですし、カメラワークも凝ってると思うのですが・・・全然怖くない。これは自分に合わなかっただけでしょうか?
襲ってくる霊の定義がわからないというか。物理的攻撃が効くし、ドアとか開けないと入って来れないのなら何処かに閉じ込めるっていう手もあるのではなかろうかと思っちゃうんですけど。というか、根本的に襲ってくる幽霊にバックグラウンドとか理由付けを考えないのって作り手の逃げに感じちゃうんですよね。そりゃ考えない方が楽だわな。
オープニングが一番盛り上がり、その後はダラダラしてた感じでした。変に期待したのが悪かったかな?
ホラーの原点!
何かが常に迫ってくる、しかも歩いて!
という設定は、ホラーの原点のような感じがしました!
いつどこに現れるかわからない"それ"を常に感じさせるようなカメラワークに、緊張が高まります!
内容もものすごく簡潔で分かりやすい!
おしいところといえば、
ドン! と驚かすわけでもなければ、
ドゥーーン! と迫る恐怖もそこまで感じない
また、ねっとり恐怖を感じさせるわけでもない
と言ったところで、
ガッツリがホラーみたい!
って時には物足りなさを感じるかも?
子供でも見れそうなホラーですが、
感染の仕方に問題あり??笑
まあ、よし!
よく分からない
終盤近くの、フェンスを越えるシーンで、「それ」は、親とか大人の象徴かな?って思ったりもしましたが。
セックスしたら、親(?)が子供の世界に引き摺り戻しに来る、みたいな。
でもそれなら全員死なないとおかしいし、最初の、彼氏に移した行きずりの女は何回も移されてなきゃおかしいし...
って、悶々と考えてるうちに、
正解が見つからないまま終わった...
もう少しヒントをください...!
数珠繋ぎの執着心
しっかりホラーなのにホラーを観ている気分にならない、新感覚な作品だった。
大筋は単純ながら、描写の濃い部分とサラッとしか触れられない部分のギャップが大きい。
意味や解釈を考えながら観るので面白かったけど若干疲れた。
完全な人間の姿でノソノソ歩いてついて来られる恐怖はなかなかリアルで精神的にキツい。
所謂普通の恐怖現象や霊障がバンバン起きるわけではないけど、実生活に置き換えると誰かに尾けられ狙われるってかなり恐ろしい状況だと思う。
様々な人間に化けて出るので、街行く人の誰が「それ」なのか分からないのが良い。
たびたび画面の隅っこに小さく歩く人影が映る演出がニクい。そしてそれに特に触れられなかったりすると余計に怖い。
思わせぶりなショットも多く、どこかに何かがいるんじゃないかと画面にグッと集中させらた。
「それ」の執着力の強い襲い方が好き。
人に移ったら素直に矛先を向け変えるくせに死んだら前の人にまた戻るなんて。
いくら先に移しても移しても、いつ自分に戻ってくるか知れない恐怖が一生続くなんて!
最初はどうやって始まったんだろう。最初の人まで戻り、その人が死んだら「それ」はどうなるんだろう。
そもそもなぜ性行為で移るんだろう…
数珠繋ぎの途中の話なのでフワッとしているけどその設定を芯を通して貫いているので、余白の部分を想像するのが楽しいと思える。
エイズや性感染症のメタファーなのかなとか、適当な気持ちで寝てしまうと碌なことにならないという教訓なのかなとか、色々考えられる。
同時進行の胸がキュッと締まる青春模様も面白かった。
ポールの淡い恋愛感情の行方が好き。
ラスト、後ろの人影に目を背けてジェイの手を握る彼の選択には強い意志を感じた。
色んな意味でゾッとした。
人にうつすことも出来たのに。
ずっと想いを寄せていて、やっとのことで結ばれたジェイを裏切るような行為がどうしても出来なかったんだろうな。
ジェイもガードが緩いのにポールの真剣さを薄っすら分かっているので彼だけは適当に出来なかったし。
対称的な二人でそれぞれ最後までどこか噛み合わない感じがまたもどかしい。
幼馴染5人のそれぞれの親家族がほとんど出てこなかったのにはどんな意味があるんだろう。
ジェイが頼るのも妹と友達のみ。
大人を信用できない若者の象徴なのか、非現実的なものを頭ごなしに拒否してしまう大人への皮肉なのか。
時代設定も謎だった。
鮮やかな映像と画のつくりと人の撮り方がとても美しかった。
ただ、あまりにもみずみずしく描くので何かネチネチしたものも感じた。監督の欲望というか。
それこそ「それ」の執着心のような。
怖すぎて二度と見れない
自分は今まで観てきたホラー映画の中でも1番と言えるくらい怖くて二度と見れないと思った。ただついてくるだけがこんなに怖いなんて。救いのない絶望感と悲しさが観ていて辛過ぎる。全員死ぬしかこの連鎖を止める事はできないのではないか。結局、自分が助かるために誰かを犠牲にすることは解決にはならない。犠牲が犠牲を生み死の連鎖を広めるだけ。エイズみたいなものへの考え方に似てる。
タイトルなし
こんなんあったら怖いかもって、思いつきの発想だけで描いたような何も練られてない作品。何が原因で何が解決法なのか考える描写もなくただセックスして相手に呪い?を移すだけ。ここに何か意味があるのか視聴者が考えても意味はなく、全て何も語られず終わります(笑)
目に見えないわりに物理攻撃OKだし、呪いを移されてない人でも触れることは可能という仕様。それがOKなら最後はプールの一件で終わりで良かったろうに最後に意味深な終わらせかたをする意味の無さ。そして、プールの一件があった後に彼とセックスする意味は?それもジェイが攻める側かよとツッコミ処満載(笑)あなた怯えてる側の人ですよね?(笑)
意味の分からない何かに毎回姿形を変えて襲われるという発想は良いのに、そこ以外中身スッカラカンだから見終わった後のガッカリ感が半端なかった(笑)
非常に勿体ない作品でした。
この監督の作品なんか好きだわ
正解が何か分からないけど、それを考えるのが楽しい作品。
自分の解釈だと、ついてくるのは嫉妬の塊のようなものかなと。そもそもの性交渉をすると移せるというのが、それをすることによって、相手に対して少なからず想いがあった者の生霊が迫ってくるのではないかな、と感じた。
ポールは売春婦を買わなかったのではなく、あの時たまたま勇気が出なかっただけで、目移りしていたように見えた。
ラストのシーンで後ろからついてきていたのは、ポールに恋心を抱いていた女友達かなと。
他人には見えないため、死んでも自殺したように見えるが実は、その人は誰かの嫉妬に殺されてますよ。ってことなのかな。
悪い冗談
もしくは 悪い夢を観た そんな感じ 「タランティーノ激賞」 たしかに… 彼が好きそうな映画
青春の 純愛に ゾンビやら貞子やらを混ぜたような映画
日常に潜む恐怖 対人恐怖とか被害妄想と
か そのような人々には世界はこう見えているのか 一番の恐怖は周りの人がそれを誰も分かってくれない事かも知れないと思った。 このヒロインには それを信じる
友達がいて 一緒に守ろうとしてくれる
その事が この映画を救う?
色んな要素がごったに入りすぎていて ぼやけてしまったようにも思える。
また 極音上映ということだが… なんだろう…低音をブーストし過ぎなのと 音が主張し過ぎではないだろうか… 爆音は好きだが どうも 極音は気になった。
後方から、ゆっくりと近づいてくる死の恐怖
セックスをすると「それ」は移る。逃れるには、誰かとセックスして「それ」を移すしかない。普通の人には「それ」は見えない。「それ」は見知らぬ他人や、近しい人の形をして、ゆっくりとだが、生活しているところに、歩いて迫ってきて、追いつかれると殺される。動きF持続性Sの近距離パワー型で、自動追尾してくる悪霊。移したとしても、移された人が死ぬと、「それ」が戻ってくる。一度移された人には、「それ」が見えなくなる事がない。だから、安心できない。
女子校生のジェイは、最近知り合ったイケメン、ヒューと一夜を過ごすが、次の日、「それ」の存在を教えられる。ジェイの友達のポールとヤラ、妹のケリーに加えて、向かいの家のチャラいイケメン、グレッグが、姉の様子がおかしい事に気付き、助けようとするが、、、
リングなどのジャパニーズホラーに通じる、じわじわっと怖い感じが、この映画にはある。
最後の10分ぐらいがすごく惜しい。こういうのって「なんで?」とか「どうやって逃げる?」とか必死で考える展開になるはずなんだけど、それが少ない。最初と同じ感覚が、ずっと続く。怖いかも、で終わった。
メッタメタのメタファー。「それ」は「死」のことですよね、きっと。
気になったポイント
・授業中に窓の外を眺めてたら、「あんたダレ?」な婆さんが、校庭をゆっくり歩いて迫ってくる。ただただ婆さんが真っ直ぐ歩いてくるだけ。でも怖い(ウソやろ
・心配してジェイの部屋にやってきたヤラの後ろから、背の高い男に化けた「それ」も無言で一緒に入ってくる(ウソやろ
・車で逃げたグレッグの別荘で。みんなで浜辺の椅子に座ってたら、後ろから歩いて「それ」がやってくる。みんなうろうろしたり、近くを横切ったり、目の前を通ってるのに、「それ」がジェイの後ろにきて、ジェイが捕まるまで気づかない。見えないから当たり前(志村、うしろ!
・グレッグ(チャラいが、頼りになるご近所のにいちゃん)は、母親の姿をした「それ」に一撃で殺されて、犯された(ウソやろ
・最終決戦で、「それ」のいると思われる空間を狙ってポールが撃った銃が、ヤラの脚に当たった。下手くそすぎ(ウソやろ
・最後に、ジェイは手を繋いで前を見て歩いて行く。微塵も、後方から迫る怖いものを感じていない(死の克服?
とはいえ、「フォロワー」が出るだろうなという、新ジャンル。ちゃんとした、リメイク版が見てみたい。
クッソつまらん
久しぶりに外れ映画に当たってしまった。
全く怖くない、主人公が鈍臭い、ブス、自分勝手、ビッチでイライラ、周りの仲間もバカで危機感ないやつばっか、ひたすらおんなじことの繰り返しと、とにかくどこをとってもとにかくつまらない。こんなのが3.2も評価があるなんてとても信じられない。これより低い評価でもっと面白い映画なんてごまんとある
何かがゆっくりやって来る
設定も面白く映像も綺麗で面白かったんですが
どこか惜しいような。
迫ってくる"何か"に理由付けは要らないとは思いますが
物理攻撃が有効など微妙な設定が曖昧です。
主人公ジェイの行動がどんくさく感じちょっとイライラ。
しかしただのホラーではない面白さがあり、
あのラストも 嫌な感じはしませんでした。
ゆっくり歩いてくる不気味さは最高です。
迫ってきているのに気づいていない時があるのね。
プールのシーンの目的が今ひとつ分からないが、何か見落としただろうか。
お金はないのを頭を使ってカバーした映画。歩いて近寄ってくるだけで、こんなに不安にさせられるとは。
裏設定等色々ありそうだが、下手に種明かしされるよりもこのままの方が、得体の知れない怖さがあっていい。
レビューは微妙だったから 期待はしなかったけど 思っていた以上に面...
レビューは微妙だったから
期待はしなかったけど
思っていた以上に面白かった!
仲間みんな美男美女でこんな友達
いたらいいのにって思った。
設定も個性的だし、じわじわくる感じがなんともいえない。
幽霊とかより人間が一番怖い。
ホラー系は平気な私でもこれは違う意味で怖かった。
怖いの好きな人におススメしたいなぁ!
これは新しい
これは新しい。観客をルールに連れて行ってから、ただあれだけのことで、ただ、怖い。新しい。単館系で時々来る、新鋭に仲間入りだね。こういうアイデア一発でここまで持ってこれるのは感動。映画好きな人が、「俺でも取れたじゃんこれ」と思えるような作品で、このパワー、この監督スタッフに大型映画作って欲しい。
アイデア勝利の「しむらうしろー」映画
・セックスすると自分だけが見える白い格好した何者が入れ替わり追いかけてくる
・裸足のまま外に飛び出すシーンが度々出てくるが、よくそのまま走れるなあ
・レイプ被害者のメタファーとしての恐怖か、いや性感染症の恐怖の具現化なのか?
・怖いものを見せなくても恐怖は表現できる
・じわじわ迫ってくるのも怖かったが、唯一声を出したのはボールばん!
・プールサイドに家電並べてitを捕まえるは意図がよくわからなかった
・映像が綺麗さに目が止まった
自分にあてはめると絶望しかない
うつしてもうつしてもその人が殺されるとまた自分が殺される番になる。
見えてる人が「それ」なのか普通の人なのかもわからなくなっていく。
主人公にうつした相手は良かったよね。
彼女が逃げまくって、うつしまくってくれるから。
っていうか、殺されてSEXされるって何かのオマージュか何かなんでしょうかね?
SEXでうつるってのも衝撃だったけどw
このラストの雰囲気も好きだし、日本よりなホラーな気がします。雰囲気ホラーがお好きな方におすすめ。
おうち-47
カルト的な人気が続きそうな作品。
バーンで脅かすタイプじゃなく、
じわじわ心理的に攻めてくるタイプで、全体的に湿った雰囲気が漂う。
撮り方と、音楽と、小道具や衣装のセンスがよくて、
「それ」自体はゾンビみたいに気づかれたらいきなり目を剥き出して走ってくる凶悪さはなく、
言ってしまえばグロも冒頭くらい。
同じく「それ」の『IT』はピエロだけど、
こちらは誰に移ったかわからない。
歩いてくるだけなのに怖い。
カメラに映る歩いてる人みんな怖くなる。
主題歌?
エンドロールで流れる音楽がすごく脳にこびりつきます。
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