「「死」のメタファー」イット・フォローズ ジンクスさんの映画レビュー(感想・評価)
「死」のメタファー
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まず、ツッコミどころは山ほどあります。
霊の姿が他人に見えないの分かってるのに、寝てる間見張ってると言ってもらって安心するって、状況把握能力が無さすぎ。
別の「見える人」が「近付いてきてる!?」怖がってるのに、この主人公は怖がらないとか。
最初に出てきた、覗き見する子どもの意味は何だったんでしょうか?伏線かと思ったらただのエロガキ?
ラストは霊が普通に銃弾で死んでましたね(笑)
しかし、それ等を差し引いてもハラハラ感を持ちながら観ることができました。
歩いてくるスピードは丁度いい遅さです。
中盤、本人が気付いてない間にも霊が近付いてきてて、誰も気付かず偶々車で離れて助かるとか。
ラストの詩の朗読から察するに、恐らく「死」のメタファーなんでしょう。
他人からは視えず、一時的に逃れてもいずれ迫ってくる。
都市伝説で、ボタンを押せば大金貰える代わりに、一生死神が直線距離を歩いて近付き続けるから、海外を転々として逃げ続けなきゃいけない話に似てますね。
まあそりゃいずれ誰でよ死ぬよね。
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